『夏目友人帳』は、妖怪と心を通わせる少年、夏目貴志の物語です。今回は、『夏目友人帳』の祖父やみすずの正体について解説・考察してみました。『夏目友人帳』のネタバレを含みますので、注意してご覧ください！
【夏目友人帳】ネタバレ注意！祖父の正体を考察
『夏目友人帳』の中でも最も謎に包まれている存在が、夏目貴志の祖父です。作品の中で祖母レイコについて描かれることはありますが、祖父の詳細な描写は少なく、謎に包まれています。
夏目貴志の祖父は人間説
『夏目友人帳 伍』1話にて、夏目レイコを気にかける男性の存在が示唆されています。この男性がレイコに少なからず好意を寄せていた可能性は高く、彼が人間であるならば、夏目貴志の祖父である可能性が出てきます。
ただし、年齢に関しては明らかにされておらず、その男性がどの世代の人物かは不明です。レイコとその男性の関係が、親子ほど年の離れたものかもしれないという見方もできます。実際、その男性は「遅いのに外を出歩くな」や「木に登ったら危ない」という発言をしており、父親が娘に言うようなセリフにも聞こえます。
男性が彼女の夫や恋人であったのか、あるいは保護者的な立場の人物であったのかは、まだ明確になっていません。
夏目貴志の祖父は斑（ニャンコ先生）説
祖父の正体として斑（ニャンコ先生）説が浮上する理由には、斑とレイコの関係性の深さが挙げられます。斑は、レイコを美しい人間だと評価しています。また、夏目貴志のそばにいることや彼を守ろうとする姿勢から、斑がレイコに特別な思いを抱いていた可能性はあります。
しかし、斑が人間に化けていた場合、妖力の強いレイコが見抜けた可能性が高いです。『夏目友人帳 伍』のセリフ「人間のくせに」から、祖父と思われる男性は人間だった可能性が高いです。
斑のレイコへのリスペクトは明確ですが、彼がレイコの伴侶であったという直接的な証拠はありません。レイコの「夫」が妖であった可能性は完全に否定できないものの、可能性は薄いでしょう。
夏目友人帳・みすずの存在
『夏目友人帳』1期の3話で登場する妖怪「みすず（三篠）」は、夏目と深い絆を持つ存在です。彼は、かつて夏目レイコに敗北し名前を奪われた妖怪であり、その強そうな外見から、レイコとの対決がどのように行われたのか気になりますね。みすずが「一度も主に仕えていない」と語るシーンから、彼がレイコに何らかの忠誠心や尊敬を抱いていたことがうかがえます。
第12話では、呪いを受けた貴志が困り果て、みすずに相談する場面が登場します。みすずは、妖怪たちと夏目の関係性を深める役割を果たしています。また、彼の存在は夏目の成長や感情の変化にも影響を与えており、物語に深みを加えています。
みすずの正体は？強いのはなぜ？
みすず（三篠）は、その圧倒的なオーラと強さで多数の妖を従える存在ですが、もともと名も力もない妖怪でした。彼がとてつもない力を得たきっかけは、八ツ原の寺（田沼家）の近くにある沼の主として、供物として捧げられた馬を取り込んだことにあります。これにより、巨体と馬の姿、そして力を得たのです。
斑（ニャンコ先生）の本来の姿も非常に強力ですが、ファンの間では、みすずと斑が同等の強さを持っていると考えられています。
まとめ
『夏目友人帳』の祖父やみすずについての情報はまだ限られていますが、今後の展開に期待が寄せられています。夏目友人帳 連載終了したという噂もありますが、まだまだ作品は続いています。祖母レイコの強力な存在感の裏で、まだ語られていない祖父の物語がどう描かれるのか、注目していきましょう。
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