【推しの子】ミヤえもんこと斉藤ミヤコがいい人すぎる!

大人気マンガ【推しの子】では芸能界を舞台に、主人公アクア・ルビーの周りにさまざまな思惑を持った大人が登場します。

その中でもとりわけ『聖人』と名高いのが、斉藤ミヤコ。

彼女は現・苺プロの社長であり、アクア・ルビーの里親でもあります。

今回はそんな斉藤ミヤコが『聖人』と呼ばれる所以や、魅力についてご紹介していきます!

斉藤ミヤコのプロフィール

まずは斉藤ミヤコのプロフィールを見ていきます。

年齢、性格など

  • 年齢 初登場時:20代前半〜半ば(推定)/第二章以降:30代後半〜40代前半(推定)
  • 職業 初登場時:苺プロ社長夫人、B小町のマネージャー/第二章以降:苺プロ社長
  • 性格 美少年、イケメン好き

年齢については正確なところはわかっていません。

しかし第一話でアイが「奥さん若いよね」と発言していることから、壱護(初登場時の年齢:30代半ば〜後半)とはかなり年齢が離れていると予想されます。

若い時からかなりの美人だった斉藤ミヤコ。その美貌は変わることなく、年月が経った第二章でも健在です。むしろ年を重ねるごとに、落ち着きのある美魔女と化していっています。

アニメでの声優

アニメで斉藤ミヤコの声を担当するのは声優のLynn(りん)さんです。

  • 名前   Lynn(りん)
  • 生年月日 6月1日
  • 出身地  新潟県
  • 所属   株式会社 アーツビジョン
  • 趣味   競馬、写真、映画鑑賞、ラーメン、ファッション、卓球
  • 代表作  アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」(ミオリネ・レンブラン)、「青のオーケストラ」(立花 静)、ゲーム「ウマ娘 プリティダービー」(マルゼンスキー)他

斉藤ミヤコと星野アクア・ルビー

ミヤコとアクア・ルビーは義理の親子であり、苺プロの社長と所属タレントという関係でもあります。ここに至るまでにどんな経緯があったのかをご説明します。

最初は二人のベビーシッターだった

斉藤ミヤコの初登場は単行本1巻2話。

当時極秘出産したアイに代わって、アイが仕事の間アクアとルビーの面倒をみるベビーシッターとして登場します。

当時はまだまだ若く、イケイケだったミヤコ。社長夫人でありながら子どもの面倒をみさせられていることに、徐々に不満を溜めていきます。

そしてある日ついに大爆発!アイと双子のことを週刊誌に売ろうとしたのです。

しかしここでアクア・ルビーの怪演によりミヤコは改心します。

それからはルビーのお告げである「イケメン俳優との再婚」を夢見て、二人に尽くすようになりました。

アイの死後アクアとルビーを引き取る

アイがリョースケに刺殺された後、ミヤコは正式にアクアとルビーを引き取っています。

母親を亡くし、天涯孤独になってしまった二人。そんな二人を見てミヤコは「正式にうちの子になりませんか?」と声をかけたのです。

元々戸籍上では親子になっていたので、いつしか本当の母親のような情が湧いたのかもしれません。

もちろん二人にとって本当の母親はアイだけ。ミヤコはそれを受け止めた上で、二人を引き取ろうと決意したのです。

彼女が「聖人」と呼ばれる所以はここからきているのですね。

この言葉に幼いルビーは涙を浮かべ、ミヤコに抱きついています。対してアクアは俯いたままミヤコに近付くことができません。

成長した後も、この関係は変わっていないように見えます。

ミヤコに全幅の信頼を置くルビーに対し、どこか距離を取っているアクア。しかし彼は彼なりにミヤコを信頼しているのでしょう、後に彼女の体調面を気遣う描写も出てきます。

ルビーのためにアイドル事業を再開

アイの死後、程なくB小町は解散し、苺プロはアイドル事業から撤退しました。

その後長くアイドル事業から遠ざかっていましたが、ミヤコはアイドルを目指すルビーのために、アイドル事業を再開させます。

一度撤退した事業を10数年ぶりに再開させるのは、並大抵の覚悟ではできません。

それでもミヤコは本気でアイドルになりたいというルビーを援護するために、自ら名乗りをあげたのです。

成長と共にますます容姿がアイに似てきたルビー。

そんな彼女にアイのような「天性のアイドル」の片鱗を見たのかもしれません。

「ルビーのアイドルへの憧れは止められない」「それなら自分の手で育てよう」と決意したミヤコ。どこまでも本当の母親のようですね。

ミヤえもんはいかにして誕生したか

ところでミヤコはファンから「ミヤえもん」の愛称で呼ばれていますが、そのきっかけはルビーのひと言でした。

15歳になり、陽東高校の芸能科へ入学したルビー。

そこでクラスメイトとなった女優、不知火フリルから「あなたは何をしているの?」と聞かれます。

芸能科に所属する以上、なんらかの芸能活動をしていることは必須。しかしこのときルビーはまだ何も活動しておらず、フリルの質問に「特に何も…」としか答えられませんでした。

帰宅したルビーは悔しさのあまりミヤコに「ミヤえもーん、早く私をアイドルにしてよーー!!!」と泣きつきます。

ミヤえもんとはもちろん某アニメ「ド●えもん」をもじったもの。完全にミヤコに頼りきっていますね。

斉藤ミヤコと斉藤壱護

斉藤夫婦については詳細な描写が少なく、二人がお互いをどう思っていたのかを知る手がかりはあまりありません。

しかしながら、お互い仕事上のパートナーとしては評価していたところも見られます。詳しく探っていきましょう。

斎藤壱護と結婚したのは打算?

斉藤ミヤコが壱護と結婚したのは「美少年と仕事ができると思ったから」と本人が口にしていたように、彼女は相当なイケメン好きなようです。

事実、アイのスキャンダルを週刊誌に売りつけようとしたのは、本担のホストMOETを月間売り上げ1位にするためでした。

二人の馴れ初めは不明ですが、年齢差があることを考えても、愛情からの結婚ではなさそうです。

ただ、彼女も社長夫人の地位に甘んじることはなく、B小町のマネージャー業や双子の世話はまじめに取り組んでいました。壱護がその手腕を買っている可能性もあります。

壱護失踪後は苺プロを引き継ぐ

アイの死後、斉藤壱護は音信不通となり失踪してしまいます。

残されたミヤコは社長として苺プロを引き継ぎ、事業を立て直します。

それから10数年間、子育てをしながら新規の事業に手を広げ、ネットタレント事業で成功。今では大勢の人気ユーチューバーやティックトッカーを抱える事務所にまで成長しました。

特に覆面筋トレ系ユーチューバー「ぴえヨン」は年収1億円を稼ぐ、苺プロの稼ぎ頭。こんな大物が在籍していることからして、ネットタレント事業ではかなり上手くいっているようです。

今後二人は復縁するのか?

壱護は失踪した後、ミヤコに会おうとはしていません。ミヤコもまた壱護を真剣に探すつもりはなさそうです。

実は壱護は「アイを殺したやつを探して復讐する」と考えており、実行した際に迷惑にならないように、ミヤコたちの前から姿を消したのでした。

しかしルビーやアクアが簡単に壱護に接触できたように、ミヤコも会おうと思えば会えるのかもしれません。むしろ本当は居場所を知っている可能性もあります。

それでも会わないのは、全てを自分に押し付けて消えた夫が許せないのか、それとも夫の思惑に気付いてあえて距離を取っているのか。

どちらにせよ、近いうちに復縁するといったことはないといえそうです。

社長としての斉藤ミヤコ

B小町のマネージャーからいきなり社長になったミヤコ。10数年間、なんとか会社を存続させようと、彼女なりに必死で頑張ってきました。

ここではそんなミヤコの社長としての手腕や、苦労した様子を見ていきます。

実はかなりの実力者

壱護失踪後、双子の子育てと社長業を両立してきたミヤコ。

どちらかだけでも大変なのに、どちらも成功させているのが彼女のすごいところです。

特に社長業としては、B小町解散後不振だったアイドル事業から早々に手を引き、会社のダメージを最小限に抑えています。

また、より時代に合ったネット事業に手を広げるなど、先を見据える力もありそうです。

己の不甲斐なさを嘆く苦労人

とはいえ、本人は本当は「社長業よりも現場の方が向いている」と思っているようです。

自分に地力がないばかりに、せっかくルビーが売れそうなのに、満足な仕事をさせてあげられない。

大手ならメインで獲れる仕事も、自分ではひな壇が精一杯。

コネも経験もないから舐められている、と嘆くシーンがあります。

苺プロはやはり壱護の人脈や手腕あってこそだと、壱護の社長としての能力を高く評価しているシーンでもあります。

斉藤ミヤコについてのまとめ

今回は【推しの子】斉藤ミヤコについてご紹介しました。

回を重ねるごとにますます美しさを増していく彼女。

『聖人』『ミヤえもん』など多くの愛称があることからも、人気があるキャラクターだということがわかります。

今後アクア・ルビーの復讐劇にどう関わっていくのか、壱護との再会はあるのか。彼女の動向も気になるところです!