漫画『ミギとダリ』の作者である佐野菜美さんが死亡したという噂が広まっています。佐野菜美さんの漫画は、その独特な作風で多くのファンから愛されていました。死亡したという噂は本当なのでしょうか?今回はその真相について調査しました。
『ミギとダリ』の作者・佐野菜美について
佐野菜美さんは、2010年に読み切り漫画『ノンシュガーコーヒー』でデビューし、その後『坂本ですが?』を連載。この作品は大きな人気を博し、2016年にはアニメ化も果たしました。さらに2017年からは『ミギとダリ』の連載を開始し、その独特なシュールな展開とシリアス要素の融合で注目を浴びました。『ミギとダリ』は連載終了から約2年後、2023年10月にアニメが放送されました。
佐野菜美のプロフィール
- 生年月日:1987年4月17日
- 出身: 兵庫県西宮市
- 職業:漫画家
- 活動期間:2010年~2023年
- 代表作:『坂本ですが?』『ミギとダリ』など
『ミギとダリ』の作者が死亡したのは本当?
『ミギとダリ』の作者・佐野菜美さんは、36歳という若さで死亡しています。亡くなられたのは、2023年8月5日。『ミギとダリ』のアニメが放送される2か月前でした。
死因は急性のガン
『ミギとダリ』の作者・佐野菜美さんが死亡した原因は、ガンであることが明らかになっています。ご家族のコメントによると、そのガンは非常に進行の早いタイプであり、わずか1ヶ月の闘病の末、亡くなったということです。
この発表によれば、病気が判明したのは2023年の7月初旬と考えられます。それから約1ヶ月後の2023年8月5日、佐野菜見さんは惜しまれながらもこの世を去ることになりました。
遺書には「楽しい人生だったわさ」という言葉が
佐野菜見さんは最期に遺書を残し、その一部が公開されました。そこには「この人生は楽しい人生だったわさ」「これから多分もっと自由な世界にいってきます」「アバヨ」という言葉が記されていました。
最後の最後まで、彼女らしいユニークな言葉を残していった佐野菜見さん。彼女はいったいどんな思いでこれらの言葉を綴ったのでしょうか。天国で安らかに暮らせていることを、心から願います。
『ミギとダリ』関係者の追悼コメント
『ミギとダリ』作者の死亡を受けて編集者やアニメ関係者から様々なコメントが寄せられています。その一部を紹介します。
編集部のコメント
掲載誌『ハルタ』の編集部は、佐野菜見さんが『ミギとダリ』のアニメを監修しつつ、新連載の打ち合わせを進めていたことを明かしました。「病気が見つかって入院する前に、『これを乗り越えたら、すごい漫画が描ける気がします』と言っていました」と振り返っています。
『ミギとダリ』アニメ声優陣のコメント
佐野菜見さんの訃報を受けて、TVアニメの声優陣も追悼メッセージを次々と投稿しました。
ミギ役・堀江瞬
ミギ役の堀江瞬さんは佐野菜見さんの訃報に対し、「本当に信じられない気持ちでいっぱいです」とコメントしました。アニメが開始直前であったため「わくわくを一緒に共有したかった」と無念の思いを述べ、最後には「先生、ゆっくりお休みくださいね」と労いの言葉を綴っています。
ダリ役・村瀬歩
ダリ役の村瀬歩さんはアニメの制作現場を振り返り、「アフレコ現場にも来てくださり、優しいお言葉をかけてくださっていた」と述べました。また、「完成を観ていただけないのがとても悔しくて残念でなりません」とやるせない思いを吐露しています。
堤丸太役・武内駿輔
堤丸太役の武内駿輔さんも突然の報せに驚き、「Anime Japanでお会いした際、優しいお言葉をかけてくださり、本当に光栄でした」と述べています。「丸太をかなり自由に演じてしまったのに楽しんで頂けた事、本当に嬉しかったです」と感謝の気持ちを表していました。
まとめ
『ミギとダリ』の作者が死亡したという噂は本当だったようです。佐野菜美さんの作品は多くの人々に愛され、彼女の才能と努力は忘れられないものとなりました。彼女の作品をいつまでも楽しんでいきましょう。