2020年に完結した人気漫画『鬼灯の冷徹（ほおずきのれいてつ）』ですが、完結の理由にはさまざまな憶測が飛び交っています。一部では作者の死亡説が囁かれており、ファンの間で大きな衝撃を巻き起こしています。果たして、この噂は本当なのでしょうか？今回はその真相に迫ります。
漫画・鬼灯の冷徹について
- 作者：江口夏実
- 出版社：講談社
- 掲載誌：モーニング
- レーベル：モーニングKC
- 連載期間：2011年～ 2020年
- 巻数：全31巻
- 話数：全271話
舞台は戦後の人口爆発や悪例の凶暴化によって亡者が溢れかえってしまった地獄です。人手不足も関わらず地獄で起きる様々な事件や問題を解決するために閻魔大王の第一補佐官として忙しく「鬼灯」という鬼のお話です。亡者だけでなく、上司の閻魔大王に対しても厳しく呵責する鬼灯ですが、忙しいながらも女癖が悪く、鬼灯に会うといつも張り合っている中国の神獣である「白澤」や新人獄卒の唐瓜「茄子」など個性的なメンバーと共に過ごす日常を描いた物語です。
鬼灯の冷徹作者が死亡したって本当？
まず結論から述べますと、『鬼灯の冷徹』の作者(江口夏実)健在です。
『鬼灯の冷徹』の連載が終了した後も、江口先生の新作の連載や読み切り作品が続々と制作されています。生きています！たとえば、『出禁のモグラ』は現在も『モーニング』で連載中であり、『閣下とヤンス』 『エクソシストは顔採用にしておけ』などの読み切りも発表されています。
特に出禁のモグラは2025年7月にアニメが決定しており、私も一人のファンとして非常に楽しみにしています。
出禁のモグラのアニメ化情報は公式HPをどうぞ！
鬼灯の冷徹 作者 死亡説があるのはなぜ？
調査した結果、「鬼灯の冷徹の作者が死亡した」という噂の根拠や信頼できる情報は見当たりませんでした。それでは、なぜ鬼灯の冷徹の作者死亡説が一部で囁かれているのでしょうか？その理由をまとめました。
江口先生の体調不良
鬼灯の冷徹の作者の死亡に関する噂の理由の1つとして、作者である江口夏実先生の体調不良が挙げられます。2014年7月に、連載が隔週に変更されるという報告がありましたが、これは作者自身の体調が悪化し、原稿の執筆スピードが落ちたこと、そしてアニメやグッズの監修も行いたいとの理由からでした。
連載終了後のFRIDAYのインタビューを江口先生は受けており、″さすがに若かったからできたのだとは思うのですが、週刊連載の時は３時間寝て３日起きてる、という状態でした。”と語っていました。
引用：https://friday.kodansha.co.jp/article/104702
そんな生活を続けていたら体を壊しますよね。。。
しかし、この報告がネット上で拡散され、「重大な病気を隠しているのでは？」という噂に発展し、結果的に「鬼灯の冷徹の作者が死亡」という噂が生まれたと考えられます。
突然の連載終了
もう1つの要因として挙げられるのは、『鬼灯の冷徹』が2020年1月の「モーニング」で9年間の連載に幕を閉じたことです。連載終了は事前に告知されましたが、9年間続いた作品が突然終わることに対して、「江口夏実先生に何かあったのでは？」、「以前も江口先生は体調不良と言っていたし…」といった憶測が広がりました。これも作者死亡の噂の一因と考えられます。
鬼灯の冷徹が連載終了したのはなぜ？
『鬼灯の冷徹』は2020年1月に漫画連載が終了し、完結しています。連載終了について、ネット上では様々な考察が飛び交っています。
地獄の数と同じ272話で終了が完結理由？
ネット上では、連載が突然終了した理由として「エピソード数と地獄の数を一致させたかったからでは？」という意見が見られます。
実際に、『鬼灯の冷徹』では地獄が八大地獄と八寒地獄に分かれ、さらに二百七十二の部署に分かれているとされています。これは完結話の272話と一致しています。しかし、この情報は誤りで、エピソード数と部署数が偶然一致しただけのものだそうです。
作者の満足のいく形で完結
江口夏美先生は連載終了を下記のようにツイッターで発表し、「きちんと終わるまで続けることができました」「大変幸せで恵まれた作品です」と述べています。おそらく、江口先生は自身が描きたい内容をすべて描き終え、満足のいく形で作品を終了させたと考えられます。
まとめ
人気漫画・鬼灯の冷徹の作者死亡説についてまとめました。実際には作者は健在で、現在も別作品の連載を続けているようです。体調不良や突然の連載終了により噂が流れてしまったようですね。江口先生だけでなく多くの漫画家の死亡の噂がこの世にはびこっているので引き続き調査をしていきたいと思います。今後も、江口夏実先生の作品に期待です！
