【推しの子】星野ルビーのプロフィール!名言や闇落ちの理由も

集英社『週刊ヤングジャンプ』と、Web漫画アプリ『少年ジャンプ+』で連載している『推しの子』。アニメも話題となり、いま注目されている作品です。

星野ルビーは、推しのアイドル「アイ」の子どもに転生した双子の妹。最初は天真爛漫で可愛いルビーも、ストーリーが進み、真実を知るにつれ変化していくのです。

この記事では星野ルビーのプロフィールと声優、アクアとの関係性、闇落ちの経緯、ルビーの名言について紹介します。

【推しの子】星野ルビーのプロフィール

星野ルビーは、「推しの子」メインキャラクターのひとり。アイの子どもで、アクアの双子の妹です。

まずは、ルビーの前世、本名、年齢と職業、格について見ていきましょう。

ルビーの前世は?

ルビーの前世ゴローの患者、天童寺さりなです。

さりなは難病を患っていたため、12歳で死亡しています。生前のほとんどを病室で過ごしていて、B小町のライブ映像を何度も見ていました。

アクアの前世であるゴローにアイを教えたのはさりなで、病室で一緒にライブDVDを見るほど仲の良い関係でした。

ルビーの本名・漢字は?

ルビーは、作中やアニメのクレジットでは『星野ルビー』と表記されていますが、漢字で書くと『星野瑠美衣』です。

本名が『愛久愛海(アクアマリン)』のアクアからすると、「ルビーの方がマシ」と言われています。

ルビーの年齢、職業

ルビーの年齢は16歳、高校1年生です。アイのようなアイドルになるため、芸能科のある陽東高校芸能科へ通っています。

また、高校に入学してからはアイドルグループ『B小町』を結成。B小町は星野ルビー、有馬かな、MEMちょの3人で活動しています。

アイドル活動を開始した当初、ルビーは芸能活動経験がなかったものの、ストーリーが進むごとに、アイドルとしての仕事が増えていきます。

ルビーの性格

基本的には天真爛漫で素直な性格。前世では12歳という若さで亡くなっているのも要因の1つでしょう。

アクアや、かなといった他のキャラクターがしっかり者である一方で、ルビーは心の赴くまま行動しています。愛されキャラで、周囲から世話をやかれるシーンも多いです。

基本的に明るいルビーですが、オタク気質な部分も持っています。アイが好きすぎるため、SNSのアンチコメントに対して、激しい言葉で反撃することも。

また、前世で好きだったゴローをずっと想い続けているので、好きなものに対して一途になりすぎる性格なのかもしれません。

【推しの子】ルビーの声優

ルビーの声優は伊駒ゆりえさん、前世のさりな役を高柳知葉さんが演じています。

とくに伊駒ゆりえさんは推しの子が初のレギュラー作品。メインキャラクターに新人が抜擢された点も話題になりました。

ここでは、ルビーとさりなを演じる、ふたりの声優さんについて紹介します。

ルビー役:伊駒ゆりえ

伊駒ゆりえさんは、81プロデュースに所属する声優です。名前の読み方は「いごまゆりえ」。

2021年デビューで、推しの子が初めてのレギュラー作品になります。アニメのオーディションを受けるのも、推しの子が初めてだったそうです。

原作者の赤坂アカ、プロデューサーの山下愼平いわく伊駒さんの抜擢は、ほぼ満場一致だったとか。その理由は、演技力と新人感のバランスでした。

ルビーの天真爛漫さと、時に出るオタクの早口感などの絶妙な演技を楽しめます。

ルビーの前世 さりな役:高柳知葉

さりな役は、高柳 知葉(たかやなぎ ともよ)さんが演じています。

現在はラクーンドッグに所属。デビュー当時はプロ・フィットに所属していましたが、プロ・フィットの撤退により、ラクーンドッグへ移籍しました。同期のひとりに、鬼滅の刃で竈門禰豆子を演じた鬼頭明里さんがいます。

推しの子の他には、『ウマ娘 プリティーダービー』でオグリキャップを演じています。

難病を抱えていたさりなの、儚さがあるお芝居が注目ポイントです。

【推しの子】アクアとルビーの関係性

推しの子で注目すべき点のひとつが、アクアとルビーの関係性です。

現在は双子という関係ですが、前世からのつながりがあるふたり。今後、ふたりの関係はどうなるのかは、推しの子の見どころのひとつですね。

赤ちゃんの頃はアクアに冷たかったルビー

アクアとルビーが転生したばかりの赤ちゃんの頃は、アイを取り合っていて、仲良くなさそうに描かれています。

前世から男性であるアクアはアイの母乳を飲むのに抵抗があり、哺乳瓶から飲んでいました。それを横目に、ルビーは遠慮なくアイから母乳をもらいマウントを取る、というシーンも。

また、最初からルビーはアクアに対して転生していることをあまり隠していませんでした。ルビーが赤ちゃんではないと気付いたアクアが、普通に話しかけると驚きのあまりに「え………赤ん坊がしゃべった!キモーッ!」と言ってしまうルビー。

その後、お互いに冷たい素振りをしながらも連携を組み、プロダクション社長の嫁である斎藤ミヤコを味方につけます。

お互いに前世があることに気付いたときから、冷たいふりをしながらも信頼しあっていたようです。

ブラコンな一面があるルビー

アイの死後は、アクアがルビーに対して過保護である描写が多いです。しかし、ルビーもブラコンな側面を持つのでお互い様という印象。

アクアが恋愛リアリティーショー『今ガチ』に出演した際は、他の女の子とアクアが仲良くしているのを見たルビーが怒るシーンがありました。兄の恋愛や仕事を逐一チェックしては文句を言う描写が目立ちます。

アクアの前世にはまだ気づいていない

アクアとルビーは、お互いの前世に気付いていません。

ルビーは、11巻でゴローが死んでいることを知るですが、まだアクアに転生したことには結びついていないのです。

ゴローがアクアだと気付いた時にルビーはどうなるのか、今後の楽しみな展開のひとつですね。

【推しの子】ルビーは闇落ちする?

天真爛漫でおバカキャラだったルビーも、だんだんと闇落ちしていきます。これには、芸能界の闇やアイの生前の嘘、ゴローの死などが関係してくるのです。

つぎは、ルビーが闇落ちしていく経緯についてまとめていきます。

ルビーがゴローの死体を発見してしまう

ルビーは前世の頃から、担当医だったゴローに好意を寄せていました。それはルビーに転生しても変わらず、生きていたらいつか会えると思っていたのです。

しかし推しの子8巻・77話で、ルビーはB小町のMV撮影のために高千穂を訪れ、黒川あかねと山道を歩いていました。そこでたどり着いた祠で、白骨化したゴローの死体を発見してしまうのです。

死体の服のポケットには、前世の自分があげたアイのキーホルダーがありました。これはゴローの死体だとルビーは確信します。そこで、ルビーの希望がひとつ消えてしまうのです。

ゴローとアイを殺したのが同じ人物だと気づく

ゴローの死を知り、混乱するルビー。そこに謎の少女が現れるのです。

少女は、ゴローの失踪当日に不審な人物が2人目撃されたことをルビーに伝えます。そのうち1人はアイを刺したストーカーで、もう1人を探すのはルビーの役目というのも告げるのです。

この件で、ルビーはアイとゴローを殺した犯人が、同一人物だと気付きます。

アイだけではなくゴローも失ったことに気付くルビー。

今まで抱いていた希望が消え、アイドル活動を楽しむ少女から、復讐者へと変わる決意をするのです。

8巻・79話でルビーの両目に星が現れ、本格的に復讐へ動くこととなります。

ルビーは覚醒し、目の色が変わってしまう

元苺プロダクション社長でアイの死後に失踪した斉藤壱護を利用し、芸能界で生き抜くためのノウハウを学びます。

そして、売れっ子アイドルになるため、あらゆる手段を使うことに。バラエティ番組「深掘れワンチャン」の、持ち込み企画では番組の炎上を巧みに収めます。

計画通りの結果によりスタッフに恩を売った結果、ルビーは人脈を広げることになります。

芸能界で綺麗に売れるのは無理だと言い切ってしまう

アクアはルビーの変化を気に掛けますが、ルビーは「この世界で奇麗に真っ直ぐ売れるのは無理だ」と、これまでとは真逆の発言をします。

「子供がいることを隠してアイドルをやっていたママも嘘つきだった」、「綺麗にまっすぐ売れるなんてこの世界では無理」など、今までのルビーからは到底考えられないセリフも。

復讐に燃えるルビーはアイドルとして売れるため、急速に仕事を増やしていくのです。アイドル活動初期の、嘘が嫌いだったルビーの面影が消えていきます。

【推しの子】星野ルビーの名言集

これまで起きたことを知ってしまい、闇落ちしてしまったルビー。ですが、8巻頃までは明るく天真爛漫で、ポジティブで励まされるセリフが目立ちます。

その頃のルビーは、アクアとは対照的なポジティブなセリフが多かったのです。ここからは、そんなルビーの名言を紹介します。

何も出来ないまま終わる人生だってあるんだよ

これは、2巻11話で登場したセリフです。

アクアに「アイドルという仕事はコストとリターンが見合ってない」と言われたときのシーン。

前世ではほぼ病室で過ごし、12歳という若さで亡くなったからこその言葉ですね。

傷つけられる側が自分を納得させる為に使う言葉を人を傷つける免罪符に使うな…!!!

1巻10話、まだ幼いルビーがSNSでアイへの誹謗中傷を見た時の一言です。

「お客様は神様」という言葉は、サービスを与える側(傷つけられる側)が、クレームを受けたり理不尽な思いをしたとき、納得するために使うもの。客側がサービスを与える側を傷つけたり、上から目線で使ったりする言葉ではない、という意味を持ちます。

この言葉は、アニメ放映時にも大きな話題になりました。

アイドルをやるのに年齢なんて関係ない、だって憧れは止められない

4巻32話にて、アクアが出演した恋愛リアリティーショー「今ガチ」の配信者MEMちょをB小町に勧誘するときのセリフです。

MEMちょは高校生設定で通していましたが、本当は25歳。もともとアイドルに憧れていたMEMちょに対して、ルビーは「年齢なんて関係ない」と言い、B小町への勧誘に成功します。

まとめ

星野ルビー(星野瑠美衣)は、アイの娘でアクアの双子の妹。前世では難病を抱えていたため12歳で死亡しています。

容姿はアイ譲りで可愛く、天真爛漫な性格。たまにオタク気質を発揮します。

ルビーはアイドルの世界に飛び込むことで、アイの真実や芸能界の闇に気付いてしまうのです。これまでの推しの子はアクアがメインでしたが、今後はルビーの動向が展開の鍵になりそう。ルビーがどうなっていくのか、目が離せません!