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【薬屋のひとりごと】壬氏の正体や声優や関連キャラクターまで総まとめ

『薬屋のひとりごと』は、架空の中華世界の後宮を舞台に「毒見役」の少女・猫猫(マオマオ)が様々な難事件を解決する、大人気後宮謎解きエンターテインメント。

この作品には魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが、特に注目を集めているのが美形の宦官・壬氏(ジンシ)です。

この記事ではそんな壬氏に焦点を当て、プロフィールや人物像、正体といった彼の全貌を総まとめ!

壬氏の正体を徹底的に解析するとともに、声優や関連キャラクターについても詳しく探りました。

原作とマンガ、アニメの違い、さらには壬氏がどのように作品内で描かれているのかについても触れていきます。

あわせて読みたい:ジャイ子の本名知ってる?意外な本名を持つ漫画キャラまとめ

目次

『薬屋のひとりごと』の原作とマンガとアニメの違いと魅力

『薬屋のひとりごと』壬氏(原作小説5巻書影より)

『薬屋のひとりごと』壬氏(原作小説5巻書影、ヒーロー文庫公式サイトより)

薬屋のひとりごと』は、架空の中華帝国「茘」(リー)にある後宮を舞台に「毒見役」の少女・猫猫(マオマオ)が様々な難事件を解決する物語です。

そして後宮には美形の宦官・壬氏(ジンシ)という欠かせない存在もいます。

まずは作品の概要や魅力、アニメ化の経緯について簡単にご紹介。

つづいて壬氏総まとめをお届けします!

人気になった3つの理由


『薬屋のひとりごと』は、日向夏による原作小説があり、その後マンガ化やドラマCD化を果たし、2023年2月にはシリーズ累計2100万部を突破しました。

人気の理由は主に次の3つ。

  1. ストーリー: 謎解き要素が豊富かつ分かりやすく、読者を引き込む
  2. キャラクター: 猫猫を始めとする個性豊かなキャラクターが多い
  3. テーマ性: 毒と薬、そして人間の心の複雑さを描いている

アニメ化が決定した3つの理由

これらの魅力によって原作だけでなく2種類のコミカライズも人気を博し、ついにはアニメ化も決定。

アニメ化決定には次の3つの要因も作用したと考えられます。

  1. シリーズ累計2100万部突破という数字
  2. 読者からの高い評価とアニメ化への期待の声
  3. 作品の魅力とファンからの期待値の高さによって集結した高名なスタッフと声優陣

また、「2種類あるコミカライズのどちらがアニメ化するのか」と話題にもなりました。

このように、物語の内外に「謎」が散りばめられていて、それがファンを惹きつけつづけていると分かります。

アニメは2023年10月21日(土)より日本テレビ系で全国放送、各種プラットフォームでも配信。

原作・マンガ2種・アニメの公式サイト

  • 原作出版ヒーロー文庫『薬屋のひとりごと』特設サイトはこちら
  • 原作小説の配信サイト「小説家になろう」の『薬屋のひとりごと』はこちら
  • マンガ①月刊ビッグガンガン連載『薬屋のひとりごと』の公式サイトはこちら
    (構成:七緒一綺、作画:ねこクラゲ
  • マンガ②月刊サンデーGX連載『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』の公式サイトはこちら
    (作画: 倉田三ノ路
  • アニメ『薬屋のひとりごと』公式サイトはこちら
    (監督・シリーズ構成:長沼 範裕、副監督:筆坂 明規、キャラクターデザイン:中谷 友紀子)

原作が日向 夏さん、キャラクター原案がしのとうこさんなのは共通していますが、作画や構成、若干のエピソードなどはメディアによって異なります。

違いについて、詳しく知りたいという方は下の記事もおすすめです。

>>【薬屋のひとりごと】漫画はどっちがおすすめ?原作小説や内容を比較!

壬氏とは?プロフィール・人物像・声優など

壬氏(ジンシ)とは、『薬屋のひとりごと』に登場する謎めいた美形の宦官で、猫猫(マオマオ)を帝の寵妃の毒見役に指名する重要なキャラクター。

壬氏の基本プロフィールから性格、特徴、そして声優についてまで、彼についての全てを解説します。

※原作、マンガ、アニメのネタバレを含みますのでご注意ください。

壬氏の正体まで分かるプロフィール一覧

名前壬氏(ジンシ)
本名華瑞月(カズイゲツ)
cvドラマCDでは櫻井孝宏さん、アニメでは大塚剛央さん
年齢初登場時の実年齢は18歳、壬氏としては24歳と公称
身長/体重181cm70kgくらい
役職/役割 宦官/後宮を仕切る
猫猫との関係性猫猫を帝の寵妃の毒見役に指名、
その後も謎解きを任せる猫猫の上司のような存在
出身や背景・公にしてはいないが、実は現皇帝と阿多妃の子
・出産後、同時期に生まれた先帝の子と取り違えられる
・皇帝の命で宦官のフリをして後宮にいるが宦官ではない
・原作者による詳細情報はこちら

見た目:天女のような見た目は本人的には不満?

壬氏と言えば、人並外れて優れた「天女」のような容姿。

猫猫は初見で、男にしておくにはもったいないと思い、多くの男女が見とれています。

しかし壬氏本人的には、容姿や肩書きに群がられることに辟易している様子。

作中で顔に傷を負った際には、むしろ傷を気に入ってしまったほど。

性格と特徴:親しい人にほど甘えたい?

麗しい見た目を持つ壬氏、その内面はどうなのでしょうか。

簡単にまとめるとこういった3つの特徴があります。

  • 人当たりは良くにこやかだけれど、真意を表には出さない
  • 気を許した相手(猫猫、高順等)には甘えた態度を取る
  • 計算高く、状況を即座に把握し、最善の行動をとる

声優:壬氏を演じるのは大塚剛央さん!

アニメでの壬氏の声を演じているのは、声優の大塚剛央さん。

大塚さんは以前にも『ガンダム 水星の魔女』でラウダ役、『【推しの子】』アクア役など、多くの作品で活躍しています。

壬氏の正体とは?生い立ちから本当の名前まで解説


『薬屋のひとりごと』の主人公「猫猫」(マオマオ)と密接な関係にある「壬氏」(ジンシ)の正体に迫ります。

彼の後宮での役割と立場、さらには謎に包まれた過去について、詳しく解説!

壬氏の表向きの役割と立場

壬氏は後宮を仕切る宦官として登場しますが、その役割は主に3つ。

  1. 表向きの役割…帝の寵妃やその他の妃を含む、後宮全体の管理
  2. 隠された役割…壬氏の容姿に惑わされる貞操観念の低い妃、文官、武官をあぶりだす
  3. さらに深く隠された役割…自分の代わりとなる新たな東宮誕生のサポート

壬氏は見た目と頭脳を駆使して後宮を探り、時に操り、後宮の調和を保つよう尽力しています。

壬氏の時系列表

壬氏の過去は作品内で多くは語られていません。

ただ各キャラクターの言動やモノローグ、猫猫の推理を繋ぎ合わせると、こういった過去、時系列になります。

壬氏の時系列
(物語開始時点)
出来事
18年前現皇帝(当時は東宮)と阿多妃の子として誕生
同時期に生まれた先帝(当時は皇帝)の子「華瑞月」と
取り違えられる
先帝の子が赤子の内に死去、
そのまま皇帝の弟として育てられる
5年前現皇帝が即位
「華瑞月」から宦官(のフリ)「壬氏」となり、
後宮を管理する立場になる
物語開始猫猫と後宮で出会う

「華瑞月」から「壬氏」になったワケ

壬氏は皇太子の息子として生まれたものの、皇太子「華瑞月」と取り違えられ、そのまま育ちました。

優れた容姿と高い地位を持つゆえに多くの人に狙われ、さらに不義の子と指さされる日々。

それらに辟易した壬氏は、兄で現皇帝に対し、新たな東宮(皇太子)をもうけるよう訴えでます。

すると帝は、壬氏に対し、皇弟ではなく宦官として後宮に入って早く東宮が生まれるよう、後宮を管理させることにしたのでした。

壬氏と猫猫の3つの関係

『薬屋のひとりごと』において、壬氏と猫猫(マオマオ)の関係性は非常に注目されています。

壬氏と猫猫の関係は主に3つ。

  1. 主従関係
  2. 相棒関係
  3. 恋愛関係

①は壬氏が雇う側で猫猫が雇われる側の主従関係、②は協力して謎を解くので相棒関係、③は両想いではなく壬氏の片思いとしての恋愛関係です。

ここでは、二人の初対面時の関係からの変化、共に解決した事件などを詳しく探っていきます。

壬氏が猫猫を毒見役に選んだところから関係はスタート

壬氏と猫猫の初対面は、猫猫が後宮で下働きをしていた時に始まります。

壬氏はひょんなことから猫猫が薬の知識を持っていることを知りました。

そして帝の寵妃「玉葉妃」(ギョクヨウヒ)の侍女が少ないことから、これは使えると思い、猫猫を玉葉妃の毒見役に指名。

最初壬氏は猫猫に対し、色目を使っていいように使おうと考えていましたが、猫猫からナメクジを見るような目で見られ、塩対応を受けます。

そこで逆に、壬氏自身が猫猫に興味を持ってしまいました。

徐々に壬氏は猫猫からの塩対応がやみつきになり、たまに愛想よくされれば驚いたり、ときめいたりするように。

その後のアプローチとしては、防寒着や酒、薬になる珍しくて不気味や素材といった「気遣いとプレゼント」が主になっています。

一方、猫猫は身分をわきまえてはいるものの、壬氏には平気で嫌な顔をしたり、素を見せたりすることから、主従関係以上の感情を抱いていることは明白です。

後宮での謎解き3選

壬氏と猫猫は後宮で数々の事件を解決しています。

その中でも特に印象的な事件をいくつか挙げてみましょう。

  • 帝の御子の病:猫猫と壬氏が最初に共に解決した事件
  • 園遊会の毒事件:園遊会にて寵妃が毒を盛られそうになった事件
  • 壬氏暗殺未遂事件:いくつかの要素が組み合わさり、壬氏が祭事で殺害されそうになった事件

主に壬氏が厄介事や謎について猫猫に持ち掛け、猫猫が推理し、壬氏が解決に必要なものや場を整えるという構図。

こういった事件を通じて、壬氏は猫猫に対して信頼を寄せ、特別な感情を抱くようになりました。

ただ肝心の猫猫にはバレず、周囲にはバレバレという状況が結構長い間つづいていたのがまた面白いです。

>>【薬屋のひとりごと】猫猫の正体と壬氏との関係をわかりやすく解説

壬氏と猫猫以外の関連キャラクターとの関係性

薬屋のひとりごとのキャラクター身長比較

薬屋のひとりごとのキャラクター身長比較(原作者ポストより)

壬氏は『薬屋のひとりごと』において、多くのキャラクターと関わりを持っています。

特に後宮に住む人々との関係は、壬氏の人物像を理解する上で非常に重要です。

壬氏と両親(皇帝と阿多と安氏)

まず、父である「皇帝」と母である「阿多妃」(アードゥオヒ)、取り違え後、現在母と呼んでいる先帝の妃「安氏」(アンシ)。

壬氏は皇帝に対し、臣下として接していますが、皇帝は親し気な物言いと態度を取ります。

それは猫猫の目があっても同様で、猫猫は妃たちといるときとは別のくだけ方をしているという印象を受けていました。

また、安氏に対しては丁寧ですが、少し距離のある態度を取ります。

壬氏と上級妃4人(玉葉妃と梨花妃と里樹妃と楼蘭妃)

壬氏は皇帝より管理するよう命じられた後宮の妃、特に上級妃4人と密接な関わりがあります。

「玉葉妃」(ギョクヨウヒ)、「梨花妃」(リファヒ)、「里樹妃」(リーシュヒ)、「楼蘭妃」(ロウラン)。

皇帝から最も寵愛を受けている玉葉妃に肩入れをしている節もありましたが、基本的には平等に扱い、公平に接していました。

本来の身分であれば皇族である壬氏の方が妃より上のはずですが、そういった態度は出しません。

>>【薬屋のひとりごと】玉葉妃の魅力を徹底解析!美しき貴妃の知られざる一面とは?

>>【薬屋のひとりごと】梨花妃を徹底解析!事件のあと子供は生まれた?

壬氏とお付きの二人(高順と水蓮)

壬氏付の武官で一緒に宦官のフリをしている「高順」(ガオシュン)、壬氏付の侍女「水蓮」(スイレン)も重要です。

二人とも幼いころから壬氏を知っていて、壬氏も気を許しています。

そのため人の目がない時に限り、二人の前で壬氏は10代後半、あるいはそれよりも幼い態度を取る少年に戻ります。

壬氏とライバル(?)

猫猫は娼婦の母、軍師の父を持ちますが、この軍師で「将軍」位にある「漢羅漢」(カン・ラカン)は曲者です。

愛娘の猫猫に近い壬氏に仕事で無理を吹っ掛けてくるため、壬氏は苦手視しています。

さらに猫猫と外出した若い武官「李白」(リハク)に対しても、壬氏は最初敵視していました。

ただ李白の人間性を知り、猫猫と恋愛関係にあるわけではないと分かると、友好的な態度を取るように。

一方で、羅漢の副官であった「陸孫」(リクソン)については、仕事を押し付けられ、猫猫にキスしたり求婚したりするので仕返ししたいと考えています。

>>【薬屋のひとりごと】羅漢は天才軍師で一途!猫猫や鳳仙を身請けする理由を解説

>>【薬屋のひとりごと】陸孫の正体はただの副官ではない?求婚話や過去を解説!

『薬屋のひとりごと』と壬氏についてのよくある質問FAQ

『薬屋のひとりごと』と壬氏についてのよくある質問をQ&Aとしてまとめました。

Q.壬氏は誰の子ですか?

A.『薬屋のひとりごと』の壬氏は、現皇帝と阿多妃の子ですが、作中では公になっておらず、皇太后と先帝の子とされています。

Q.薬屋のひとりごとのマンガなぜ2種類あるのですか?違いはどこですか?

A.『薬屋のひとりごと』には、マンガ版が2種類存在しますが、理由については明かされていません。

原作小説を書いたのは日向 夏さん、キャラクター原案はしのとうこさんが担当という点は同じです。

登場キャラクター、話の大筋も同じですが、それぞれのメディアで物語展開が異なったり、エピソードが省略されたり、逆に丁寧に描かれていたりします。

月刊ビッグガンガン連載『薬屋のひとりごと』の構成は七緒一綺さん、作画はねこクラゲさん、月刊サンデーGX連載『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』の作画は倉田三ノ路さんです。

Q.薬屋のひとりごとのアニメはどっちの絵柄?

コミカライズが2種類あることで、アニメ化ではどっちの絵柄、物語になるのだろうと噂されました。

しかし、アニメ公式サイトのスタッフ欄を見る限り、漫画版の構成や作画を担当した方のお名前はありません。

Q.壬氏の声優は誰ですか?

A: アニメ『薬屋のひとりごと』において、壬氏の声を演じるのは大塚剛央さんです。

大塚剛央さんは、他にも多くのアニメやゲームで声優として活躍しています。

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