『転生したらスライムだった件』(転スラ)は、多くのキャラクターが登場し、それぞれに複雑なバックストーリーがあります。転スラの中でもクロエ・オベールは物語のカギを握る重要な存在です。今回は、転スラのクロエの正体や勇者クロノアとの関係について徹底調査しました。
「転スラ」クロエ・オベールってどんなキャラ?
転スラのクロエ・オベールは、異世界からイングラシア王国に召喚され、自由組合の学園で暮らしていた少女です。シズの教え子の一人で、シズはクロエたちのことを死に際まで気にかけていました。その想いを受け継いだリムルが、クロエたちの教師になります。見た目は普通の少女に見えるクロエですが、リムルと初めて出会った瞬間や別れ際に、リムルの中のヴェルドラが反応するなど、何らかの力があることが描かれています。
クロエはリムルのことが大好き!
リムルに救われて以来、クロエは彼を一途に慕っています。普段は大人しく控えめなクロエですが、リムルに対しては積極的に好意を示すことも。友人アリスとリムルをめぐって争うこともあり、また親しいヒナタに対しても「ヒナタは好きだけど、リムルは譲れない!」と対抗心を見せる一面も。クロエがリムルを想う気持ちは日に日に強まっているようです。
クロエ・オベールのプロフィール
- 種族:人間
- 所属:魔国連邦
- 称号:不明
- 能力:ユニークスキル『時間旅行』→究極能力『時空之王』(ヨグ・ソトース)
- 魔法:水を操っていたが詳しくは不明
- 耐性:不明
- 担当声優:田所あずさ
「転スラ」クロエの正体、勇者クロノアとの関係とは?※ネタバレ注意
転スラのクロエは一見、普通の少女に見えますが、不完全召喚者の中でも異質な存在です。そんなクロエには、重大な秘密が隠されていました。
実は、歴史上最も有名な「勇者クロノア」が、大人へと成長したクロエだったのです。作中でクロエに乗り移った霊体の正体はクロノアであるということ。つまり、子供のクロエに未来の自分である大人のクロエが入り込んでいたという驚くべき展開となっています。
”時の輪廻”に囚われた勇者クロノア
クロエと勇者クロノアは同一人物ですが、物語の中での時間軸が異なります。クロエが未来の自分である勇者クロノアに変わる過程は、非常に複雑で、幾重にも繰り返されるタイムリープによって成り立っています。
クロエはユニークスキル「時間旅行(トキノタビビト)」によって、二千年前に何度も飛ばされる“時の輪廻”に囚われていました。彼女が過去に飛ぶのは、ヒナタ・サカグチの死をトリガーとしていますが、その理由は不明です。
時間旅行(トキノタビビト)によるループの結末
今までのループでは、リムルが死亡し、魔国連邦が崩壊。結果、リムルを殺されたヴェルドラが激怒し、暴走するバッドエンドが描かれていました。そして、目の前で死亡したヒナタの魂を取り込んで過去へ飛ぶという流れだったようです。
最後のループでは、初めてリムルがいなくなる前に時間旅行が発動。ヒナタの魂を取り込んで2000年以上の過去に跳び、リムルが生存するルートを辿ります。ルミナスに会ってヴェルドラの襲来や未来の出来事を伝え、勇者として活動。その後、過去の自分が転移してくるため意識を失い、ルベリオスで眠りに就きます。そして、このループで初めて「クロノア」と名乗るようになります。
まとめ
転スラのクロエ・オベールは、物語の中で極めて重要なキャラクターです。彼女の正体や、リムルたちとの絆、そして未来を見据えた彼女の行動は、物語を彩る大きな要素となっています。
転スラ 作者死亡の噂もありますが、物語はまだまだ続いており、たくさんの謎が残っています。今後も、クロエに関する新たな事実が出てくるのが楽しみですね!