【進撃の巨人】エレンが最後を迎えたのはいつ?ラスボスになった2つの要因

人気作品『進撃の巨人』、その中心人物エレン・イェーガーの運命が気になっていませんか?

この記事では、エレンがいつ、どんな最期を迎えたのかをシンプルに解説。

また、エレンの最後を創り上げた諌山先生のコメント、読者の反響などもまとめました。

その後で、エレンの最後の瞬間やその意味を深堀りしていきます。

エレンの選択がもたらした全ての影響を一緒に見ていきましょう!

【進撃の巨人】ラスボスエレンの最後はいつどんな風に描かれた?

別冊少年マガジン公式Twitterアカウント進撃の巨人完結編放送記念コメント

進撃の巨人アニメ完結編放送記念(別冊少年マガジン公式Twitterアカウントより)

諫山創著『進撃の巨人』(講談社、英語名はAttack on Titan)。

進撃の巨人は数々の謎や衝撃の展開でファンを引きつけてきましたが、その中心はやはり主人公エレン・イェーガー

特に物語の終盤でエレンが世界を文字通り「震撼」させる、「地鳴らし」を行うという展開は多くの人の驚かせました。

エレンは大切な人を守るため、自由を得るため、壁の中に眠っていた幾千万もの超大型巨人たちを解放。

それから人類の8割を踏み潰し、ミカサやアルミン、リヴァイたちの手によって倒されました。

これがエレンの最後です。

結果としてエレンの願い通り、ミカサを始めとしたパラディ島の人々は助かり、アルミンたちは人類の敵を滅ぼした英雄とされます。

さらにはミカサの選択、愛する人を自らの手で止めることによって始祖ユミルが囚われていた愛の呪いが解け、巨人の力は消え去りました。

エレンの最後のシーンとは?

場面的なエレンの最後はと言うと、首だけの存在としてアルミンと対面する最終話のシーン。

「エレンの姿はしていないけれどあれは確実にエレン」というラストシーンはこちら。

戦いが終わったあと、ミカサが一人で仲間を待っている際、エレンを恋しがって泣いている時に鳥の姿でマフラーを巻く、同じく最終話にあるシーンです。

エレンは以前、絶体絶命になった時にミカサに向かって、マフラーをいつだって巻くと約束していました。

傍にはいられないけれど約束は守る、エレンらしい最後に思えます。

エレンの最後はいつ?作中では854年、各メディアでは…

進撃の巨人でエレンが最期を迎えたのは、進撃の巨人138話ラストです。

ただエレンらしき鳥が現れたのが最後だとするのなら、最終139話、作中の歴史では854年となります。

各メディアではいつ最後を迎えたのかをまとめました。

メディア発売日内容
『別冊少年マガジン』
2021年4月号
2021年3月9日(火)進撃の巨人エレンの最期
『別冊少年マガジン』
2021年5月号
2021年4月9日(金)マフラーを巻くシーン
漫画『進撃の巨人』
最終34巻
2021年6月9日(水)天と地の戦いの終焉
アニメ『進撃の巨人』
The Final Season完結編後編
2023年秋天と地の戦いの終焉

エレンの最後について作者と読者の声とは?

進撃の巨人キャラクター名鑑FINAL書影

『進撃の巨人キャラクター名鑑FINAL』書影(講談社公式サイトより)

エレンの最後について、『進撃の巨人』作者である諌山先生や読者はどんな思いを抱いているのでしょうか?

まずは諌山先生からご紹介。

進撃の巨人 キャラクター名鑑 FINAL』に掲載されたインタビューの中で諌山先生は、地鳴らしを選択したことについて「エレンの行いは最低最悪の手段」(188ページ)と表現。

アルミンがエレンに対し、殺戮者になってくれたことのお礼を言うシーン、こちらのアルミンのことは「少しでもエレンに寄り添いたかったのです。」(188-189ページ)と補足されていました。

エレンを殺戮者にした意図についての詳細は語られていません。

それはすでに作中に描かれているからであり、「素直な感想は人の数だけ全て正しいです」(188ページ)ともあるように、読者の自由とされているのでしょう。

つづいて読者の反応。

読者のエレンの行動、最後についての反応は、本当に様々でしたが、

  • エレンが目的を達成したことを評価する声
  • エレンの想いについての考察
  • ベルトルトを始めとした他をないがしろにすることを批判する声

が多い印象です。

ただ、「エレンはエレンだった」という点はほぼ同じ。

ファンの中にそれぞれ固有の「エレン・イェーガー」像が確立されていて、その人物像は諌山先生の考えるエレンと同じだったようです。

エレンがラスボスになった2つの要因

『進撃の巨人』でのエレン・イェーガーの進化は、多くのファンに驚きと感動をもたらしました。

彼は勇敢な主人公から、物語のキーパーソン、そしてラスボスへと変貌を遂げていきます。

この変化の背後には、様々な要因が影響していますが、エレンはどのような経緯を経てラスボスとなったのでしょうか?

要因①エレンが持った巨人の能力

エレンは物語の中で、特別な2つの巨人の能力を手に入れます。

  1. 最初に継承した「進撃の巨人」の力
  2. 王家の血筋を喰らったことで発現した「始祖の巨人」の力

「進撃の巨人」の力は、巨人となって戦い、過去と未来の継承者の記憶を受け継ぐことができました。

「始祖の巨人」の力とは、物語中盤で目覚める力で、他の巨人やエルディア人の記憶を操ることが可能になります。

これらの能力は、エレンの思想や行動、選択に大きな影響を及ぼしました。

要因②パラディ島と外の世界の対立

「進撃の巨人」の世界では、パラディ島と外の世界との間には深い対立があります。

3行でまとめました。

  1. かつて巨人の力で世界を支配したエルディア人の王カール・フリッツは罪の意識を感じる
  2. カール・フリッツはエルディア人を連れられるだけ連れてパラディ島に引きこもる
  3. パラディ島の外の人々は巨人がまた攻めてくると恐怖を感じていた

エレンはこれらの対立、それから自身の使える力によって敵を駆逐する未来を知りました。

そして、結果的に人類の8割を踏み潰すラスボスへの道を選択したのです。

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進撃の巨人のエレンの最後にまつわるFAQ

エレンの最後について多くの人が疑問に思っていることをまとめました。

Q.進撃の巨人の最終回でのエレンの行動は多くの人から「ひどい」と評価されているようですが、その理由は何ですか?

A.進撃の巨人の最終回におけるエレンの行動は、彼の目的や信念、そして人々への影響を考慮すると、多くのファンから賛否が分かれました。

特に彼が「地鳴らし」として大きな行動を取ったことや、多くの命が犠牲となったやそれに対する認識が「ひどい」と感じられる主要な要因のようです。

また、早バレやネタバレといった最終回の内容を周知する方々に対して「ひどい」という声もあったため、「進撃の巨人 最終回 ひどい」というサジェストが完成した節もあります。

Q.エレンの死亡シーンはどのように描かれていますか?

A.エレンの死亡シーンは非常に感動的かつ衝撃的に描写されています。

特に、彼とミカサの関係性がクローズアップされ、ミカサの深い想いや選択が強調されるシーンがあります。

その瞬間のエモーションや背景の音楽も多くのファンの心をつかんでいます。

Q.ミカサは最後に誰と結婚したのですか?

A.ミカサの結婚については、物語の後日談や加筆部分での情報がありますが、誰とははっきりわかっていません。

伴侶のような人物はジャンに似ている、もしくは車いすが近くにあるからリヴァイではないかという噂があります。

>>「リヴァイ死亡」問題はどこから出てきた?漫画とアニメの結末の違い

Q.進撃の巨人の中で、エレンは何歳で死亡したのですか?

A.エレンは物語の終盤で19歳のときに亡くなりました。

彼の短い生涯は多くの出来事や葛藤に満ちており、その最後の時まで多くのファンが彼の運命を見守っていました。

Q.エレンとミカサの関係はどのように進展していったのですか?

A.エレンとミカサの関係は、物語の初めから非常に深いものでした。

二人は幼い頃からの仲で、特にエレンがミカサを助けた事件をきっかけに、ミカサはエレンに深い感謝と愛情を抱くようになります。

物語を通じて、その想いは様々な試練を乗り越えながらも変わらないものとして描かれています。

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