【薬屋のひとりごと】楼蘭妃は子翠!正体がバレた時の猫猫の反応は?

人気作品『薬屋のひとりごと』に登場する上級妃の一人、楼蘭(ロウラン)妃。

彼女とその正体である子翠の物語は、読者に深い印象を残しています。

この記事では、楼蘭妃と子翠の背景、そして彼女らの正体が明らかになった時の主人公・猫猫の反応に焦点を当ててみました。

さらに、楼蘭妃こと子翠のプロフィール、現在の消息、再登場の可能性についても考察しています!

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『薬屋のひとりごと』の楼蘭(ロウラン)妃とは子翠?


薬屋のひとりごとは、アニメも漫画も小説も絶好調の人気作品。

多くの人を惹きつける理由は、個性的なキャラクターと作中に散りばめられた謎にあるのではないでしょうか。

ここで解説する「楼蘭(ロウラン)妃」も個性的で謎めいたキャラクター。

登場時、上級妃である楼蘭妃と主人公の猫猫はほぼ接点がありませんでした。

しかし、楼蘭妃は下女の「子翠(シスイ)」として猫猫に近づいて友達となり、物語に深く関わるようになります。

・原作小説『薬屋のひとりごと』(ヒーロー文庫)特設サイトはこちら
・「小説家になろう」の『薬屋のひとりごと』はこちら
・マンガ①月刊ビッグガンガン連載『薬屋のひとりごと』の公式サイトはこちら
(構成:七緒一綺、作画:ねこクラゲ)
・マンガ②月刊サンデーGX連載『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』の公式サイトはこちら
(作画: 倉田三ノ路)
アニメ『薬屋のひとりごと』公式サイトはこちら
(監督・シリーズ構成:長沼 範裕、副監督:筆坂 明規、キャラクターデザイン:中谷 友紀子)

子翠の正体がバレた時の猫猫の反応は?

近寄りがたい雰囲気の楼蘭妃、人懐っこくて明るく虫が大好きな子翠、この両者は同一人物。

この事実は作中でしばらく伏せられていましたが、猫猫が北へ連れ去られた際に判明。

猫猫は子翠について、出会った当初から何かがおかしいと感じつつも、その正体が楼蘭妃だとは気づきませんでした。

そして気づかない間に仲を深め、大切な友人になっていきます。

そのため、猫猫が子翠=楼蘭という正体に気づいた時は、冷静に受け止め、責めることはありませんでした。

今生の別れになりそうな時には、本名の「楼蘭」ではなく「子翠」と呼び、再会を願って壬氏からもらった簪を預けるほど。

また、猫猫は子翠と別れてからも何度も子翠のことを考えています。

ふと、よく話した虫好きの娘を思い出した。

>>左:日向夏、しのとうこ著『薬屋のひとりごと』(主婦の友社)10巻77p

正体が何であれ、猫猫と子翠の友情はつづいていることがうかがえます。

>>【薬屋のひとりごと】猫猫の正体と壬氏との関係をわかりやすく解説

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楼蘭(ロウラン)妃のプロフィール|年齢・身長・出身・正体・声優等

楼蘭妃(子翠)の基本的な情報は次のとおり。

名前楼蘭(ロウラン)
初登場楼蘭:原作小説2巻3話「後宮教室」、
子翠:原作小説3巻2話「猫」
年齢初登場時18歳(物語開始から2年目となる年に登場、猫猫と同い年)
身長/体重不明(160cmくらい)/不明
見た目化粧は濃いけれど落とすと童顔で胸は主上好みのボリューム
性格本来は明るい性格で周りをなごませる
地位楼蘭:柘榴宮に入宮した上級妃「淑妃」、
子翠:柘榴宮の下女(を装っていた)
出身子北州
家族子氏一族
父:子昌、母:神美、異母姉:翠苓(本名は子翠)
声優不明
特徴・みんなのランキングのキャラクター人気投票では子翠が7位、楼蘭は15位
・おそらく緑と赤の見分けがつかない(作者ブログより)
・たぶん島国でやらかす(作者Xポストより)

楼蘭妃と子翠の特徴

楼蘭妃は、17歳で阿多(アードゥオ)妃と入れ替わり、柘榴宮に入宮した淑妃。

彼女の父、子昌(シショウ)は地方の豪族出身で上級官僚を務め、母親は先帝の上級妃になったこともあったけれど、後に子昌に下賜されました。

楼蘭妃は派手な化粧と様々なスタイルの衣装や装飾を頻繁に変えることが特徴的。

これは素の姿をごまかし、子翠として外出するためだと考えられます。

皇帝は政治的な理由、皇帝好みの豊満な体系から定期的に彼女のところを訪れましたが、ころころ変わる外見には混乱した様子。

子翠は、楼蘭妃の下女を装っていました。

背が高いけれど、顔と声が幼く、猫猫は出会った当初少し違和感を抱いていますが、猫猫の友達である無邪気な下女・小蘭(シャオラン)と親しくしていたためか、警戒はしなかった様子。

子翠は虫が大好きで、その生態に詳しく、後宮で虫を捕え、素手で触ることもありました。

人には理解されにくい趣味や旺盛な探求心は猫猫とも通じるところがあり、子翠と猫猫、それから小蘭は出会ってすぐに仲良くなれました。

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楼蘭妃の正体が子翠と分かったのは何話?

薬屋のひとりごと原作小説4巻書影

日向夏、しのとうこ著『薬屋のひとりごと』原作小説4巻書影より引用

楼蘭妃=子翠と分かったのは、原作小説でいうところの4巻15話「砦」です。

サンデー版では、単行本17巻68話

神美が子翠のことを楼蘭と呼んだことではっきりしました。

ただ猫猫は初対面の時から漠然とした違和感を抱いています。

正体を察したのは後宮から北へ連れてこられる道中。

楼蘭の振る舞いや翠苓への態度などから、子翠と同一人物なのだろうと徐々に察したようです。

楼蘭妃と子翠の登場シーン

楼蘭妃が登場したのは原作小説2巻、子翠が登場したのは3巻です。

楼蘭妃と猫猫が直接対峙したのは妃教育の時、父親と連れ立って歩くのを目撃した時くらいで、あとは化粧や衣装をころころ変えること、懐妊といった噂話など。

あまり積極的に猫猫と関わっていません。

しかし、子翠とは子猫を拾った時からちょくちょく顔を合わせ、お茶をしたり、虫を集めたり、怪談話の会に参加したり、風呂場に行ったりと、かなり関わりがありました。

 楼蘭妃(子翠)は最期を迎えて玉藻として生きてる

楼蘭妃こと子翠は、子の一族の族滅騒ぎで消息を絶ちました。

楼蘭妃は猫猫や職人、子供を助けようとしたし、神美が自爆するよう仕向けたし、悪事とは無関係だと貫くこともできたかもしれません。

しかし楼蘭妃は壬氏の顔を傷つけ、それを馬閃たちに見せつけるようにして、完璧な女狐を演じ、砦から飛び降りました。

その後、4巻の終話の章にて、都から離れた港町に楼蘭が現れます。

玉藻と名乗り、猫猫から預かった(らしき)簪を出店で売っていた玉の蝉と交換。

そして海の向こうに行くことを予感させました。

つまり、楼蘭は死なず、子翠でもなく「玉藻」と名乗って生きていくようです。

再会の願掛けである簪を売ってしまったのは、いずれ猫猫がそれを見つけ、生きていることを知ってくれるといいと思ったのかもしれません。

いつか彼女にあげた簪が戻ってこないか、つい出店を見ることがある。

>>左:日向夏、しのとうこ著『薬屋のひとりごと』(主婦の友社)7巻524p

猫猫がいつの日かどこかの出店で、意匠がなくなった銀の簪を見つける日がくると信じたいですね。

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楼蘭妃の人生とは?相関図と経歴と関連キャラクター

薬屋のひとりごと茘の皇族と子の一族(楼蘭や翠苓や子昌や神美)の相関図 (1)

茘の皇族と子の一族(楼蘭や翠苓や子昌や神美)の相関図

楼蘭と関係する茘の皇族と子の一族の関係性について、上のような相関図にまとめました。

物語開始時点でこういった感じです。

いかに楼蘭(子翠)の人生が複雑な愛憎劇、政治的な思惑に満ちているかが分かりますよね。

つづいて楼蘭の経歴も見ていきましょう。

楼蘭妃(子翠)の経歴

楼蘭の年齢楼蘭と周囲の出来事
0~9歳・楼蘭誕生
・楼蘭が5歳くらいから神美の命令で徐々に化粧をさせられる
・神美が翠苓の母をいびり殺す
・子昌が翠苓を引き取ったことで楼蘭と翠苓が出会う
・楼蘭が虫に興味を持つ
10~17歳・神美の癇癪はさらにひどくなる
・楼蘭が下女として翠苓に会いに行く
・神美は下女の姿だと楼蘭と気づかず折檻する
・子昌が神美の言いなりになりつつ国の膿を集める
・子北州で飛発(拳銃)製造を進める
18歳楼蘭が上級妃の一人として入宮
・楼蘭が子翠として猫猫に接触して友達になる
・翠苓が蘇りの妙薬で死を偽装
・何度か帝からの通いがあって懐妊?
・避妊薬、堕胎薬を自身に使う
・猫猫を北の砦に連れていき、
処刑される子供たちに蘇りの妙薬を飲ませて後を頼む
・子昌が悪役を演じきって討たれ、神美は自爆させられる
・楼蘭が稀代の悪女を演じて消息を絶つ
19歳・楼蘭が玉藻と名を変え、猫猫に渡された簪を売って海を渡る?

相関図と経歴を少し見るだけでも、楼蘭の人生には、母である神美の影響が大きいと分かりますよね。

神美の経歴も簡単にご紹介します。

神美は、子の一族の本家の血筋であり、とても美しい女性で、幼い頃に傍系ではあるものの隠れ里の血を引く子昌と婚約していました。

しかし神美が先代皇帝の後宮に入っている間に、子昌が別の女性。

しかも先帝のお手つきとなった侍女の子と結婚して一子を設けています。

その事実は神美を大層傷つけ、人格をゆがませました。

子昌は神美に惚れぬいていましたが、神美は許せなかったようです。

結果、神美は全てを憎むようになり、子昌と楼蘭はそんな神美の言いなりになりながら、全てを終わらせる準備を進め、子の一族が族滅させられるところとなりました。

楼蘭妃(子翠)の関連キャラクター

楼蘭妃と関わりの深い主要キャラクターは次の人々。

楼蘭がどのように接していたかというと、

  • 猫猫(マオマオ)…友達。子翠は猫猫や小蘭などの前では年相応のふるまいをしていて、多少気を許していたことがうかがえる。猫猫もまた子翠が消息不明になってから、何度も思い返している。
  • 壬氏(ジンシ)…茘という国の象徴。悪役になりきるためだけでなく、先帝と似た顔立ちを持つ壬氏に思うところもあり、顔に傷をつけた模様。
  • 子昌(シショウ)…父親。積極的に関わらないものの、子翠は子昌の気持ちを理解していた様子。
  • 神美(シェンメイ)…母親。境遇には同情する点があったようだけれど、真実を教えず、暴発する銃を持たせるなどしていたため、報いを受けるべき存在として考えていたのかもしれない。
  • 翠苓(スイレイ)…義理の姉。翠苓が神美に虐げられたり、トラウマのある蛇に脅えたりした時はかばい、神美から折檻されると分かっていても会いにいったことから、とても慕っていたことが分かる。
  • 小蘭(シャオラン)…猫猫よりも先に友達になっていた。子翠にとっての最初の友達かもしれない。
  • 響迂(後の趙迂)…弟のような存在。

といった感じです。

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楼蘭妃のファンの声|Xやpixiv等

魅惑の上級妃「楼蘭」と謎の下女「子翠」、どちらもファンが多いです。

どういった声が上がっているのかまとめました。

薬屋のひとりごと4巻まで読み終わった
楼蘭、子翠もう1回登場してくんねぇかな

>>X(旧Twitter)エウロパ @読書垢 @europa_rainbow 投稿より引用

多くの読者が楼蘭と子翠の物語に涙し、再登場を望んでいました。

玉藻として猫猫と再会する展開、見たいですよね。

ファンアートとしては楼蘭の美麗イラスト、自由になった玉藻の創作小説をいくつか見かけました。

ただまだアニメ化されていないエピソードだからか数は少なめ。

楼蘭の物語は間違いなく傑作、コミカライズやアニメ放送によって楼蘭ファンは増えるでしょうから、今後増えていくのではないでしょうか。

楼蘭こと玉藻の再登場、そして新しいファンアートを楽しみに待ちましょう!

>>【薬屋のひとりごと】人気漫画はどっちがおすすめ?原作小説や内容を比較!

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