『葬送のフリーレン』では、主人公フリーレンとその仲間たちの前に、数多くの敵が立ちはだかります。
特に、魔王直下の大魔族「七崩賢」は強敵であり、物語にも大きく影響。
七崩賢の各メンバー、彼らが持つ特異な力、彼らとの戦いがもたらすドラマが気になる方は多いはず。
ここでは、七崩賢のメンバー一覧や特徴、死因、結末について詳しく探っています!
『葬送のフリーレン』の「七崩賢」とは?
人気作品『葬送のフリーレン』(原作山田鐘人、作画アベツカサ)は、長い時を生きる魔法使いフリーレンとその仲間たちの冒険を描いた物語。
ここで紹介する「七崩賢」(しちほうけん)とは、フリーレンたちに立ちはだかる敵です。
断頭台のアウラ、黄金郷のマハト、不死なるベーゼ、奇跡のグラオザームといった二つ名が付けられるほど著名で強い大魔族たちで構成されています。
作中でフリーレンらが直面する問題はたくさんありますが、人類の脅威として登場した「七崩賢」は特に印象的で、心惹きつけられる存在です。
七崩賢の定義と役割
七崩賢(しちほうけん)とは、魔王直下の大魔族7人の総称です。
彼らはそれぞれ特殊な能力を持ち、人類を苦しめましたが、多くが80年以上前に討たれ、最後の一人とされるマハトもヒンメル死後30年に討伐済み。
しかし、懸念もあります。
未来視の力を持つ全知のシュラハトが「千年後の魔族のための戦いだ。」と言い、七崩賢vs南の勇者の記憶をマハトから消すという謎めいた行動を取っているためです。
七崩賢全滅と誤認させられている可能性もあるでしょう。
こういった経緯を含め、かつての魔王軍の力を知らしめ、魔族の存亡を担う重要な存在というのが七崩賢の役割と言えます。
ちなみに、二つ名があって強くても、全知のシュラハトや腐敗の賢老クヴァールのように、七崩賢ではない大魔族もいます。
七崩賢の全滅年表|南の勇者が3人討ったところから終焉は始まった
年代 | 七崩賢にまつわる主な出来事 |
約600年前~ | ・フリーレンがマハトに敗北、逃走 ・フリーレンは100年かけて自身の黄金化を解く |
約90年前 | ・七崩賢が北側諸国を中心に要所を支配 ・シュラハト+七崩賢vs南の勇者勃発、 シュラハト+3人が討たれる 7人→4人に減る |
約90年~80年前 | ・勇者ヒンメルパーティーが アウラを討ち漏らし、ベーゼとグラオザーム(?)を倒す 4人→2人に減る ・マハトが城塞都市ヴァイゼでグリュックに仕える |
約80年前 | ・魔王が倒される |
約50年前~ | ・マハトがヴァイゼを黄金郷にして 大陸魔法協会に封印される |
約30年前 | ・勇者ヒンメル死亡で アウラを含む魔王軍の残党が暴れだす |
約3年前~現在 | ・アウラをフリーレンが倒す(ヒンメル死後28年) ・マハトをデンケンが倒す(ヒンメル死後30年) これで2人→0人、全滅しているはずだけれど…? |
七崩賢の特徴と能力
七崩賢のメンバーは、それぞれが魂を支配したり、他を黄金に変えたりといった特殊な能力を持っていました。
性格や行動についても多様性があります。
アウラは軍勢をつくって、都市をも制圧しようとしていましたが、黄金郷のマハトは自ら穏健派を名乗り、人類との共存を考えていました。
ただ両者ともに人間の心を理解できず、人殺しも躊躇しないといった生物的な共通点はあります。
南の勇者とは?
南の勇者についての記事はこちらからチェック♪
>>【葬送のフリーレン】南の勇者は人類最強の未来視持ち!生存説や名言を紹介
七崩賢の全メンバー一覧|名前・能力・死因・結末
>>山田鐘人原作、アベツカサ作画『葬送のフリーレン』(小学館)7巻63話より画像引用、キャラクター名は追記
『葬送のフリーレン』における七崩賢は、個々の特徴と物語における役割で読者を惹きつけました。
七崩賢の各メンバーの一覧、概要は次の通り。
№ | 二つ名と名前 ※ | 能力・特徴・死因 |
1 | 断頭台のアウラ | 「服従の天秤」に自身と対象の魂を乗せて、 力が下の者を従わせる力を持つ フリーレンの力を誤認して服従、自害 |
2 | 黄金郷のマハト | 誰も破れない「万物を黄金に変える魔法」 (ディーアゴルゼ)を使用 最強の七崩賢と呼ばれるも グラオザームの力とは相性が悪い フリーレンとデンケンに追い詰められる |
3 | 不死なるベーゼ | 強固な結界を展開するも 勇者パーティーに破られて討たれる |
4 | 奇跡のグラオザーム | 記憶を消す力と何かがある…? ヒンメル23歳時には生存、 後にヒンメルに討たれた? |
5 | ?? | ボブっぽい髪形をした女性らしき魔族 南の勇者に討たれた? |
6 | ?? | アウラと同じくらいの身長で 黒髪の少女っぽい魔族 南の勇者に討たれた? |
7 | ?? | ショートヘアで ヤギっぽい角を生やしている 青年らしき魔族 南の勇者に討たれた? |
つづいて、一名ずつ詳しくご紹介します。
①断頭台のアウラ|服従の天秤に頼りすぎた末に討たれる
初登場:単行本2巻14話「言葉を話す魔物」
生死:単行本3巻22話「服従の天秤」にて、フリーレンに討たれて死亡(ヒンメル死後28年)
能力:「服従の天秤」に魂を乗せ、魔力量が少ない方を多い方が操る「服従させる魔法」(アゼリューゼ)を使う
年齢/性別:約500歳(22話)/女性
配下:首切り役人(リュグナー、リーニエ、ドラート)
人気投票:10位
特徴:
断頭台のアウラは、他者を操る能力を持つ七崩賢の一員です。
80年前、勇者ヒンメルに片腕を落とされて撤退していましたが、ヒンメル死後に力を取り戻し、グラナト領を侵攻しようと画策。
アウラは絶大な魔力量を持つため、服従の天秤に自分と他者の魂を乗せても、多くの場合でアウラが勝ち、たくさんの人間が「不死の軍勢」の一員にさせられました。
また、心を強く持つ者が一瞬支配から逃れることもあったため、アウラは操る人間の頭部を切断。
これが二つ名「断頭台」の由来と考えられます。
アウラの意味はおそらくドイツ語で「オーラ」の意味を持つ「Aura」。
フリーレンvsアウラではっきりした人と魔族の違い
葬送のフリーレンの最萌は断頭台のアウラ。異論は認める。
500年以上生きた大魔族なプライドから余裕ある姿を見せる。
「ヒンメルはもういないじゃない」と言う姿は余裕の一言。
そして圧倒的余裕からの絶望。
自害という屈辱を受け涙を流す最期。
最高のネタキャラ。
アウラかわいいよアウラ。 pic.twitter.com/9BwTBw4mxg— 残念なパンピー (@shino_mako) October 22, 2022
フリーレンは当初アウラが操る人々を退けるため、魔法で吹っ飛ばしていました。
しかし、生死を問わず人なのだから傷つけるべきでないとヒンメルに諭され、80年越しの再戦時は解放する方法へと変えます。
それを知ったアウラは「ヒンメルはもういないじゃない」(18話)と言い、このセリフによって人と魔族の違いが浮き彫りになりました。
多くの人の印象に残ったようで、アウラと言えばこのセリフとして認知もされています。
アウラの最期は自害。
フリーレンが絶大な魔力量を持っていることを知らないアウラは、自分とフリーレンの魂を天秤にかけたことで魔力量で負け、魂を支配され、自害しろと命じられました。
プライドの高いアウラにとってこの最期は屈辱的だったことでしょう。
また、アウラはフリーレンが「葬送のフリーレン」という二つ名を持っていることを明らかにしてタイトル回収にも一役買っている重要キャラクターで、見た目のかわいらしさも相まって人気です。
②黄金郷のマハト|最後にして最強の七崩賢
初登場:単行本7巻63話「南の勇者」(シルエットのみ、名前が出たのは8巻77話)
生死:単行本11巻103話「報いの時」にて、デンケンに隙を突かれて死亡(ヒンメル死後30年)
能力:万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)
年齢/性別:少なくとも600歳以上(98話)/男性
配下/協力者:なし/ソリテール
人気投票:4位
特徴:
黄金郷のマハトは、人や物を黄金に変える能力を持ち、その黄金が元に戻せず壊せないことから、「七崩賢最後にして最強」(77話)とも呼ばれていました。
他を黄金にするほか、体から黄金を取り出すことも可能で、人に興味を持っていたため、ソリテールから人類の使う攻撃・防御魔法も教わって習得済み(91話)。
フリーレンも600年前に一度敗れているし、無名の大魔族ソリテールも戦いを怯むほどの強敵。
大魔法使いゼーリエには「呪い返しの魔法」(ミステイルジーラ)があったので、戦えば敵わなかったでしょう(93話)。
しかしそんなゼーリエでも黄金化の解除はイメージできず、大陸魔法協会はマハトごと封印するという一時処置を取りました。
弱みとしては、同じ七崩賢「奇跡のグラオザーム」とは能力的な相性が悪く(89話)、人類が研究しつくした一般攻撃魔法にも多少反応が遅れていました(100話)。
マハトの意味は、ドイツ語の力や支配を意味する「Macht」と推察。
マハトがグリュックを黄金にしたのは罪悪感のせい?
マハトは元々魔王への忠誠心はほぼなく、自称穏健派です。
人間に興味を持ったことから共存を望み、親しい人をつくれば自身も人と同じような感情があるのではないかと期待しました。
そして数十年の時を共に過ごしたグリュックが老い先短いと分かった時、マハトはグリュックを含むヴァイゼ一体を黄金化。
この行動は少し不可解です。
黄金化直前、グリュックの寿命は近く、ただ失うだけでいいのなら黄金にする必要はなく、罪悪感を知るためなら殺せば良かったはず。
黄金はその時は不可逆でしたが、マハトは自身の体の黄金化を戻せたので、元に戻せる可能性を考慮していなかったとは思えません。
そのため、マハトはグリュックの死を阻みたいと無意識に思った可能性もあります。
SNS上でも同様の意見がありました。
Chihiro💉×6
@sen13wサンデーうぇぶりで「葬送のフリーレン」の感想を読んでる(オタクはこういうのも楽しむ)、
マハトはグリュックの老いと死を受け入れられたくなかっただけなんだろうな↓、
というのを見て「然もありなん」って思った。
自分では思い付かないことだ。
これだから人のコメントを読むのはやめられない。>>X(旧Twitter)午後10:53 · 2022年5月18日投稿より一部引用
マハトは黄金化した時点で、グリュックやヴァイゼに対し、自覚なく何らかの情を抱いていたのではないでしょうか。
マハトの最期は戦いの始まり?
マハトの最期は、黄金から元に戻ったグリュックの傍でした。
マハトとの戦いは無名の大魔族ソリテールの邪魔もあって苛烈でしたが、デンケンやフェルン、シュタルクの奮闘、フリーレンの黄金解析と解除によって形勢逆転します。
デンケンが黄金化解除で動揺したマハトの隙をつき、致命傷を与えたのです。
マハトはその後、グリュックの下へとたどり着き、魔族らしく消え去りました。
黄金郷編完結
マハトとグリュックの再会と別れ。回想編でも、この2人の関係性と達観したやり取りは好きだったな。
傷ついたマハトと年老いたデンケンを見て、何が起こったのかを瞬時に悟った感のあるグリュックはやはり切れ者だなあ。
そしてまたしばらく休載のフリーレン#葬送のフリーレン pic.twitter.com/veDElpV5lL— やぐち (@yaguti13) October 26, 2022
ただ、マハトの討伐、黄金化解除は七崩賢の終わりという朗報だけでなく、別の戦いの始まりも示唆している可能性があります。
ゼーリエは大陸魔法協会を創って強い魔法使いを集めていて、これまでマハトに黄金化された多くの英傑たちもこの戦いのあと、元に戻ったでしょう。
人類側の戦力が急上昇した状態です。
魔王軍の残党との大規模な戦いが始まる可能性もあります。
③不死なるベーゼ|人類を侮って結界を破られる
初登場:単行本7巻63話「南の勇者」(シルエットのみ、名前が出たのは7巻59話)
生死:単行本11巻102話、約80年前にヒンメルたちに討たれて死亡
能力:結界魔法
年齢/性別:不明/男性?
配下:不明
人気投票:71位
特徴:
不死なるベーゼは、南の勇者との死闘を生き抜き、勇者ヒンメルパーティーと対決。
強力な結界魔法を使ってヒンメルたちを閉じ込め、フリーレンは破るイメージができないと勝利を諦めます。
しかし、ヒンメルやアイゼンが結界を攻撃して少し欠けさせ、ハイターが補助魔法でサポートしたため(97話)、フリーレンがイメージを確立、結界を解除することに成功。
ベーゼはヒンメルにトドメを刺されました。
(´皿` )『不死なる』とかいう仰々しい異名が付いてるのにやられ方ちょっと雑っぽいの笑うw ⇒ 七崩賢《不タヒなるベーゼ》(⇒ 葬送のフリーレン /週刊少年サンデー45号) pic.twitter.com/h9FvoJFj2R
— ゴーゴリ1912 (@comment_nico2) October 7, 2023
フリーレンしか警戒していなかったベーゼが、ヒンメルたちに虚を突かれた形です。
魔族はどうしても、格下と決めた相手を侮る「驕り」が弱点になりがちと分かります。
ベーゼの意味はおそらく、ドイツ語の悪を意味する「böse」。
>>【葬送のフリーレン】ヒンメルがかっこいい!名言と感動エピソードをピックアップ
④奇跡のグラオザーム|記憶を消せる力を持ち…?
初登場:単行本7巻63話「南の勇者」(シルエットのみ、名前が出たのは10巻89話)
討伐:不明、南の勇者との戦い後には生きていた
能力:精神魔法(対象者の記憶を奪う、幻影を見させる等)
年齢/性別:不明/男性
配下:残影のツァルト
人気投票:70位
特徴:
奇跡のグラオザームの力は精神魔法、生死は不明です。
この精神魔法によって顔や素顔も記憶も操作できるため、死亡したと誤認させる可能性も。
確認できている経緯としてはまず、未来視の力を持つシュラハトが63話にて、南の勇者討伐の作戦後、マハトの記憶をグラオザームに消させると言っていて、マハトの戦いの記憶は消えています。
さらに116話、南の勇者との戦いから数年後、ヒンメルが23歳の時に生存していたことが判明。
南の勇者との戦いでグラオザームは生き残っていたということ。
つまり、討ったとすればヒンメルたちがグラオザームを討ったのでしょう。
グラオザームの意味はおそらく、ドイツ語の残忍や残酷を指す「Grausam」。
⑤不明|ボブっぽい髪形をした女性らしき魔族
初登場:単行本7巻63話「南の勇者」
能力:不明
年齢/性別:不明/女性?
生死:不明、おそらく死亡
配下:不明
フリーレンの回想シーンにて初登場。
ヒンメルの死後30年時点でレルネンがマハトのことを「最後にして最強の七崩賢」としていたため、おそらく死亡していると考えられます。
63話のフリーレンの話や108話の状況から察するに、討ったのは南の勇者。
⑥不明|黒髪の少女らしき魔族
初登場:単行本7巻63話「南の勇者」
能力:不明
年齢/性別:不明/女性
生死:不明、おそらく死亡
配下:不明
フリーレンの回想シーンにて初登場。
5番目、7番目の七崩賢と同様の理由で死亡していると考えられます。
⑦不明|ヤギ角の青年らしき魔族
初登場:単行本7巻63話「南の勇者」
能力:不明
年齢/性別:不明/男性?
生死:不明、おそらく死亡済み
配下:不明
フリーレンの回想シーンにて初登場。
5番目、6番目の七崩賢と同様の理由で死亡していると考えられます。
七崩賢ではないけれど強敵|シュラハト・クヴァール・ソリテール
『葬送のフリーレン』の世界における一番の敵は魔王であり、人類の脅威だったのが魔王直下の七崩賢と言われています。
ただそれ以外にも「大魔族」と呼ばれる強敵が存在。
ここでは特に強く、手ごわかった大魔族3名を解説します。
全知のシュラハト|千年先の未来を視た魔族
「全知のシュラハト」は七崩賢ではなく、それよりも上、魔王の腹心でした。
未来予知の力によって千年先まで視えたため、大きな脅威でしたが、同じく未来が視える南の勇者との戦いで相討ち。
ヒンメルたちが旅を始めた頃、アイゼンが南の勇者が討たれた話をしていたので(11話)、討たれたのは約90年前のことだと考えられます。
ただ、南の勇者との戦い前にシュラハトは、マハトの記憶を消す算段をして「千年後の魔族のための戦いだ」と謎めいた発言をしていました。
本人はいなくとも、シュラハトが計画した魔族が存続するための戦いは進行中なのかもしれません。
シュラハトの意味は戦いや会戦を指すドイツ語「Schlacht」なので。
腐敗の賢老クヴァール|一周回って人類の魔法を進化させた恩人?
クヴァールさんの魔法を(人類に)くばーるww pic.twitter.com/MsyR9POJOh
— 土后 木尊▶️ (@tarutarurdm) October 13, 2023
「腐敗の賢老クヴァール」は、約80年前の勇者ヒンメル一行が倒しきれず封印した魔族。
封印前は「人を殺す魔法」(ゾルトラーク)という貫通魔法を編み出し、中央諸国で大暴れしていました。
クヴァールはフリーレンに「魔王軍屈指の魔法使い」と言わしめるほどであり、封印から解かれてすぐ最新の防御魔法の弱点に気づく等、すごい遣い手です。
ただクヴァールのゾルトラークは強力さがアダとなり、各国で盛んに研究され、解析のスペシャリストであるフリーレンも助力。
結果、数年で人類に解析されたゾルトラークは、人類の魔法体系に組み込まれ、一般攻撃魔法と防御魔法は相互に進化させることに寄与。
そして封印から解かれたクヴァール自身も、フリーレンの放った進化したゾルトラークで倒されました。
クヴァールの意味は苦しみ、苦痛を指すドイツ語「Qual」、ゾルトラークは物質を分散させる路という造語にすれば「Sol Trakt」となります。
無名の大魔族ソリテール|研究者にして魔王の友達
ソリテールは、魔王軍所属は名乗っておらず、二つ名もありませんが、実力的に大魔族の分類で、魔王がいた頃は人類との戦闘にも参加していた様子。
ただソリテールのことで最も特筆したいのは、魔王を友達と呼んでいたこと。
タダ者ではありません。
内面としては一見人当たりがよく好奇心旺盛な性格、しかし心はなく、人を実験動物の様に見ている節がありました。
様々な魔法体系を学んでいて、高度な結界を解除できるほどのスキルを持っていますが、一番得意なのは高密度な魔力をぶつける魔法(99話)。
フリーレンとフェルン、シュタルクが力を削り、最期はフェルンが長距離射撃によって致命傷を与え、フリーレンが魔法でトドメを刺しました。
ソリテールの意味は、一人遊びが好きな彼女にぴったり、ゲームの「solitaire」(ソリティア)。
>>【葬送のフリーレン】フェルン死亡説の真相とは?生い立ちや年齢や強さなどを解説
>>【葬送のフリーレン】シュタルクの噂を検証!ちっさくてフェルンと付き合っている?
その他の強者たち
剣の里に伝わる「世界を滅ぼす大いなる災い」ってやっぱり終極の聖女トートが星全体にかけてる「呪い」のことなんじゃないかな。本編の時代だと後20年くらいで呪いが惑星を覆い尽くすらしいし。やはりシュタルクとフェルンの子供が真の勇者になるのでは?
#フリーレン #frieren pic.twitter.com/vKsURoPWtQ— Dr.BH🍺 (@Admiral_KT) November 24, 2023
葬送のフリーレンには様々な力を持つキャラクターがたくさん登場します。
終極の聖女トート、血塗られし軍神リヴァーレ、中には人間でありながら、主人公フリーレンすらも超える強者も…。
こちらの記事で究極の強さランキングをご紹介しているのでぜひチェックしてみてください♪
>>【葬送のフリーレン】究極の強さランキング!ゼーリエや七崩賢の真の力とは?
七崩賢との戦いはまだ終わっていない?
『葬送のフリーレン』に登場する七崩賢について見てきました。
フリーレンたちと七崩賢との戦いは、数々のドラマティックな瞬間を生み出していると判明。
強敵としての手ごわさ、魔族の特性や習性、思想なども興味深く、惹きつけられました。
マハトの説明時に「最後の七崩賢」とあったため、七崩賢は全滅している可能性もありますが、シュラハトの謎行動、グラオザームの生死も明確ではありません。
魔族は死んだ場合、魔力の粒子になって消える(16話)ので、元々生死が確認しづらいというのも全滅を疑う理由です。
8巻で登場した神技のレヴォルテたちのように、魔王軍のような動きをする怪しい魔族も出てきています。
人類と魔族の戦いはまだまだ続く予感…。