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【薬屋のひとりごと】阿多(アードゥオ)妃の子供は壬氏?後宮に残った理由とは

『薬屋のひとりごと』に登場する上級妃「阿多(アードゥオ)妃」

後宮の憧れの的であった阿多妃には秘密があります。

それは壬氏の出生に関わること…!

この記事では、阿多妃と壬氏の関係、後宮にいつづけた理由などを考察。

さらに、阿多妃の年齢や家族といったプロフィール、ファンの声、今後の展開についても考察しています!

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目次

『薬屋のひとりごと』の阿多(アードゥオ)妃とは?

小説と漫画、アニメなどのシリーズ累計が2400万部を突破した大ヒット作品『薬屋のひとりごと』。

本作の舞台となる架空の中華帝国「茘」(リー)には、魅力的な妃が何人もいます。

ここで紹介する「阿多(アードゥオ)妃」もその一人ですが、この妃、タダ者ではありません。

実は阿多(アードゥオ)妃、主要キャラクターの一人である「壬氏」の実母。

この事実は作中で長らく伏せられてきました。

何故なのでしょうか…。

この理由を明らかにするとともに、阿多妃のプロフィールや経歴、人間関係などもご紹介します。

>>【薬屋のひとりごと】人気漫画はどっちがおすすめ?原作小説や内容を比較!

・原作小説『薬屋のひとりごと』(ヒーロー文庫)特設サイトはこちら
・「小説家になろう」の『薬屋のひとりごと』はこちら
・マンガ①月刊ビッグガンガン連載『薬屋のひとりごと』の公式サイトはこちら
(構成:七緒一綺、作画:ねこクラゲ)
・マンガ②月刊サンデーGX連載『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』の公式サイトはこちら
(作画: 倉田三ノ路)
アニメ『薬屋のひとりごと』公式サイトはこちら
(監督・シリーズ構成:長沼 範裕、副監督:筆坂 明規、キャラクターデザイン:中谷 友紀子)

 阿多(アードゥオ)妃のプロフィール|年齢・身長・家族・声優等

「阿多(アードゥオ)妃」は、皇帝(主上)の乳姉弟として育ち、主上の東宮時代に妃となった女性です。

物語開始時点で、4人の「上級妃」が住まう場所の一つ「柘榴宮」の主人で、位は淑妃、年齢は35歳。

身長は不明ですが、漫画での描写を見る限り、181cmの壬氏より少し低いくらいなので、170cm前後と考えられます。

外見と内面の特徴

阿多妃の見た目は男装も着こなせる麗人、作者いわく「宝塚男役みたいな人。」(原作者ブログうりにっきより)。

気性もさっぱりしていて男前です。

ただ、後宮にいた頃は壬氏を、離宮に移ってからは翠苓をよくからかって楽しむようなからかい好きな一面も。

アニメ声優情報

阿多妃の声は声優であり、舞台女優としても活躍中の「甲斐田裕子」(かいだ ゆうこ)さんが担当。

『銀魂』の月詠、『機動戦士ガンダムUC』のマリーダ・クルス、『約束のネバーランド』のイザベラ等、存在感のあるキャラクター、強い女性が多いです。

家族と出自|水蓮の娘で主上の幼なじみで壬氏の母

薬屋のひとりごと茘の皇族相関図物語開始時点 (1)

  • 母:水蓮(壬氏の侍女、元は皇太后安氏の侍女)
  • 父:不明(阿多の出生前に死亡)
  • 一人息子:壬氏
  • 壬氏の父:皇帝(主上)
  • 幼なじみ:皇帝と高順
  • 姑:安氏(主上の母、皇太后)

阿多妃年表

阿多妃の人生は誕生前から波乱に満ちていました。

経歴を簡単にご紹介します。

出来事
誕生前阿多妊娠中の水蓮が夫を喪い、後宮に出仕
水蓮が安氏(後の主上の母)に仕える
0~1歳水蓮が阿多を出産
約1年後に安氏も主上を出産
1歳~水蓮が侍女兼乳母になる
阿多、主上、高順が幼なじみになる
14歳?阿多が東宮だった主上の指南役になる
つづけてたった一人の妃になる
17歳~阿多が息子(壬氏)を難産の末に出産、羅門が子宮を摘出する
阿多が壬氏と安氏の子を交換する
阿多の侍女風明が安氏の子を誤って死なせてしまう
友人の子である里樹妃が先帝の妃として入宮して阿多と親しくなる
東宮が皇帝になって上級妃の一人となる
35歳猫猫が後宮の下女となる(物語開始)
風明が阿多のために罪を犯して処刑
36歳~阿多が上級妃でなくなり、柘榴宮を出て離宮に移り主上の相談役になる
阿多がたまに壬氏の身代わりをする
主上から諜報を担う「巳の一族」の雀(チュエ)をもらう
雀に対し、壬氏を幸せにするための助力を命じる
翠苓を含む子の一族の生き残りを匿う
西都に行く
猫猫を逃がそうとするも断られる

子の取り換え、離宮に移ってからの慌ただしい日々が印象的です。

子を取り換えた事情については、原作小説1巻で判明した当時の状況と5巻の阿多自身の回想が答えとなっています。

阿多妃が壬氏と皇弟を入れ替えた理由

阿多の出産は、先帝(当時の皇帝)の子の出産と重なりました。

二人とも難産でしたが、東宮の子よりも皇帝の子ということで安氏の出産が優先されてしまい、阿多は子を出産はできたけれど、子宮を摘出することに…。

阿多は自らの子が東宮の子である以上、今後も現帝の子が優遇されてしまうと考え、取り換えに至ったようです。

一方、先帝の子を出産した安氏は当時、先帝に対して憎しみを募らせていて、子を愛せず、阿多の子である壬氏のことは可愛く思え、取り換えを止めませんでした。

聡明な阿多らしくない行動です。

子を想う気持ち、もう子をなせない事実などが、阿多から一時的に理性を奪ったのかもしれません。

阿多が壬氏に事実を伝えていないことからも、取り換えが間違った行いだと理解していることがうかがえます。

阿多(アードゥオ)妃の人物像|後宮に残った理由は壬氏?

薬屋のひとりごと猫猫と壬氏

『薬屋のひとりごと』猫猫と壬氏(引用元:渋谷ロフト公式X

阿多(アードゥオ)妃は自らの目的や望みを公にする人物ではありません。

しかし、原作小説5巻や13巻などに、わずかながら本心が描かれた箇所がありました。

  • 阿多妃は主上に恋していたわけでなく、友人でいたかった
  • 外の世界、自由に憧れていたけれど立場を考えて諦めた
  • 壬氏と後宮で度々会ってからかえて楽しかった
  • 壬氏に対する母性があり、幸せになってほしい
  • 壬氏に執着されている猫猫も自分と同じ道を辿るのなら逃がしてやりたい

このように、阿多妃は主上よりも、国母になることよりも、自由を望んでいました。

しかし幼なじみで友人、そして国の頂点にとなる「陽」(主上の幼名?)の頼みを断れず妃に。

3年子ができなくてお役御免になるところで壬氏を出産。

日向夏🐗
@NaMelanza

18、阿多
元妃の男装の麗人。帝の乳兄弟。ちなみに水蓮は帝の乳母でもあった。面倒な命令を受けたとき、無理難題なことを唱えて反古にしようとする。帝が十三のとき、指南役になる羽目になり、三年子どもができなくてお役ごめんかと思ったらできた。

>>X(Twitter)午後2:49 · 2019年8月19日投稿より引用

子を産めなくなり、取り換えた子を喪った際に後宮を離れられたかもしれませんが、後宮にとどまっています。

猫猫はその理由と壬氏を結び付けて考えていました。

確かに、愛する子である壬氏が後宮にいたことも阿多が後宮にいつづける理由の一つであったかもしれません。

そして今も壬氏を巻き込んだ後継問題があり、離宮には匿っている子たちもいて、阿多は傍を離れられない状況。

まだまだ自由となれなさそうです。

ただ13巻で猫猫と話し、決められた中で好きにするという生き方を知り、思うところがあったようなので、できる範囲で好きにやる展開もあるのではないでしょうか。

何かと理由をつけて国外に出て、胡服を着て馬に乗る、そんな阿多妃がいつの日か見られるのかもしれません。

>>【薬屋のひとりごと】猫猫の正体と壬氏との関係をわかりやすく解説

阿多(アードゥオ)妃を慕う人たちとその他関連キャラクター

阿多妃は麗しい見た目や気持ちのいい気性など魅力的なため、多くの人に慕われています。

特に阿多に執着しているのがこちらの3人です。

  • 風明
  • 里樹妃
  • 主上

こちらの3人の愛とその他関連キャラクターとの関わり方を見て、阿多妃の人物像にさらに迫ります。

①「風明」(フォンミン)

まず長年侍女頭を勤めた「風明」(フォンミン)

風明は阿多妃の自立した生き様に心酔していました。

そのため、阿多妃の子(とされていた本物の皇弟)の命を蜂蜜で奪ってしまったこと絶望。

事実を隠し通す、あとは阿多妃が柘榴宮に留まれるよう別の上級妃である「里樹妃」に毒を盛ろうと画策したり、命がけで阿多妃を守ろうとしました。

アニメでは「日高のり子」さんが声を担当、間違えのない配役です。

②「里樹(リーシュ)妃」

つづく「里樹(リーシュ)妃」(cv木野日菜さん)もまた阿多妃を慕っていました。

猫猫は二人の関係は、母と離れ離れになった里樹妃と子を喪った阿多妃だからこそ生まれた共依存だと推察。

あとは阿多妃が里樹妃の母の友人だったことも影響しています。

③「主上」(しゅじょう)

そして「主上」と呼ばれる皇帝、こと「陽」(cv遠藤大智さん)。

生まれた時から傍にいた、美しく賢い幼なじみである阿多を主上は愛し、唯一の妃とすることを約束しました。

しかし自身と阿多の子である壬氏が帝位に就くことをためらい、他に東宮をつくるよう進言したこともあり、他の妃たちに寵愛を向けることに。

それでも主上は、阿多妃を国母(皇太后)にするという、子供の時に交わした約束は諦めていませんでした。

原作小説8巻で壬氏が焼印を腹に刻み、本気で皇帝になりたくないと示した日に見せた取り乱しからも、それが分かります。

主上の愛の詳細は不明ですし、阿多に執着していることは確かですが、恋愛感情ではないかもしれません。

幼なじみに対する友愛と自身の人生に巻き込んだ償いの可能性も捨てきれません。

④その他関連キャラクター|猫猫や壬氏や他の妃たち

関わったキャラクターたち、接し方は次のとおり。

  • 猫猫…シンパシーを抱いていたけれど、話してみて見方が変わった
  • 壬氏…いじりがいのある放っておけない息子
  • 他の妃…里樹以外とは距離あり
  • 翠苓…壬氏に次いでからかいがいのある女性と考えている
  • 侍女…平等に大切にした結果、多くが後宮から離宮について行った

やはり壬氏への愛が大きいですが、自分にはない価値観を持つ猫猫のことも気に入っているようでした。

>>【薬屋のひとりごと】玉葉妃の魅力を徹底解析!美しき貴妃の知られざる一面とは?

>>【薬屋のひとりごと】梨花妃を徹底解析!事件のあと子供は生まれた?

阿多(アードゥオ)妃のファンの声

阿多妃について深堀りするなかで、多くの阿多ファンを発見。

どういった声が上がっているのか調べてまとめました。

  • カッコイイ、美人というよりもイケメン、声もいい
  • 女だったら抱かれたい(男性の声)
  • 皇帝がうらやましい
  • 皇帝と阿多妃と玉葉妃の関係性が切ない
  • 風明にも本当のことを教えてあげてほしかった 等々

見た目と中身のイケメン具合を評価する声が多かったです。

ただ命を懸けて尽くしてくれた風明とは距離があったことについては賛否両論でした。

いつか阿多が風明のことをどう思っているのか描かれることにも期待したいです。

>>【薬屋のひとりごと】壬氏の正体や声優や関連キャラクターまで総まとめ

 

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