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【薬屋のひとりごと】猫猫の正体と壬氏との関係をわかりやすく解説

アニメ化で話題を呼んだ『薬屋のひとりごと』は、主人公の「猫猫(マオマオ)」が薬の知識で事件を解決していく物語。

しかし、架空の中華帝国を舞台にしていることで、後宮の用語や中華風の人物名、人間関係などが覚えづらいという声も挙がっています。

そこでこの記事は、猫猫の正体と、彼女の周りで起こる初期の事件、そして壬氏(ジンシ)を始めとした重要人物との関係をカンタン解説!

『薬屋のひとりごと』猫猫の正体から壬氏(ジンシ)とのキスやプロポーズのエピソード、さらにはファンの反応が気になっている方、チェックしていってください。

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目次

『薬屋のひとりごと』とは?

薬屋のひとりごとの猫猫をメディア毎に比較(左から小説版、コミカライズ版2種、アニメ版)

薬屋のひとりごとの猫猫をメディア毎に比較(猫猫の画像は公式サイトより引用)

薬屋のひとりごと』は、後宮で毒見役として働く猫猫(マオマオ)の物語。

原作は小説で、原作者は作家「日向夏」さん。

小説投稿サイト「小説家になろう」で連載して人気を博したことをきっかけに、2種類のコミカライズ版の連載がスタート、ドラマCD化も果たしました。

2023年2月にはシリーズ累計2100万部を突破、2023年10月21日(土)からアニメ放送開始!

物語の密度、人気がどんどん高まっている作品です。

原作・マンガ2種・アニメの公式サイト

  • 原作出版ヒーロー文庫『薬屋のひとりごと』特設サイトはこちら
  • 原作小説の配信サイト「小説家になろう」の『薬屋のひとりごと』はこちら
  • マンガ①月刊ビッグガンガン連載『薬屋のひとりごと』の公式サイトはこちら
    (構成:七緒一綺、作画:ねこクラゲ
  • マンガ②月刊サンデーGX連載『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』の公式サイトはこちら
    (作画: 倉田三ノ路
  • アニメ『薬屋のひとりごと』公式サイトはこちら
    (監督・シリーズ構成:長沼 範裕、副監督:筆坂 明規、キャラクターデザイン:中谷 友紀子)

初期の主要キャラクター

この作品には、猫猫を始めとした魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが、中華風の名前なこともあり、「名前が覚えられない」とお困りの読者も結構います。

そこで、物語序盤に登場する主要人物を5人ほどピックアップ!

  1. 本作の主人公「猫猫(マオマオ)」
  2. 後宮を仕切る美貌の宦官「壬氏(ジンシ)」
  3. 猫猫が仕える上級妃「玉葉妃(ギョクヨウヒ)」
  4. 出世株の武官「李白(リハク)」
  5. 猫猫の養父「漢羅門(カンルォメン)」

彼らを押さえておけば何とかなるはず。

簡単に人物説明もしますね。

初期の主要キャラクター①本作の主人公「猫猫(マオマオ)」

猫猫は、花街で薬屋を営む養父の下で薬の知識を学んでいたけれど、ある日、人さらいにあって後宮に来た少女。

人さらいに給金がたくさんいくこと、面倒に巻き込まれることが嫌で最初は毒と薬の知識があることは隠していた。

しかしひょんなことから壬氏に知られ、玉葉妃付きの侍女、毒見として働くことに。

さらに、壬氏から持ち込まれた厄介事や事件の謎も解くようになる。

初期の主要キャラクター②後宮を仕切る美貌の宦官「壬氏(ジンシ)」

壬氏は後宮を仕切っている美貌、かつ謎めいた宦官

薬や毒の知識を持ち、なおかつ自身に惹かれない猫猫を気に入って謎と厄介事、たまにご褒美をあげ、ちょっかいもかけるようになる。

初期の主要キャラクター③猫猫が仕える上級妃「玉葉妃(ギョクヨウヒ)」

玉葉妃は、皇帝の寵姫、四人いる上級妃の一人。

壬氏に推薦され、薬や毒の知識を持つ猫猫を侍女として雇い入れた。

美しく聡明で、自身の娘の命の恩人である猫猫には感謝していて、他の侍女たちも大切にしている。

初期の主要キャラクター④出世株の武官「李白(リハク)」

李白は猫猫に義理のかんざしをあげたことで縁ができた若い武官。

猫猫とは恋愛関係ではないものの、一緒に外出したことで猫猫とただならぬ関係なのではないかと壬氏を勘違いさせ、落ち込ませた。

初期の主要キャラクター⑤猫猫の養父「漢 羅門(カン ルォメン)」

羅門は猫猫の養父で、猫猫には教えていなかったが、元は後宮で働いていた医者だった。

追放された今は花街の薬屋を営み、猫猫を育て、知識を教えたため、猫猫からは「おやじ」、「薬の師」と呼ばれている。

物語序盤は彼らをおさえておけば大丈夫です!

こういったキャラクターたちが織り成す人間ドラマが、この作品の大きな魅力となっています。

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猫猫(マオマオ)のプロフィール|年齢・身長・体重・性格とは?

『薬屋のひとりごと』の魅力は何といっても主人公「猫猫(マオマオ)」。

態度はそっけないけれど情はあり、かわいくないフリをしていてもかわいくて、慎重に見えて無茶もする、そんなギャップに惹きつけられます。

しかし、猫猫の基本的なプロフィール、性格、容姿などは作中ではあまり詳細には描かれていません。

原作者が公表しているの情報をまとめてみたのでチェックして、猫猫の魅力を再確認していってください!

猫猫の基本情報

薬屋のひとりごとのキャラクター身長比較

薬屋のひとりごとのキャラクター身長比較、猫猫は一番左153cm

猫猫(マオマオ)は、後宮で侍女として働く女性であり、物語開始時は17歳、身長は153cm、体重は33~41kgくらい。

特徴のない顔立ちだけれどジト目、服装や髪形はTPOに合わせるもののラフ寄りです。

アニメで猫猫の声を担当するのは人気声優、悠木碧さん。

>>参考①:薬屋のひとりごとまとめ「年齢表」ページ

>>参考②:薬屋八巻までの設定

性格と特徴

猫猫は非常に独自の性格を持っています。

彼女は薬の知識を以て理論的に物事を考えるタイプですが、興味のないことには頭を使えず、壬氏が受けるように言った資格試験には不合格。

また、嫌なことは顔に出してしまったり、興味のあることには夢中になって奇行に走ることも。

例えば、壬氏から嫌な頼み事をされればナメクジを見るような目をしてしまったり、最初に医局を訪れた時は歓喜の余りおかしな踊りをして、壬氏に呪いの舞いかとツッコまれました。

このような性格が彼女をさらに魅力的なキャラクターにしています。

猫猫や壬氏のかわいいイラストはpixivでチェック

猫猫の愛らしさは多くの人の創作欲に火をつけました。

人気投稿サイト「pixiv」、SNS「X」でも多くの作品が日々投稿されていす。

2023年現在のpixivイラスト数は1,300超、小説やマンガなどを含めた作品数は4,000件以上!

原作者が考える猫猫は次のような特徴。

顔立ちは良くも悪くも特徴がない、ただ表情はひねくれているのでジト目が多いです。髪は後ろでゆるく束ねていたり、たまに他の侍女にいじられてお団子や輪をつくられていたりします。服は下女のときは地味な色合い、昇格してから少しだけ華やかになっています。

>>日向夏のブログ「うりにっき」 2019-04-09 00:31公開「薬屋八巻までの設定」より一部引用

ですが、発表されたイラストの多くはコミカライズ版に近い、格段に愛らしい猫猫が多いです。

猫目、猫耳のように見えるリボン、そばかす(本当はお化粧)がポイントで、とっつきにくいけど愛さずにはいられない猫っぽさを演出しています。

ちなみに『名探偵コナン』の作者である青山剛昌先生も猫猫に魅了された一人。

また、壬氏と一緒にいるイラストも多く、みなさんが二人の仲を応援していることもうかがえます。

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猫猫(マオマオ)と壬氏(ジンシ)の関係は両想い?プロポーズやキスの真相

猫猫(マオマオ)を出世させ、謎解き役に取り立てたのは後宮全体を仕切る壬氏(ジンシ)。

しかし二人の関係は単純な上司と部下、主従関係だけにとどまらず、恋愛関係にまで発展。

どういった流れだったのか、経過を追っていきましょう。

初対面から上司と部下へなった経緯

猫猫と壬氏の関係は、初対面から非常に興味深いものがあります。

下女として働いていた猫猫は皇帝の子が衰弱する症状を聞き、人為的なものだと気づき、「ひとりごと」をつぶやきます。

この猫猫の「ひとりごと」を聞きつけたのが壬氏です。

壬氏は猫猫の医療知識、多少の学があると知ると、猫猫を上級妃付きの毒見役をする侍女に出世させました。

壬氏は後宮を仕切る宦官のため、ある意味上司と部下、立場的には主従関係へと発展しました。

壬氏が猫猫に片思いするようになったワケ

最初壬氏は、猫猫を「使えそうな駒」とか「新しいおもちゃ」くらいにしか認識していませんでした。

しかし、裏切らないよう壬氏が色目を使っておこうとした結果、猫猫にこれまでされたことのない塩対応され、逆に興味を持ってしまいます。

さらに猫猫は花街の薬屋育ちという特殊な環境下にいました。

その環境下にあったことも、そばかすの化粧を施し、不美人のフリをしたことも、結果的にさらわれて後宮に来る運命になったことも猫猫はきちんと受け入れています。

城の中で生まれ育ち、同じように運命に翻弄される人生を送る壬氏にとって、猫猫の在り方はカルチャーショックだったはず。

この猫猫の強さも、壬氏が興味を持った一因なのでしょう。

壬氏と猫猫はいずれ両思いになる…?

壬氏と猫猫は、物語が進むにつれて互いに特別な感情を抱くようになります。

様々な事件を解決して同じ思いを共有、互いの生い立ちなどを知るにつれて二人の距離が縮まったのです。

ただ壬氏が早めに想いを自覚し、時折気持ちを伝えていたのに対し、猫猫が自身の気持ちに気づくのは大分遅く、原作小説11巻頃。

その後、猫猫と壬氏がはっきり両想いと分かるエピソードは12巻に収録されました。

キスやプロポーズエピソードは何巻?

壬氏(ジンシ)と猫猫(マオマオ)の間には、両想いになる前にキスやプロポーズのエピソードもあります。

原作小説4巻で未遂、5巻で壬氏からプロポーズまがいのことをされて…という流れです。

はっきりとしたプロポーズは7巻。

web版の無料で読めるものにはない、加筆エピソードとしてあります。

詳しくは原作小説にてチェックしましょう。

ちなみに陸孫からもキスや求婚まがいのことをされている猫猫…モテモテ!

>>【薬屋のひとりごと】陸孫の正体はただの副官ではない?求婚話や過去を解説!

猫猫と壬氏の結婚と未来

作品内で猫猫と壬氏の結婚については明確には描かれていませんが、多くのファンがその未来を夢見ています。

このような期待と希望が、作品とキャラクターに更なる深みを与えています。

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猫猫(マオマオ)の正体を相関図から読み取る

薬屋のひとりごと初期のキャラクター相関図

薬屋のひとりごと初期のキャラクター相関図

花街育ちの猫猫ではありますが、実は生い立ちが複雑で、後宮ともつながりがありました。

さらに初期相関図を作ってみたところ、猫猫と壬氏の環境は少し似ていると分かります。

出生が特殊(壬氏の正体については別記事で考察中)、実の親よりも近しい人たちがいる、独特なルールのある場所で育った等々。

お互い気づかない内にシンパシーを感じていたかもしれません。

それでは、猫猫の出生や家族などをもう少し詳しくご紹介します。

猫猫(マオマオ)の出生と家族

猫猫(マオマオ)の出生や両親、養父については、作品内で明らかになっています。

  • 母:緑青館の娼婦「鳳仙(ホウセン)」
  • 父:変わり者の軍師「漢 羅漢(カン ラカン)」
  • 養父:羅漢の叔父で、元後宮医官の宦官「漢 羅門(カン ルォメン)」

鳳仙と羅漢の恋は娼館内で密かに育まれますが、不運が重なって二人は離れ離れに。

鳳仙は傷つき、生まれた猫猫を育てられる状況になくなり、羅漢の叔父であり、花街で薬屋を営む羅門が引き取ることになりました。

ちなみに養父の羅門はかつて後宮にいて壬氏を取り上げた医師。

留学経験もあり、かなりの有能な医師なのです。

ただ作者いわく「羅漢に匹敵するチートキャラだが、不運すぎてあまり発揮されることはない。」(薬屋のひとりごとまとめより)そう…。

このように、猫猫は花街と後宮に深く繋がりを持つ人物であり、この特殊な環境下で育ったことで周囲に多くの影響を与える人物へと成長しました。

>>【薬屋のひとりごと】羅漢とは?

>>【薬屋のひとりごと】壬氏の正体や声優や関連キャラクターまで総まとめ

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