あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない、通称あの花は、幼なじみの少女が事故死したことで絆は決裂し、疎遠な関係になってしまった仲良しグループ「超平和バスターズ」と幼馴染の少女・めんまが繰り広げる物語です。
とても感動できるストーリーに思わず涙ぐんでしまった方も多いのではないでしょうか。
そんな「あの花」ですが、一部ではつまらない・面白くないという声も。ここから、そういった声に注目していきたいと思います。
【あの花】つまらない理由は?
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない以下「あの花」は、長く愛されている名作アニメとして知られています。
しかし、実際に観てみると、つまらなくて内容も面白くないと感じる人も少なくありません。
まず、ストーリーが薄いという意見があります。登場人物たちの思い出を巡る物語という設定は良いのですが、それがうまく描かれていないと感じる人も多いのです。
物語の展開も予測できてしまい、あまりドラマチックな展開がないため、物足りなさを感じることも。
また、キャラクターたちの魅力も乏しいと感じる人がいます。主人公を含めた登場人物たちの人間関係や心情が描かれているのは分かるのですが、彼らの魅力や個性がしっかりと伝わってこないという意見もあります。
キャラクターに感情移入できず、物語に引き込まれることができないのです。
さらに、アニメーションのクオリティも低いと感じる人もいます。
キャラクターデザインや背景美術は丁寧に作られているとはいえ、動きに違和感があり、表現力に欠けると感じることがあります。
アクションシーンや感情表現が鮮明に描かれていないため、臨場感や感情の深みが薄く感じられるのです。
これらの理由から、「あの花」はつまらないし内容も面白くないと感じる人が多いようです。しかし、好みや視聴する視点によっては、魅力を感じることもあるかもしまれせん。自分自身で観てみて判断してみることをおすすめします。
【あの花】面白くないのはめんまが原因?
あの花が面白くない理由の一つとして、めんまというキャラクターが挙げられます。
めんまは、主人公たちの幼少期に亡くなった少女であり、物語の中で幽霊として登場します。彼女の存在は、物語にとって重要な要素であり、感動的なシーンも多いのですが、一部の視聴者にとっては「めんまが原因でつまらなくなる」と感じることもあるようです。
まず、めんまの見た目が不気味。幽霊でありながら、身体が中途半端に成長しています。全体のバランスにも違和感があり、目の大きさや顔のサイズ、綿棒を伸ばしたみたいな身体が気持ち悪いという声も。
幼い精神年齢や見た目が幼いことにも、気持ち悪いと感じる方が多いようですね。
さらに、あの花を見ているとめんまはとにかく泣きます!何かあるたびに泣きますし、ことあるごとにあざとさを出してくるんです。
めんまの高い声や子供のような話し方にうざいと感じてしまう方が多いようですね。ただ、周りの登場人物が高校生なので、めんまの設定が際立ってしまっているだけの可能性も十分にあります。
また、作中のクライマックスでずっとめんまが叶えたかった願いが仲間のことではなく、自分が好きな主人公のことだけという点もめんまが嫌われている原因です。
どうしても八方美人な感じがぬぐえず、嫌悪感を抱いてしまう方も多かったのでしょう。
もちろん、好みや感じ方は人それぞれです。【あの花】が好きな人にとってはめんまが愛らしい存在であるかもしれません。このような異なる感じ方も、作品の魅力の一つと言えるのかもしれません。
【あの花】過大評価されてるの?
あの花は、とても面白い作品だといわれている一方で「過大評価されてるじゃん」って言われることもあります。
実は、あの花だけでなくアニメの中には過大評価されている作品があるのは事実です。
過大評価されているアニメのパターンとしてよく見られるのがアニメの制作会社。人気アニメやシリーズものを手掛けている制作会社は前の作品の認知度があるため、面白いと錯覚してしまうことがあります。
ただ、面白いか面白くないかという判断はあくまで個人の意見。過大評価されているのかについては判断しかねますね。
【あの花】どんなストーリー?
あの花のあらすじを紹介します。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」は、2011年に放送されたアニメ作品で、高校生たちの友情と成長を描いた作品です。
登場人物は以下の通り。
- じんたん…宿海仁太
- めんま…本間芽衣子
- あなる…安城鳴子
- ゆきあつ…松雪 集
- つるこ…鶴見知利子
- ぽっぽ…久川鉄道
ある夏の日、じんたん(宿海仁太)の目の前に死んだはずの幼馴染・めんま(本間芽衣子)が現れます。じんたんは最初、自分のストレスが具現化したものだと思っていたが、後に本物のめんまであると判明。
現れためんまは、じんたんに「お願いをかなえてほしい」と頼みます。
しかし、幼い頃に仲の良かった5人はめんまが芯がことを「自分のせいだ」と責任を感じており、そのころには自然と距離が開いていたようです。
じんたんはめんまに対し、「めんまの願いをかなえるのはひとりでやる」「みんな変わってしまった」と伝えますが、めんまは全員でかなえてほしいと伝えます。
長く距離を置いていた5人でしたが、そこから再び集まるようになり、めんまのお願いをかなえるために奮闘していくお話です。
昔仲の良かった友達との再集結、そしてそれぞれが抱えていた思いを見ているとなんだか切ない気持ちになってくるでしょう。6人の関係性も複雑に絡まっており、そこに気付いていくとさらに物語が面白く感じてきますよ。
ネタバレになってしまいますが、最初はじんたんにしか見えなかっためんまは最後、全員に姿を現します。自分の思いを伝えるシーンは、誰もが満足して感動できる結果になっているのでぜひ視聴してみてくださいね。
【あの花】見どころを紹介
「あの花はつまらない」という声もありますが、実際に作品を見てみると「面白かった」と感じる方も多いです。ここからは、あの花の見どころを紹介していきます!
まず、ストーリーの展開が非常に緻密であることが挙げられます。物語は、主人公たちが高校生活を送りながら、過去と現在の出来事が交錯するという形で進んでいきます。
この独特な構成は、視聴者に緊張感と興味を引き起こし、物語に一層の深みを与えています。
また、キャラクターたちの成長や友情の描写も魅力的です。主人公たちはそれぞれに過去のトラウマや秘密を抱えており、それを乗り越えながら成長していく姿が描かれています。
そして、彼らが互いに支え合い、絆を深めていく様子は、視聴者の心を打つことでしょう。
さらに、作品の美しい映像美も見どころの一つです。
背景の描写や色彩の使い方など、細部にまでこだわった美しい画面は、視覚的な魅力を与えます。また、音楽も物語の雰囲気を盛り上げる役割を果たしており、作品全体の世界観を一層引き立てています。
もし、まだ視聴していない方がいらっしゃるのであれば、一度作品に触れてみることをおすすめします。
【あの花】まとめ
あの花がつまらないという意見について解説してきました。
あの花の内容はとても面白く、最後まで見ているとつい涙ぐんでしまうでしょう。面白くないという意見ももちろんありますが、それほど見ている人が多い作品であるということ。
気になっていた方はぜひ、一度視聴してみてくださいね。