【葬送のフリーレン】戦士アイゼンの最強無傷伝説!年齢・性格・死亡説も解説

人気作品『葬送のフリーレン』に登場する戦士アイゼンは、一見無口で無表情なドワーフに見えるかもしれません。

しかし実際のアイゼンは、仲間との冒険によって培われた優しさ、経験、強さを持つすごい戦士。

アニメ放送で『葬送のフリーレン』の人気が加速している今こそ、知られざるアイゼンのすごさを多くの人にお伝えするチャンスと思い、アイゼンについてまとめました!

アイゼンの年齢や経歴、性格、死亡説といった情報から、仲間たちとの心温まる交流まで、たっぷりとご紹介します。

『葬送のフリーレン』漫画とアニメの基本情報

葬送のフリーレン1巻書影、左からハイター、フリーレン、ヒンメル、アイゼン

『葬送のフリーレン』1巻書影、左からハイター、フリーレン、ヒンメル、アイゼン(小学館公式サイトより)

漫画もアニメも大人気『葬送のフリーレン』。

物語は、魔王を倒した英雄たちのその後を描いており、特に長寿のエルフの魔法使いフリーレンが中心となっています。

この記事でご紹介する戦士アイゼンがどんな人かというと、フリーレンの仲間であり、友人です。

戦士アイゼンcvは「上田燿司」さん!

原作は週刊少年サンデー(小学館)で連載されている漫画で、山田鐘人さんが原作、アベツカサさんが作画を担当。

アニメ『葬送のフリーレン』におけるアイゼンの声優は、上田燿司さんが務めています。

上田燿司さんの近年の作品では、

  • 『攻殻機動隊 ARISE』パズ
  • 『BLEACH 千年血戦篇』二枚屋王悦
  • 『ジョジョの奇妙な冒険』ロバート・E・O・スピードワゴン
  • 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ケナンジ・アベリー

などが印象的です。

彼の深みのある声と落ち着いたトーンが、アイゼンの寡黙でありながらも温かみのあるキャラクターを見事に表現。

上田さんコメントからもアイゼンの魅力が伝わってきます。

登場人物たちの時間の観念の違いがこの作品の残酷さでもあり希望でもあるところがなんとも言えない魅力であると思います。アイゼンは時間の観念の上でも、役の性格的にも、匙加減が難しいですが、やり甲斐を感じています。

>>金曜ロードショー公式X(Twitter)紹介の上田燿司さんのコメントより引用

制作は人気アニメを生み出すことでおなじみ『株式会社マッドハウス』さんが担当。

主要キャラクターと担当声優一覧はこちらです。

>>【葬送のフリーレン】ヒンメルがかっこいい!名言と感動エピソードをピックアップ

>>【葬送のフリーレン】究極の強さランキング!ゼーリエや七崩賢の真の力とは?

アイゼンの最強無傷伝説10選

アイゼンは勇者パーティーの前衛として前線に立ち、危険を引き受ける戦士でした。

数々の戦いをくぐり抜けてきましたが、戦った後の描写は大抵無傷…。

すごい戦士なのです。

アイゼンの最強無傷伝説を彩る印象的なエピソードを10個ご紹介します。

  1. 引退しているのに巨岩を持ち上げて、湖の水上を走った(7話、水上はアニメ4話)
  2. 魔族リーニエや将軍リヴァーレに「人類最強の戦士」と認識された(20話、117話)
  3. 戦士は最後まで立っていたら勝てるとシュタルクに教える(20話)
  4. 戦士なら満身創痍は当たり前とシュタルクに教える(23話)
  5. 毒は気合で何とかなるとシュタルクに教える(27話)
  6. 竜にも効く猛毒の矢を受けてピンピンしていた(27話)
  7. 自由落下ならどんな高さでも無傷(30話)
  8. 竜に頭をかじられて無傷(77話)
  9. ダイヤモンドを素手で握りつぶせる(97話)
  10. 魔物の槍をノーガードで受けても気合が入っているから無傷(111話)

このように、アイゼンは大抵のことは気合で何とかしていた様子。

ちなみに葬送のフリーレンの舞台はドイツがモデルで、キャラクター名もドイツ語に由来していると考えられます。

アイゼンの意味は「鉄」、ぴったりですよね。

アイゼンの名前の意味は鉄!他のキャラクターも紹介

他のキャラクターの意味はこちらです。

  • フリーレン「凍った」(froren)
  • フェルン「遠距離、リモート」(Fern)
  • シュタルク「強い」(stark)
  • ハイター「明るい、澄んだ」(heiter)
  • ヒンメル「天国」(Himmel)
  • アイゼン「鉄」(Eisen)
  • ゼーリエ「つづき、シリーズ」(Serie)
  • フランメ「炎」(Flamme)
  • エーヴィヒ「永遠」(Ewigkeit)
  • ユーベル「悪い」(übel)

>>【葬送のフリーレン】七崩賢の全メンバーの死因と結末について徹底分析

アイゼンのプロフィール|年齢・性格・名言など

葬送のフリーレン戦士アイゼンアニメ公式サイトより

葬送のフリーレン戦士アイゼン(アニメ公式サイトより)

アイゼンは『葬送のフリーレン』における重要なキャラクター。

ただ彼のプロフィールは公表されていません。

作中で語られた事実、回想シーンで描かれたやりとりから、アイゼンの生い立ちや年齢、性格などを詳しく見ていきます。

名前アイゼン
cv上田燿司
年齢不明(引退済みのためおそらく300歳近い)
身長/体重不明(フリーレンよりも小柄)/不明
種族ドワーフ
職業戦士
仲間勇者ヒンメル、僧侶ハイター、魔法使いフリーレン
弟子戦士シュタルク
偉業勇者パーティーの一員として魔王討伐に寄与
性格律義、優しい、真面目、たまにノリがいい
見た目ストレートのロングヘアと髭が特徴
いつも兜をかぶっている
武器両刃斧
得意技ガード、前衛、聞き込み(113話)
好物酸っぱい葡萄
好きなこと筋トレ
出身地/住所不明/中央諸国ブレット地方
備考・基本的に無表情なツッコミ役
・旅立ちの日に王様にタメ口きいて処刑されかける(1話)
・花畑の中でハイターと戯れるような茶目っ気もある(3話)
・寝相が悪い(7話、78話)
・ヒンメルを投げキスで失神させたフリーレンを「罪な女」認定(28話)
・みんなで逃げる時は大体ハイターにおんぶされていた(61話、77話)
・引退後はハイターと文通していた(7話)
・戦い好きな大魔族リヴァーレにも名を知られていた(117話)
・2022年開催公式人気投票結果は17位

アイゼンの年齢や生い立ちとは?

300歳近いアイゼンが戦士になった経緯は、故郷が戦士の村だったためと考えられます。

しかしその故郷を魔族に襲われ、アイゼンは一人逃げだしました(7話)。

アイゼンは無表情なので分かりにくいですが、魔族や魔物に対する恐怖心は十分にあり、その恐怖心は強さに影響しました。

アイゼン「怖がることは悪いことではない。この恐怖が俺をここまで連れてきたんだ。」

>>山田鐘人原作、アベツカサ作画『葬送のフリーレン』(小学館)2巻11話より引用

アイゼン年表

アイゼンの生涯は、多くの戦いや出会いに彩られています。

以下に、彼の重要なエピソードを年表形式でまとめてみました。

年代エピソード
幼少期~
青年期
故郷の村を魔族に襲われ、家族も殺される
中年期勇者ヒンメルと僧侶ハイターと出会い、
10年に渡る魔王討伐の旅へ
老年期ヒンメル逝去時点で引退して隠居生活
シュタルクを弟子として育てるも喧嘩別れ
ハイターと文通
ヒンメル死後28年経ってもかなり強い
フリーレンと再会して新たな旅に送り出す

アイゼンはドワーフだけれど実は老戦士

アイゼンはドワーフ族。

人間よりは長命だけれど、エルフよりは短命で、寿命は約300年とされています。

アイゼンが何歳なのかは不明ですが、すでに引退している老戦士であることを考えると300歳近いかもしれません。

長い年月を生きたアイゼンの経験は、彼の物事の見方に影響を与えています。

アイゼンの後悔と変化

アイゼンもフリーレンと同じく、魔王討伐の10年の旅が人生に大きく影響しました。

一言で言うなら、後悔を乗り越え、新たな価値観を得たように見えます。

まず、アイゼンは、魔族に襲われている村を捨てて逃げたことを後悔し、恥じていました。

それをヒンメルに打ち明けたところ、仲間なんだから今度は一緒に逃げようと言われ、本当に一緒に逃げます(61話)。

結果、アイゼンは仲間に命を預けてもらう実感を得て覚悟を決め、臆病さから逃げない戦士に。

さらに同じような過去を持つシュタルクも救おうとし、見事育て上げました。

「俺のすべてを叩き込んだ。今のあいつは誰かのために戦えるやつだ。」

>>山田鐘人原作、アベツカサ作画『葬送のフリーレン』(小学館)2巻10話より引用

また、旅の序盤にアイゼンは、寄り道ばかりするヒンメルに対して先を急ぐように忠告(11話)。

しかし、ヒンメルやハイターは考え方を変えず、アイゼンも感化され、人助けや寄り道も受け入れ、くだらなくて楽しい10年の旅が人生で何よりも大切なものになります(12話)。

旅の最後には、人はすぐ死んでしまうから弟子を取らないというフリーレンに対し、人との関係はそういうものではないと諭そうとしました(8話)。

そして引退後は、天国の存在を信じるようになったり、ヒンメルならそうしたとシュタルクを育てたりするように…。

アイゼンの不器用な優しさが分かるエピソード

アイゼンは表情がほぼ変わらず、口元も一切見えません。

一見すると無口でクールなツッコミ役に見えますが、実はとても優しく、仲間想い、弟子想いのキャラクターです。

アイゼンは登場回数の多いキャラクターではありませんが、ちょっと集めただけでこれだけのエピソードがありました。

  • 酒の飲みすぎて寝込むハイターを気遣う(6話、113話)
  • 魔族に村を襲われて逃げたものの家の横に墓を作って祈っている(7話)
  • ハイターと文通し、フリーレンやヒンメルのことを助けたいと考えていた(7話)
  • フェルンの機嫌を気にするほど人間味を帯びたフリーレンをほほえましく見守る(7話)
  • フェルンにフリーレンはいい師匠だと話す(8話)
  • 幼いシュタルクが食べきれないジャンボベリースペシャルを分けて食べていた(12話)
  • 仲間や弟子の誕生日の度に頑張ったご褒美としてハンバーグを焼いていた(26話)
  • ハンバーグのレシピをフリーレンに渡していた(26話)

ただ頑張ったご褒美として作っていたハンバーグのことをそうとは伝えない、感情を表に出さないなど、不器用な面もあったので、伝わらないこともあったようです。

あと意外とドライなことをズバっと言うことも関係しているかもしれません。

アイゼンのドライな発言一例

  • ミミックに食べられそうになっているフリーレンを置いていこうと進言(1話、113話)
  • 酒がたたって老い先長くないと言うハイターに「天罰」(1話)

アイゼン死亡説の真相

アイゼンは非常に頑強なキャラクターとして知られているのにも関わらず、死亡説も聞こえてきます。

調べてみたところ、死亡説の理由は「老い」と判明。

アイゼンに死亡説が出る理由は老いと時間経過

作中にはアイゼンの老いを伝えるエピソードがいくつもありました。

老いが分かるエピソード時期話数
もう戦えるような年ではないと冒険の誘いを断るヒンメルの逝去直後1話
②勇者パーティーの一員だった時よりも
 かなり体が細くなっている描写あり
ヒンメル死後28年7話
③弟子のシュタルクも師匠の老いを悟っていて、
 師匠が死ぬ前に土産話を持ち帰りたいと話す
ヒンメル死後28年12話

このように自他ともにアイゼンは老いていて、老い先長くありません。

さらに8話以降、回想シーン以外で再登場がないこと、フリーレンたちが魂の眠る地オレオール、別名「天国」を目指していることも、生死についての憶測が広がる原因のようです。

#葬送のフリーレン ただの個人的な予想⚠

戦士ゴリラ死亡or死んでいたことが判明。
ザインが3人と再会。
アイゼン死亡。

フリーレン→ヒンメル
フェルン→ハイター&両親
シュタルク→アイゼン&兄
ザイン→戦士ゴリラ
それぞれ対話する為に天国へ向かう。

全然違いそう(笑)

#葬送のフリーレン予想

>>葬送のナーニャ@Ssnanya X(旧Twitter)ポストより引用

また、アイゼンという名前のキャラクターは意外と多く、他作品の同名キャラクターの死亡説がアイゼン死亡説に影響していることも判明。

>>【葬送のフリーレン】僧侶ザインとは?登場回から年齢や才能や戦士ゴリラとの絆に迫る

アイゼンの死亡説を否定する4つの根拠

アイゼン死亡説が出る一方、生存の可能性も指摘されています。

根拠としては4つ。

  1. ドワーフの寿命300年を大きく超えた400才オーバーのフォル爺もいる
  2. 物語内での時間経過は3年しか経っていない
  3. 3年前にあれほど元気だったアイゼンはそう簡単に死なない
  4. 勇者パーティーのアイゼン死亡の一報がフリーレンに届いていない

突発的な怪我や病、大魔族の襲撃など特別な事情がない限り、アイゼンが生き続けている可能性が高いと考えられます。

今度もアイゼン死亡説が流れると考えられますが、葬送のフリーレンのアイゼンは大丈夫だろうと信じて再登場を待ちましょう!

アイゼンとシュタルクの関係がどうなっていくか考察

アイゼンとシュタルクの関係は『葬送のフリーレン』において、重要なポイントとなっています。

師弟関係であり、育て親とその子という関係である二人は現在、ケンカ別れしている状況。

和解するきっかけについて考察します。

旅を終えたシュタルクと再会して和解?

アイゼンとシュタルクのケンカ別れは、臆病すぎるシュタルクをアイゼンが叱り、殴ったことが発端です(11話)。

シュタルクはアイゼンに見限られたと思っていますが、真相は異なります。

アイゼンは戦いにしり込みするシュタルクと対峙した際、恐怖を感じたため思わず殴ってしまったのです。

その事実はフリーレンには伝わっているものの、シュタルクが知っているかは不明。

どちらにしてもシュタルクは今、アイゼンに変わらぬ信頼を寄せていて、恩返しとして立派な戦士になって土産話を届けたいと話していました(12話)。

アイゼンもまたシュタルクをすごい戦士になると期待していて、フリーレンに託すなど、気にかけています。

シュタルクが戦士として旅を全うして再会した際には、きっと和解できると考えられます。

シュタルクがフェルンを結婚相手として紹介?

シュタルクには両想いっぽい女性フェルンの存在があります。

付き合いそうで付き合わない二人ですが、旅の終わり、一緒にいられなくなる状況が訪れることで関係が発展する可能性があります。

旅を終えて帰還したシュタルクが、フェルンを恋人あるいは結婚相手としてアイゼンに紹介する展開もあるかもしれません。

いつもは表情の変わらないアイゼンも、別の反応を見せてくれるのではないでしょうか。

『葬送のフリーレン』は週刊少年サンデーで連載中、小学館の公式アプリ「サンデーうぇぶり」でも読めます。

アニメ派の方もぜひチェックしてみてくださいね♪

>>【葬送のフリーレン】シュタルクの噂を検証!ちっさくてフェルンと付き合っている?

>>【葬送のフリーレン】フェルン死亡説の真相とは?生い立ちや年齢や強さなどを解説