渡辺航原作による人気漫画『弱虫ペダル』のアニメが終了した理由が、作者の死亡だという噂があるとか。この噂は本当なのでしょうか?それとも単なる誤解やデマなのでしょうか?本記事では、弱虫ペダルの作者死亡説について、真相を調査しました。
『弱虫ペダル』について
【原作漫画】
- 作者:渡辺航(わたなべわたる)
- 掲載誌:週刊少年チャンピオン
- 巻数:既刊88巻(2024年4月現在)
【アニメ】
- 制作:トムス・エンタテインメント
- 話数:137話(第1期~5期)
『弱虫ペダル』の作者は死亡した?
まず結論から述べますと、『弱虫ペダル』の作者は、死亡していません。
現在52歳の渡辺航(わたなべわたる)氏は、長崎出身の漫画家として活躍中。そもそも『弱虫ペダル』は、アニメは終了したものの、週刊少年チャンピオンでの連載は続いています。渡辺氏は大きな病気や事故に巻き込まれたこともなく、自らが描く作品に登場するロードバイクにも乗るほどの健在っぷりから、死亡説は根拠のない噂に過ぎません。
『弱虫ペダル』の作者が死亡したと言われるのはなぜ?
『弱虫ペダル』の作者が死亡したという噂の原因や理由は何なのでしょうか?その根拠について調べました。
同姓同名の俳優が死亡したことが原因?
『弱虫ペダル』の作者が死亡したと言われる理由として、2020年3月23日に癌で亡くなられた俳優の渡辺航(わたなべこう)さんとの混同が考えられます。
「わたなべわたる」と「わたなべこう」で読み方は異なりますが、漢字が全く同じであるため、ネットで検索する際にはこの俳優の情報が表示されてしまうようです。推測するに、この時に「死亡」に関連するキーワードが現れ、それが「弱虫ペダル」の作者の死亡と結び付けられた可能性が高いです。
俳優・滝川英治の事故と混同?
死亡説とは違いますが、『弱虫ペダル』の作者が事故に遭ったという噂もあります。
その噂は、俳優の滝川英治さんの事故から来ています。滝川さんは2017年9月15日、ドラマ『弱虫ペダル Season2』(BSスカパー)の撮影中にロードバイク型に乗っていて縁石に転倒し、全身を強く打ち負傷しました。その結果、脊髄損傷と診断されたようです。
『弱虫ペダル』では、滝川英治さんが箱根学園の主将・福富寿一役で出演していたため、この事故が作者の事故と混同された可能性があります。
アニメ『弱虫ペダル』が打ち切りと言われる理由は?
『弱虫ペダル』のアニメ終了については、公式に打ち切りと発表されているわけではありません。
1〜4期まではテレビ東京で放送されていましたが、5期はNHKで放送されました。そのことから、お金の問題でテレビ東京での放送が打ち切りとなったのではないかと言われています。また、4期から5期までの間には約4年もの間が空いたことから、その間に打ち切りの噂が流れたのでしょう。
そして6期の制作については何も発表されていません。ただ漫画はヒットしているため、またアニメで弱虫ペダルを見られる可能性は大いにあります。
まとめ
『弱虫ペダル』の作者死亡説については、ただの噂のようです。アニメの終了については制作スケジュールや視聴率の問題が影響していると思われますが、原作漫画は引き続き連載中なので、続編の制作に期待しましょう!