「リヴァイ死亡」問題はどこから出てきた?漫画とアニメの結末の違い

『進撃の巨人』に登場する、リヴァイ兵長の運命は多くのファンの心を掴んで離しません。

特に、リヴァイが死亡するという噂が出た時は、読者や視聴者たちの間で大きな話題となりました。

なぜ最強のキャラクターであるリヴァイに死亡説が生じたのでしょうか。

ここでは、噂の起源や出現回数、進撃の巨人の漫画とアニメでのリヴァイの異なる点などに触れ、結末の違いについても考察していきます。

※進撃の巨人最終話までのネタバレが含まれているのでご注意ください!

リヴァイ兵長のおさらい|無敵力の源「アッカーマン」の真価とは?

進撃の巨人20巻表紙

『進撃の巨人』20巻書影(講談社公式サイトより)

諫山創著『進撃の巨人』(講談社、英語名はAttack on Titan)には、圧倒的強さと魅力で今なお人々の心をつかんで離さないキャラクター「リヴァイ・アッカーマン」がいます。

リヴァイが死亡したという噂も出ていますが、結論としては、リヴァイは死亡せずに最終話を迎えました。

リヴァイとはどんな存在なのかおさらいして、死亡説が出た理由や回数、作品にどんな影響を与えたのか見ていきます。

アッカーマン一族は真の戦士!彼らの強さの秘密

まずはリヴァイの基本情報をおさらいします。

名前リヴァイ・アッカーマン
(スペル:Levi Ackermann)
異名人類最強の兵士
所属調査兵団所属 兵士長(通称:兵長)
誕生日/血液型:12月25日(やぎ座)/A型(未確定)
身長/体重:160cm/65kg
年齢:不明(850年時点で30代前半なので、天と地の戦い854年では30代後半?)
出身地:ウォール・シーナ地下街
家族:クシェル(母)、ケニー(伯父)
原作初登場:3巻特別編「リヴァイ兵士長」
アニメ初登場:1期第4話「#04解散式の夜-人類の再起②-」
戦闘力
・一人で一個旅団(4000人程)の力を持つ
・銃を持った人間や無垢の巨人が束になっても敵わない
・知性巨人も間合いに入れれば圧倒できる
本編での主な功績、活動
・兵長として仲間を導く
・無垢の巨人を何千何万体と屠る
・処刑されそうになったエレンを自分の隊に引き受ける
・女型の巨人を退けてさらわれたエレンを取り戻す
・アッカーマンの秘密をミカサに伝える
・リーブス商会から紅茶を仕入れる
・エルヴィンを看取ってアルミンに希望を託す
・獣の巨人を倒す
性格
・潔癖症、すぐ消える巨人の体液が体につくことも許せない
・部屋が汚ければ自ら率先して掃除する
・情が篤い、血にまみれた仲間の手はためらいなく握る
・エルヴィンを始めとした仲間との約束を果たすため命を賭す
声優:神谷浩史
実写化時俳優:遠藤雄弥(公開中止になった舞台)、松田凌(舞台)
公式人気投票:第1回1位、第2回1位、第3回2位(1位はエルヴィン)、第4回1位

データを少し見るだけでも、作中人類で最も戦闘力があり、最も人気がある強いキャラクターだと分かりますね。

そんなリヴァイ・アッカーマンの強さの理由の一つは、血筋です。

人のまま巨人の力の一部を引き出せる「アッカーマン」一族の人間だったため、リヴァイにも常人を超える資質が備わっていました。

もちろんそれ以外にも理由はあります。

リヴァイ・アッカーマンの力!その特性と秘められた能力

リヴァイは、ただアッカーマンの血筋や才能を頼りに戦ってきたのではありません。

まず、母の兄であるケニーから力の使い方を教わり、アッカーマンの才能を開花させて極貧だった幼少期を生き抜きました。

その後はエルヴィンに導かれて調査兵団へ入り、調査兵団でも大切な仲間を得てともに戦い、幾度も喪失するという経験を積みます。

結果リヴァイは、優れた戦闘スキルや戦術、勝つことへの確固たる意志を手にして、アッカーマンの力を最大限活かせる「人類最強の兵士」となりました。

【驚愕の噂】リヴァイが6回も死亡した真相

Google検索リヴァイの予測キーワード

Google検索リヴァイの予測キーワード

Google検索にて『進撃の巨人』の「リヴァイ」や「リヴァイ兵長」と入力すると、「リヴァイ死亡」「リヴァイ兵長死亡」という予測キーワードが出てきます。

しかし、漫画なら1話から最終話、アニメでも1話から最新話まで見てもリヴァイは死亡していません。

リヴァイ死亡説の起源はどこにあるのでしょうか?

リヴァイは本当に死んだのか?噂がいつどこから出てきたのか調査!

死んでいないのに出てくるリヴァイ死亡説は、一部のファンの推測から始まった可能性があります。

リヴァイには生存を絶望視しても仕方ないくらいのピンチが何度もありました。

そういったピンチを見たファンたちが死亡を予想したようです。

しかし、公式からは明確な情報が提供されず、リヴァイは死亡しないまま最終話まで生き抜きました。

噂の出所をもう少し調べてみます。

まず検索件数の推移が分かる「Googleトレンド」で調査。

※調査期間が2009年からなのは連載期間が2009年~2021年のため。

「リヴァイ死亡」の検索件数推移 2009年~2023年8月

「リヴァイ死亡」の検索件数推移 2009年~2023年8月

グラフで見てみるとなんと、死亡説は6回ほど出ていました!

つづいてこの6回の時期に起きた出来事を見たところ、死亡説が出た経緯が把握できました。

死亡説が発生する経緯は大体同じで、

  1. リヴァイがピンチになる、またはエルヴィンやハンジといった近しい仲間が死亡
  2. ファンがリヴァイの死亡を予想する

といった流れです。

厄介なのが、「死亡したのでは?」という言い方ではなく、「【悲報】リヴァイが死んだ」とか「リヴァイ死亡」と言い切る形で流布される点…信じてしまいますよね。

また、ファンの中には「リヴァイが普通はしないリアクションをした!死亡フラグだ!」と考える方もいたようです。

例:リヴァイが笑ったし、お礼を言った(17巻69話)、誰も死ぬなと言った(19巻76話)、リヴァイが思春期に理解を示した(22巻89話) 等

6回に及ぶ「リヴァイ死亡説」が出た状況整理

リヴァイ死亡説が出た当時の原作漫画やアニメなどの状況としては次のとおり。

回数時期死亡説が出た原因と
考えられる事柄
12016年4月前後原作漫画にて獣の巨人ジークとの戦闘、
リヴァイ死亡のコラ画像が出回る
22017年5月前後アニメにてライナーたちとの戦いが放送、
仲間や恩人が死亡してリヴァイの死亡予想が出る
32019年3月前後原作漫画にてジークの自爆に巻き込まれ
リヴァイ瀕死になる
42020年9月~
21年3月あたり
エレンの地鳴らしや元仲間との敵対で仲間が次々死亡、
念願のジークとも決着がつく
52022年1月前後アニメにて地鳴らしスタート
62023年3月前後アニメにて最後の戦い始まる

最初の噂が出たのは2016年4月上旬です。

リヴァイが死亡しているように見えるコラージュ画像(合成らしき公式ではない絵)がインターネット上に突如出現しました。

コラ画像を見たファンたちは不安になったり信じたりして死亡説を拡散、検索サイトの予測ワードにも「リヴァイ死亡」と入るようになります。

その後は主にリヴァイがピンチになったり、誰も生き残れないような戦いが始まったりすると、再び死亡説が出現するように…。

特に3回目の2019年3月、原作漫画114話にてリヴァイが獣の巨人ジークの爆発の巻き添えになった時は、最も反響が大きかったです。

115話にて描かれたリヴァイは見た目からして瀕死の重傷、リヴァイの強さをよく知るファンたちですら生存を諦めかけました。

しかし、リヴァイは指が2本になろうとも再び戦場に戻り、悲願の打倒ジークを達成。

「目的を達成したからこのまま死亡してしまうのでは?」という懸念から噂が再燃したものの、生きて最終話を迎えました。

リヴァイ死亡説の出現時期と各メディアの公開内容

ご参考までに、死亡説が出た時の各メディアの内容についてもまとめました(噂出現の原因と考えられるところは太字)。

時期本誌内容本誌話数単行本内容単行本アニメ内容アニメ放送その他
12016年4月前後リヴァイvs獣の巨人80話~81話「一人も死ぬな!!」(76話)と
死亡フラグのようなことを言う
19巻発売コラ画像
出現
22017年5月前後マーレ視点の話
リヴァイ未登場
壁内の王政が一新
リヴァイが思春期に理解を示す
22巻発売獣の巨人やライナーたち
との戦いで仲間を喪う
2期
32019年3月前後ジークの自爆に巻き込まれ瀕死114~115話元仲間に襲われ
ジークの自爆に巻き込まれる
28巻発売
42020年9月~
21年3月あたり
地鳴らしや元仲間との敵対で
仲間が次々死亡、
ジークと再会
132~37話調査兵団が元仲間と戦って次々死亡32巻発売ジークの自爆に巻き込まれる第4期
Part 1
52022年1月前後地鳴らし始まる第4期
Part 2
62023年3月前後最後の戦いが始まる第4期 完結編
(前編)

アニメvs漫画|リヴァイの運命は生存と死亡どっち?

最終回におけるリヴァイの運命は、アニメと漫画で異なるのでしょうか?

アニメのリヴァイはハンジと顔を近づけたり、セリフが増えていたりと細部に差異が見られることもありました。

ただし、アニメと漫画のストーリーは大筋では同じ。

そのため2023年秋に公開されるアニメ最終話でも結末が大きく変わることはなく、アニメのリヴァイも死亡はないでしょう。

ただ前述したようにアニメでは情報が足されることも多々あります。

最終話にてリヴァイがパラディ島を離れたこと、かの人たちと行動を共にしている理由などが補足される可能性はあります。

最後の選択について|リヴァイとエルヴィンやエレンとの関係性から紐解く

女性誌FRaU2014年8月号(講談社)

足の組み方が最終話と同じ!女性誌『FRaU』2014年8月号(講談社)

リヴァイはエレン、ミカサ、エルヴィンと深い絆で結ばれています。

ミカサはアッカーマンという共通点があり、強さとしても一番近い存在ではありましたが、関係性が深いのはエルヴィンであり、最も対立した相手はエレンでしょう。

リヴァイとエレン、リヴァイとエルヴィンがそれぞれどんな関係性だったのか、それが彼の選択にどんな影響を及ぼしたのか見ていきましょう。

リヴァイとエレンは共闘よりも対立関係が重要

進撃の巨人の中でリヴァイとエレンの関係性は、しばしば揺れ動きました。

リヴァイとエレンの間には、初めは対立が見られたものの、物語が進むにつれて協力関係へと変化、地鳴らしが始まることには再び協力関係でなくなります。

最強の人類と最強の巨人、この二人の間の緊張感は、物語の中でのスパイスであり、重要なポイントでした。

リヴァイとエレンの最後の対話:自由の翼について話した?

エレンは「道」を通じてエルディア人と対話することができ、最終話では多くの仲間がエレンからのメッセージを受け取っていたと判明。

一方、リヴァイは何のリアクションもせず、エレンと最後の対話があったかどうかは分かりません。

しかし、多くのファンが「何らかしらの対話があったのでは?」と考えています。

確かに調査兵団として戦い続けたリヴァイが、車椅子に乗って別の国を巡るのがラストシーンというのは多くの人にとって予想外。

そのきっかけがエレンとの対話だったという展開はありそうですよね。

対立があり、分かり合えない部分があっても、リヴァイとエレンには自由に憧れる調査兵団の団員という確固たる共通点はありました。

エレンは最後の対話で、自由の翼を持ち続けることをリヴァイ兵長に託したかもしれません。

エルヴィンの死とリヴァイ:深い友情と残された約束

リヴァイとエルヴィンの絆は本編では詳細に描かれていません。

どちらかというと、スピンオフ『進撃の巨人 悔いなき選択』(駿河ヒカル著、諫山創原作他、講談社)の方が絆の起源に触れています。

ただ普段から不遜な態度を取るリヴァイもエルヴィンの命令には従い、命令達成に執着し、今わの際には休ませてやりたいと心を砕きました。

描写の数は少なくともリヴァイとエルヴィンの間には確かな絆があったはず。

そのため、エルヴィンの死は、リヴァイにとって大きな打撃であり、人生観を揺るがすほどの出来事であったと考えられます。

約束した最後の命令、ジークを倒すことに執念を燃やすのは自然ですよね。

リヴァイが車椅子になった経緯

リヴァイは巨人のいない世界のために自由の利かない体であっても戦いつづけました。

結果として因縁の敵、獣の巨人ジークは倒したものの、直後の描写から一人で立つ姿はありません。

ミカサに支えられたり、コニーの肩に担がれたりしていて、エレンの口に雷槍を打ち込む際は立体起動で移動していたように見受けられます。

おそらく、リヴァイはジークを倒した直後から歩けなくなり、エレンとの最後の攻勢後の着地でさらにダメージを負ったのでしょう。

それはリヴァイに身体的な制限を課しただけでなく、彼の戦い方や生き方にも影響を及ぼしたはずです。

リヴァイが車椅子で元敵と旅をする意味

リヴァイの最後についてファンは、「最終話でリヴァイがパラディ島にいないのは亡命」と考える人が多かったです。

しかしもしかしたらアニメ最終話でもっとポジティブな意味も付与されるかもしれません。

巨人がいなくなり、車椅子になったことでようやく戦いから離れられたリヴァイ。

外の世界への理想を抱いていたエルヴィンを始めとした仲間の遺志を継ぎ、自由に壁外調査をしているという捉え方もできます。

元は敵だったガビやファルコ、オニャンコポンたちと一緒にいるということが、戦わない道を選んだ証拠ではないでしょうか。

世界が波立った|リヴァイの運命への国際的な反応

マイアニメリスト2023年8月2日で進撃の巨人はアニメ1位リヴァイ兵長の人気も健在

マイアニメリスト2023年8月2日のランキングより引用、吹き出しは追記

『進撃の巨人』は世界中で人気があり、リヴァイの死や最後に対する反応も世界中で巻き起こりました。

連載が終わって数年経った今でもトップクラスの人気を誇ります。

リヴァイの死や最後に対する海外の反応:ファンダムの胸中

進撃の巨人は世界的に人気があり、リヴァイの死やラストシーンに対する反応も多岐に渡ります。

  • リヴァイの最後にショックを受けたファン
  • リヴァイの死を戦士としての名誉ある終わりと見る者 等

これらは、リヴァイに対する視点の違いを示しています。

悲観するリヴァイファンダム

翻訳するは「リヴァイは紅茶を飲んで車椅子に乗って外出し、ただ自分の人生を生きているだけなのに、エルヴィンがいないことで孤独を感じているはずだと考えて悲しくなる」といったもの。

訳すると、「リヴァイは車椅子の不機嫌な老人になるより、死して伝説になった方が良かった」という感じ。

戦えなくなったリヴァイを受け入れられないファンもいるようです。

かっこいいヒーローリヴァイの宿命と受け入れるファンダム

一部分を訳すと、「リヴァイは車椅子になったことも、傷を負ったことも勲章の様に受け入れているし、誇りに思っているはずだ」といったもの。

確かにリヴァイはどんな時でも最善を尽くしてきた人類のヒーロー。

それはどんな姿になっても変わらないですよね。

リヴァイ兵長の死亡に関するよくある質問FAQ

リヴァイ兵長の死亡について、多くの人が気になっている疑問をまとめました。

【Q1】進撃の巨人は最終的にどうなったのですか?

A: 進撃の巨人の最終的な結末は、エレンが仲間を守るために自己犠牲を選びます。

彼の死後、人類は平和を取り戻しますが、対立の種は残り続けます。

また、ミカサのその後の人生と世界崩壊が断片的に描かれ、再び物語が生まれそうなところで幕を閉じました。

【Q2】新旧リヴァイ班は最終話までで、誰が死亡して誰が生き残りましたか?

旧リヴァイ班は以下のメンバー、最終話まででリヴァイ以外全員死亡しました。

  1. リヴァイ
  2. エレン・イェーガー
  3. オルオ・ボザド
  4. ペトラ・ラル
  5. エルド・ジン
  6. グンタ・シュルツ

新リヴァイ班(51話から)は以下のメンバー、最終話までではエレンとサシャ以外は生存しました。

  1. リヴァイ
  2. エレン・イェーガー
  3. ミカサ・アッカーマン
  4. アルミン・アルレルト
  5. ヒストリア・レイス
  6. ジャン・キルシュタイン
  7. サシャ・ブラウス
  8. コニー・スプリンガー

【Q3】ミカサとリヴァイの関係は最後どうなりました?

A: ミカサとリヴァイは、ともにアッカーマン一族の出身で、二人とも一族特有の力を有しています。

ケニーの話しぶりから察するに、リヴァイが本家、ミカサはシガンシナ区に移り住んだ分家です。

ケニー「あと分家の方だが…シガンシナ区の辺りに移ったそうだ」

>>諫山創著『進撃の巨人』16巻65話(講談社、英語名はAttack on Titan)より引用

最終話にてミカサが結婚して子供を産んだような描写があり、「ミカサの結婚相手はリヴァイかジャンなのでは?」という声も挙がりましたが、確定はしていません。

  • ジャンが結婚相手かもしれないという理由…後ろ姿が似ている
  • リヴァイが結婚相手かもしれない理由…年老いたミカサのシーンのコマに車椅子がある

【Q4】パラディ島はその後どうなったのですか?

A: 進撃の巨人の最終章では、パラディ島はエレンの「地鳴らし」による襲撃から保護されました。

その後は生き残った人類からの報復を危惧して軍備増強。

エピローグシーンでは壊滅はせずに文明が発達したようですが、ミカサの死後に戦争が起こって文明は滅び、再び有機生物の起源がある森だけが残りました。

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