【推しの子】斎藤壱護が失踪した理由!星野アイとの関係は?

『推しの子』のメインキャラクター・星野アイの所属プロダクションの社長として、アニメ1話で活躍する斎藤壱護。

しかし、アイの殺害後に壱護は失踪してしまいます。

アニメでは暫く登場していない壱護ですが、原作では壱護の現在も描かれているのです。

本記事では、斎藤壱護のプロフィールと、星野アイとの関係、失踪した理由、妻であったミヤコとの現在についてまとめました。

【推しの子】斎藤壱護のプロフィール

斎藤壱護(さいとういちご)は、苺プロダクションの元社長。

まだまだ謎の多い壱護ですが、アイを伝説のアイドルに育て、アクアやルビーも認めるほどのプロデュース力を持つ人物です。

まずは壱護の基本的なプロフィールを紹介します。

斎藤壱護の職業

斎藤壱護は、アイの所属していた芸能事務所「苺プロダクション」の元・代表取締役。

苺プロダクションはもともと小さな事務所でしたが、アイの所属していたグループ『B小町』が、東京ドーム公演ができるくらいのアイドルになったのは、壱護の手腕と言えるでしょう。

アイの死後、壱護は釣りで生計を立てているようです。髪やひげを伸ばしっぱなしにしているため、見た目の清潔感は失われており、あまり人と接触はしていなさそうな雰囲気で描かれています。

斎藤壱護の性格

壱護は推しの子の中でも、かなり強面に描かれています。

しかし、見た目の反面、情に厚く優しい性格。

旦那を伏せて妊娠したアイに対して、呆れながらも支えており、アイにとって父親のような存在でした。

壱護のプロデュース能力が高く頭が良いのは明確ですが、優しく人間味を持っているキャラクターです。

斎藤壱護の声優は江川央生さん

斎藤壱護の声優は、青二プロダクションに所属する江川央生さんが演じています。

江川央生さんの代表作は、『ハイキュー!!』の島養繁心、『からくりサーカス』仲町信夫、『ONE PIECE エピソードオブナミ 〜航海士の涙と仲間の絆〜』クロオビ、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』キラービーなど。

また、江川さんは吹き替えでも活躍されています。

壱護の渋さと冷静さ、時折あらわれる優しさも感じられるお芝居が魅力です。

【推しの子】斎藤壱護と星野アイの関係性

壱護とアイは、事務所の社長と所属アイドルですが、親子のように仲が良く信頼しあっていました。

施設育ちだったアイを、壱護は娘のように思い、大事にしてきたことが原作でも描かれています。

ここでは、アイと壱護の関係を再確認していきましょう。

壱護はアイを芸能界に勧誘した

壱護は当時中学生だった星野アイを、苺プロダクションへスカウトしました。

アイは前科持ちの母親に育児放棄されていて、施設育ちだったため「アイドルなんて無理」だと言っていましたが、壱護はそれでも勧誘をします。

その結果、アイは苺プロダクションに加入。アイは伝説のアイドルとなるのです。

壱護はプロダクションに加入したアイの身元引受人となり、親代わりとしてもアイをサポートしていました。

アイが妊娠したことを知っていた数少ない人物

壱護はアイを連れて、ゴローの病院へ行きます。つまり、アイが妊娠を明かせた唯一の人物が壱護だったのです。

とはいえ、壱護はアイの旦那が誰なのかまでは知りませんでした。

壱護はアイのことを大事にし、理解していたからこそ。無理に聞き出さなかったのかもしれません。

アイがアクアとルビーを出産した後は、壱護とミヤコの子どもという設定にし、アイの妊娠・出産をカモフラージュしていました。

【推しの子】斎藤壱護が失踪した理由

アイのことを娘のように思っていた壱護。アイの死後はアクアやルビー、妻であるミヤコを置いて失踪してしまいます。

アイが死んでしまってショックなのは想像がつきますが、今まで社長をしてきたような人物が失踪してしまうなんて、よほどのことですよね。

壱護が失踪した理由は、推しの子の原作で描かれています。壱護が失踪する経緯を見ていきましょう。

殺人犯に1人で復讐するために失踪した

壱護はアイの犯人へ復讐をすべく失踪していました。

ミヤコ、ルビー、アクアを置いて失踪したのは、一人で犯人に復讐をしたいと考えていたからです。

アイを直接刺したファンは自殺していますが、それ以外にもアイの殺人に関わっている人物がいることを壱護は気付いていました。

ですが、まだその人物の正体までは辿り着いていません。

壱護は「犯人がわかっていたらすでに殺している」とまで言っています。

アクアとルビーに情報提供をしている

すれ違いの結果、不仲になったルビーとアクア。

ですが、それぞれ自分で壱護の居場所を特定していました。

アイドルになったルビーは、壱護のプロデュース力を使い、アドバイスを受けて着実に仕事を増やしていきます。

壱護とアクアは、お互いの気持ちが同じだということを知り、二人で情報交換をすることになります。

アクアと結託し犯人の復讐を決意する

アイ殺害の犯人の疑惑があった俳優・上原清十郎が死んでいることを知ったアクア。

その時に一度アクアの復讐心は消えたものの、壱護との会話で上原清十郎はアイの殺害前に死んでいたことを知ります。

上原清十郎が犯人ではなかったことを知り、復讐心を取り戻してしまったアクア。

壱護とアクアは結託し、犯人への復讐を決意するのです。

斎藤壱護と斎藤ミヤコはどうなる?

壱護の妻は、ルビーとアクアの育ての親で、現・苺プロの社長である斎藤ミヤコです。

もともとは壱護が苺プロの社長でしたが、アイの死亡後に失踪したため、ミヤコが社長業を引き継いでいます。

妻であったミヤコにですら、壱護は連絡をとっていないようです。

最後に、ミヤコと壱護の関係を見ていきましょう。

苺プロダクションはミヤコが継いでいる

壱護の失踪後、苺プロダクションは壱護の妻であったミヤコが継いで代表取締役に。

アイを失い壱護も失踪、B小町も解散。その後はネットタレントのマネジメントをメイン業務とした会社になりました。

新生『B小町』も、事務所の得意分野を活かし、Youtubeなどの配信に力を入れているのが作中でも描かれています。

今でこそ、プロダクションの社長として、ルビーとアクアの母親代わりとして活躍するミヤコですが、壱護と結婚した当初は「イケメンと再婚する」と言っていました。

壱護を利用しようとしていたミヤコですが、ルビーとアクアの存在や、アイの死で壱護が失踪したことをきっかけに、デキる女社長になるのです。

復縁の可能性は低い

失踪後、ミヤコと壱護は接触していないようです。

壱護は「一人で復讐しようとしていた」と言うことから、ミヤコを巻き込みたくないのでしょう。

ミヤコの前から消えてまで復讐を考えていることから、壱護とミヤコの復縁の可能性は低いと考えられます。

現時点で、ミヤコと壱護のその後の関係については触れられていませんが、アクア、ルビーとはそれぞれ接点があるため、どこかで遭遇する展開も考えられます。

ルビーとアクアを置いて失踪した壱護。失踪の理由を知ったとしても、二人を育ててきたミヤコにとっては許せないかもしれません。

まとめ

斎藤壱護は、苺プロダクションの元・代表取締役で、アイをアイドルに育て上げた人物です。

アイのことを所属アイドルとしてだけではなく、娘のように想っていた壱護。

アイがアイドル活動をしながら子育てができるように、アクアとルビーの存在をカモフラージュしていました。

壱護にとって、それくらいアイは特別な存在。そのため、犯人へ復讐をするべく失踪してしまうのです。

一見、無責任にも思える壱護の行動ですが「ルビーとアクアにはミヤコがいる」という想いもきっとあったのでしょう。

現在はルビーとアクアに居場所を特定され、二人に協力しています。壱護は二人の復讐に協力する、重要な人物なのです。

今後、作中で壱護はどのように動くのか、展開が楽しみですね!