「けいおん！」は、まんがタイムきららで2007年から連載開始され、アニメ化もされた大人気作品です。しかし、インターネット上で「けいおんの作者が死亡した」という噂が広がっています。本記事では、その噂の真相と、続編である「大学生編」の打ち切りについて詳しく調査しました。
けいおんの作者が死亡したって本当？
「けいおんの作者が死亡した」という噂が注目されていますが、これは事実ではありません。原作者のかきふらい先生は健在です。噂の発端は、SNSや掲示板での誤情報が拡散されたことと考えられます。特に、人気作品の作者に関する情報は注目されやすく、真偽を確かめずに広まってしまうことがあります。
なぜ「けいおんの作者死亡説」が広まったのか？
けいおんの作者死亡説が広まった理由として、5ちゃんねるのフェイクニュースやYahoo!知恵袋での質問、さらに京都アニメーションの放火事件が誤解を招いたことが挙げられます。
5ちゃんねるのフェイクニュースが拡散された
5ちゃんねるの「ニュース速報(嘘)」という掲示板で、「けいおん！」の作者・かきふらいさんが死亡したという虚偽情報が投稿されました。この情報をフェイクニュースだと知らない人によってSNSやブログで拡散され、かきふらいさんの死亡説が広まってしまったのです。
Yahoo!知恵袋での質問
Yahoo!知恵袋で「けいおんの作者が死亡したのか」という質問が投稿され、検索結果の上位に表示されたことで、死亡説が広まりました。この質問に対しては信頼性の低い回答も含まれており、Yahoo!知恵袋の特性から誤情報が拡散されやすい状況が生じました。
京都アニメーションの放火事件
2019年の京都アニメーション放火事件で多くのアニメーターが犠牲となり、「けいおん！」のファンにも衝撃を与えました。この事件に関連し、一部のファンが「けいおん！」の作者かきふらいさんも被害に遭ったと誤解しました。しかし、実際には彼は無事で現在も活動を続けています。
アニメ3期が制作されないから
「けいおん！」は2009年と2010年にアニメが放送。けいおん！ 声優も含めて大人気でしたが、続編は制作されていません。これが「けいおんの作者が死亡した」との誤解を生む一因となりました。「けいおん！」は放送当時、社会現象になるほどの人気作品であったため、続編が制作されないことに対して疑問を抱くファンも多かったのでしょう。続編がないのは「けいおん！」制作側の判断であり、作者の死亡とは無関係です。
作者Twitterのなりすまし被害があった
けいおん作者の死亡説の一因として、Twitterのなりすまし被害があります。かきふらいさんには公式アカウントがないにも関わらず、偽アカウントが虚偽の入院情報を流し、多くのファンが誤解しました。かきふらいさんは公式サイトでTwitterをやっていないことを公表し、なりすましアカウントに対する注意を呼びかけました。情報を見極めることの重要性を再認識させられますね。
けいおん「大学生編」打ち切りの真相は？
「けいおん！」の続編である「大学生編」について、打ち切りの噂が一時的に広まりました。しかし、本作は「まんがタイムきらら」2012年7月号で計画的に完結しており、打ち切りというわけではありませんでした。
「けいおん！」大学生編では、唯、澪、律、紬の4人が大学でも軽音部での活動を続け、新たな友人やライバルとの出会いを通じて成長していく姿が描かれています。
大学編の終了は、作者の意図による完結であり、打ち切りではありません。また、その後「けいおん！」の世界は「けいおん！Shuffle」で続いていますので、気になる方は見てみてください。
まとめ
「けいおんの作者が死亡した」という噂は、事実ではありませんでした。また、「大学生編」打ち切りの噂に関しても、作者自身が意図した結末であり、作品の中断や突然の終了ではありません。噂に惑わされず、正確な情報を元に判断することが大切です。続編である「けいおん！Shuffle」の連載は続いているため、ぜひそちらもご覧ください！
