1995年に放送されたアニメシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』は、その独創的な世界観と奥深さから、多くのファンを魅了してきました。アニメ放送終了後も劇場版など多彩な展開を見せ、その人気は絶えることがありません。
しかしシリーズが多い分、エヴァンゲリオンの映画をどの順番で見るべきか迷うかもしれません。本記事では、エヴァンゲリオンの映画を見る順番や、新旧の違いなどについて徹底解説します。
エヴァンゲリオンの映画を見る順番は?これまでの作品まとめ
エヴァンゲリオンシリーズは、<旧シリーズ>と<新シリーズ>の2つに分かれています。ストーリーを深く理解するには、放送・公開された順番に見るのがおすすめです。
旧シリーズと新シリーズは全く別のストーリーになっています。美麗な映像で楽しみたいという方は、まずは新シリーズから見てみるというのもアリでしょう。
旧シリーズ
【テレビアニメ】
- 『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年10月~1996年3月、全26話)
【旧劇場版】
- 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』(1997年3月)
- 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』(1997年7月)
- 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)2 / Air / まごころを、君に』(1998年3月)
新シリーズ
【新劇場版】
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007年)
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009年)
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年)
- 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021年3月)
エヴァンゲリオン新旧の違いは?
本作では2015年の世界を舞台に、巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描いています。
メインの登場キャラクターや基本設定に変更はありませんが、旧シリーズと新シリーズでは、全く別の物語が展開します。細かい違いを挙げるときりがありませんが、大まかな違いは以下の通りです。
アスカの苗字が違う
旧シリーズのアスカは「惣流・アスカ・ラングレー」でしたが、新劇場版では「式波・アスカ・ラングレー」となりました。アスカの苗字が変わった理由として、庵野秀明監督は「EVAパイロットの設定を旧作と変えているため、整合性をもたせるために名前も変えた」と語っています。
新シリーズには【真希波・マリ・イラストリアス】が登場
新シリーズに登場する真希波・マリ・イラストリアスは、旧シリーズには登場していません。新劇場版『破』の冒頭から登場している彼女は、仮設5号機、2号機、8号機と、どのキャラクターよりも多くのエヴァに搭乗。劇中でも何か重要なことを知っているような発言が多い、ミステリアスなキャラクターです。
海の色が違う
テレビ版では海の色が現実世界と同じで青く、旧劇場版のラストで海の一部が赤く染まりました。一方、新劇場版では最初からすべての海が赤く、海洋生物が死滅した状態です。そのため、新劇場版のシンジたちは海の生き物をほとんど知らない様子が描写されています。
まとめ
エヴァンゲリオンの映画を見る順番や新旧の違いを紹介しました。本作を鑑賞する際には、放送順序通りやリブート版から始めるなど、さまざまな楽しみ方があります。また、TVシリーズと劇場版の違いなどを理解することで、よりエヴァンゲリオンの世界を楽しむことができるでしょう。他にもヴァイオレットエヴァーガーデン 見る順番なども把握し、アニメ鑑賞をお楽しみください!