【葬送のフリーレン】南の勇者は人類最強の未来視持ち!生存説や名言を紹介

アニメも漫画も大人気『葬送のフリーレン』には、数多くの魅力あるキャラクターが登場し、ファンの心をつかんで離しません。

特に、人類最強と呼ばれていた「南の勇者」は注目を集めています。

この記事では、

  • 南の勇者のプロフィール
  • 登場エピソード
  • フリーレンや他のキャラクターとの関係性
  • 再登場の可能性 等々

南の勇者の魅力や彼にまつわる謎を徹底的に紐解いていきます!

『葬送のフリーレン』の南の勇者とは?

葬送のフリーレンに登場する南の勇者

原作:山田鐘人、作画:アベツカサ『葬送のフリーレン』(小学館)に登場する南の勇者(画像は公式Xより)

葬送のフリーレン』は、勇者が魔王を討ったあとの世界を描く「後日譚ファンタジー」。

多くのファンを魅了するこの漫画には、「南の勇者」という重要キャラクターがいます。

南の勇者とは、魔王討伐直後である1話では既に亡くなっている人物。

しかし、魔王軍との戦いの全盛期である約90年前、世界を大きく変える功績を残している「人類最強」の名にふさわしい勇者です。

南の勇者の重要度が分かる相関図

葬送のフリーレン人類vs魔王軍や南の勇者の重要度が分かる相関図

葬送のフリーレン人類vs魔王軍や南の勇者の重要度が分かる相関図

こちらの相関図のとおり、南の勇者は魔王軍の幹部を何人も打ち破り、大打撃を与えているんです!

登場回数は少ないキャラクターではありますが、作中世界でも読者たちにも今なお愛される、かっこよく、存在感のあるキャラクター。

この記事では、そんな南の勇者の基本情報や経歴、重要エピソード、名言などをご紹介し、生存や再登場について考察していきます。

>>【葬送のフリーレン】七崩賢の全メンバーの死因と結末について徹底分析

『葬送のフリーレン』の南の勇者が登場する63話を無料で読む方法

南の勇者の登場話を未読の方はぜひ『葬送のフリーレン』公式Xアカウントのポスト、小学館公式アプリ「サンデーうぇぶり」にてチェックしてみてください。

無料ですぐ読めますよ♪

南の勇者のプロフィールと経歴|年齢・性格・能力など

まず、葬送のフリーレンに登場する南の勇者の基本情報をご紹介します。

南の勇者はプロフィールからかっこいい

南の勇者は、その名前からして非常にかっこいいのですが、もちろん名前だけがかっこいいのではありません。

名前南の勇者(本名不明)
cv不明
年齢20代後半~30代(故人)
最期ヒンメルたちが旅を初めてまもなく、
魔王の腹心「全知のシュラハト」と相討ちになって死去
身長/体重不明(ハイターと同じかそれ以上)/不明
種族人間
職業勇者
仲間不明(回想シーンではいつも一人)
家族年の離れた兄
親友不明
偉業・1年間で魔王の前線部隊を壊滅に追い込む
・魔王直下の大魔族「七崩賢」の3人と
魔王の腹心である全知のシュラハトを討伐(63話)
性格勇者らしい気高さとキザな気質を持つ
見た目口ヒゲがある
武器2本の剣
特殊能力未来視
好きなもの不明
出身地不明
備考・初めて名前が出たのは2巻11話
・北側諸国ファーベル村には南の勇者の銅像がある(63話)
・フリーレンを仲間にしようと誘うも断られた過去あり(63話)
・2022年開催公式人気投票結果は8位

南の勇者については、かなり謎の部分が多いです。

しかし多くが明かされていない分、偉業が輝いて見えますよね。

人類最強の強さの秘密は未来視と覚悟

南の勇者は「人類最強」と呼ばれていて、フリーレンからもふさわしい呼び名だと讃えられていました。

その最強の理由として本人が挙げたのが「未来視」の魔法。

南の勇者「だから君にだけは教えよう。この私が人類最強たる所以を。私には未来が見えるのだ。」

>>原作:山田鐘人、作画:アベツカサ『葬送のフリーレン』(小学館)単行本7巻63話より一部引用

千年先を見通すと言われた全知のシュラハトと相討ちしているため、同程度かそれ以上の未来視の力があった、または使いどころがうまかったと考えられます。

ただ、いくら未来視の魔法が優れていても、人類をはるかに凌駕する魔力量と魔法技術を持つ魔族には勝てません。

未来視を活かせるよう、魔法以外の研鑽も欠かさなかったはず。

さらに南の勇者は、自身の死の具体的な時期と場所、それから魔王を倒すのがヒンメルたちだと明かしています。

それでも、北部に赴き、戦いました。

とても勇気ある行動です。

このことから、南の勇者を人類最強にした一番の理由は、正義を全うするため、運命を覆すために戦う「覚悟」だと考えられます。

葬送のフリーレン内の強さランキング

南の勇者を始めとした葬送のフリーレン内の強者たちの中で、誰が一番強いのか知るべく、強さランキングを作ってみました。

南の勇者の強さは果たしてフリーレンよりも上なのか…気になる方はこちらもからチェック!

>>【葬送のフリーレン】究極の強さランキング!ゼーリエや七崩賢の真の力とは?

南の勇者の声優とアニメでの表現

葬送のフリーレン、南の勇者の声が三宅さんになって雷十太先生と悪魔合体して欲しい

>>X(旧Twitter)トルーパー(ブタゴリラ) @trooperASW 投稿より引用

アニメ『葬送のフリーレン』でも、南の勇者の活躍が期待されています。

顔の造形、長身、口ひげなどの見た目からすると、ナイスミドルさを表現できる渋い声が合っていますよね。

他キャラクターのcvが気になる方はこちらもおすすめ♪

>>【葬送のフリーレン】ヒンメルがかっこいい!名言と感動エピソードをピックアップ

南の勇者の経歴|シュラハトと相討ちになったけど生きている?

魔王の腹心全知のシュラハト

魔王の腹心「全知のシュラハト」(公式Xより)

南の勇者の経歴を簡単にまとめると次のとおり ※。

時期ヒンメル年齢出来事
~約91年前16才~・未来視の魔法を得て、自身の役割と死期を知る
約91年前・フリーレンのところを訪れ、
魔王を倒す旅に誘って断られる
約91年~90年前・断られてから1年で魔王軍の前線部隊を壊滅させ、
ファーベル村を始めとした多くの人に感謝される
約90年前17才・魔王軍の補給を担う北部高原最北端にたどり着く
・シュラハト+七崩賢全員に襲撃される
・七崩賢の3人を討って、シュラハトと相討ちで死亡

※時期は勇者ヒンメル死後31年から計算したもの
※勇者ヒンメルは16才で旅に出て、10年後の26歳で魔王を討っている

フリーレンに断られてからの快進撃

南の勇者は約91年前、フリーレンに魔王討伐の旅への協力を求めるも断られました。

たださして悔しそうな顔もせず、フリーレンが同行したとしても自身の死は変わらないと達観。

未来を知っていても、(おそらく)一人で魔王軍と戦いつづけ、魔王軍の前線部隊を壊滅させ、あとにつづく勇者ヒンメル一行の道を切り開きました。

全知のシュラハトと相討ちになったけど生存説もある

南の勇者の最期は、魔王軍の幹部「全知のシュラハト」との相討ち。

魔王直下の配下「七崩賢」3人もの魔族を討ち取った直後の出来事です。

後年フリーレンは、南の勇者の遺体は見つからなかったため、今もまだ全知のシュラハトとの戦いはつづいているという伝説があると語っています。

しかしフリーレンはさらに、人喰いの魔族だから食べられてしまったのだという自身の考えを明かしました。

これが本当なら生存の可能性はありません。

あとシュラハトとの戦いを生き延びていたとして、ヒンメル死後31年の時点では120歳くらいですしね…。

ただ時間を逆行させる女神様の魔法(107話)もあることだし、フリーレンたちの目的地である天国「オレオール」で魂の姿で登場するまで希望を持ってもいいかもしれません。

南の勇者の登場回は63話だけじゃない?重要エピソードと名言

葬送のフリーレンにおける南の勇者の回想と言えば、サブタイトルにもなった63話「南の勇者」です。

しかし、実は別の話数でも名前が出てきていました。

  • 2巻11話
  • 7巻63話
  • 10巻88話
  • 10巻89話

南の勇者の重要エピソード、名言とともに詳細をお伝えします。

2巻11話|アイゼンが危機感を持たせるために初めて名前を出す

南の勇者の名前が初めて出たのは、単行本2巻11話「村の英雄」にて。

勇者ヒンメルパーティーの回想シーンで、ヒンメルたちが出発して1年以内の際、アイゼンが次の様に話しています。

アイゼン「人類最強といわれた南の勇者も魔王直下の七崩賢に討たれた。」

>>原作:山田鐘人、作画:アベツカサ『葬送のフリーレン』(小学館)単行本2巻11話より一部引用

正確には、「魔王の腹心の全知のシュラハトとの相討ち」ですが、これが「シュラハト生存のフラグ」なのか、「若い冒険者たちに入ってくる情報だから精度が低い」という表現なのかは不明。

ここでは、魔王軍の強さを強調する役割でした。

この印象が一変するのが、63話です。

7巻63話|南の勇者は知っていた…

単行本7巻63話「南の勇者」では、回想シーンにて初めて南の勇者の姿が描かれました。

フリーレンを旅に誘っていたこと、未来を視る魔法が使えること、七崩賢とシュラハトと戦って死亡するまでの経緯も判明。

南の勇者が予告した多くのことが当たっていましたが、ただ一つだけ外れていました。

それは南の勇者自身のこと。

南の勇者は、自身の偉業が歴史に埋もれると予告しましたが、回想終わりには、90年近く経ってもまだ人々に感謝され、愛されている様子が描かれています。

南の勇者は自分が死んだあと、魔王がヒンメルに倒されることは視ていたようですが、この様子は視られなかったのかもしれません。

この話で飛び出した名言はこちら。

南の勇者「道は必ずこの私が切り開くと。人類最強であるこの南の勇者が。」

>>原作:山田鐘人、作画:アベツカサ『葬送のフリーレン』(小学館)単行本7巻63話より一部引用

気障だけれど、南の勇者なのでハマっていました。

「この」と2度も自身の存在を強調されているあたり、歴史の陰に埋もれることが本当に不本意なのだと分かります。

また、この63話がサンデー本誌に掲載された際、編集部の煽り文が入っていて、「煽り文がいい」「何度も読みたくなる」と話題になりました。

こちらがその煽り文です。

「南の勇者は知っていた。世界が救われることを。その時、自分がいないことを。」

>>『週刊少年サンデー』(小学館)2021年39号掲載『葬送のフリーレン』63話の編集部煽り文より引用

単行本には未掲載ですが、小学館公式アプリ「サンデーうぇぶり」配信中の63話には載っていました(2023年11月時点)。

この「ハッピーエンドだけど少し寂しい感じ」が、葬送のフリーレンの魅力の一つですね。

10巻88話・89話|魔王とシュラハトが危惧した実力

単行本10巻88話「ソリテール」、89話「罪悪感」では再び南の勇者の名前が出てきます。

七崩賢のマハトの回想シーンにて、魔王の腹心である全知のシュラハトがマハトのところに行き、南の勇者討伐に協力するよう求めました。

つづけて、討伐が魔王の命令であること、シュラハトが幾度も戦いを予知していることも言及。

南の勇者は魔王軍にとって脅威であり、腹心を失っても倒すべきと判断されたと分かります。

「南の勇者=人類最強」ということへの説得力が強まるシーンです。

南の勇者に関する評判と評価|X・なんJ・pixiv等

南の勇者はファンの間でも非常に人気があり、様々な場所で語られています。

ファンの評判や評価、彼に関する作品がどのように受け入れられているのかをご紹介します。

SNS上の評価は「かっこいい」or「かませ」?

まずSNS上をチェックしたところ、主に「かっこいい」とか「強すぎる」、「イケメン」、「渋い」といった高評価が大多数を占めていました。

Google検索の検索候補からも、ファンの南の勇者に対する関心が分かります。

南の勇者のサジェスト検索候補

Google検索の南の勇者の検索候補

「かませ」は一見悪口ですが、よくよく調べてみると「魔王討伐の前座みたいに登場したけれど、63話読んでイメージ変わった」というポジティブな声ばかり。

かませみたいな立ち位置と称号だと思わせてガチで人類最強だったことが判明するポジなリヴァイ兵長&南の勇者

>>X(旧Twitter)ゆっくりライアン @sp8a79午前10:38 2023年6月30日投稿より引用

南の勇者に投票しました。 https://sgk.me/frieren2022 #フリーレンアニメ化記念キャラ人気投票 #ツイートと葬送のフリーレンフォローで10000票 #南の勇者
魔王を倒した勇者ヒンメルじゃない方の勇者って普通ならかませか引き立てになりそうなのに超かっこいい。みんな大好き南の勇者。

>>X(旧Twitter)オカリナさん @okarina2828午後2:31 · 2022年9月23日投稿より引用

なんj(なんでも実況版の意)でも

  • 「【葬送のフリーレン】南の勇者強ぇ」
  • 「【葬送のフリーレン】南の勇者たいしたことない奴だなって思ってたらめちゃくちゃ強かった」等

讃えるスレッドが乱立していました。

「南の勇者が死んだ」については、小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿されている小説『南の勇者が死んだ。』という別作品ですね。

pixivやXでのファンアートはまだ少なめ

南の勇者の人気は高いですが、pixivXといったサイトで南の勇者のファンアートを探したところ、まだ少なかったです。

ただアニメ化によって葬送のフリーレンファンは急増中なので、南の勇者ファンやファンアートが激増する日も遠くないはず。

南の勇者は少し疑念がもたれる最期を迎えていますし、人々の心の中には生きつづけています。

本当に死んでいるのかは、フリーレンたちが行きつく天国ではっきりさせてくれるのではないでしょうか。

今後も葬送のフリーレンや南の勇者を応援しましょう♪

>>【葬送のフリーレン】フェルン死亡説の真相とは?生い立ちや年齢や強さなどを解説

>>【葬送のフリーレン】シュタルクの噂を検証!ちっさくてフェルンと付き合っている?