【薬屋のひとりごと】つまらない?面白くない理由を徹底解説!

薬屋のひとりごとは、架空の中華風の国が舞台の作品です。後宮に勤める猫猫(マオマオ)が薬学の知識を使い、様々な事件を解決していきます。

漫画は2000万部以上売り上げており、アニメも人気になっている作品ですよね。ですが、薬屋のひとりごとについて調べてみると、「つまらない」「おもしろくない」という意見もちらほら。

ここからは、薬屋のひとりごとについて調べていきます。果たして本当につまらない作品なのでしょうか。見ていきましょう。

薬屋のひとりごとがつまらない理由

薬屋のひとりごとがつまらない理由として考えられるのは以下の通りです。

  • 登場人物が多くなりすぎ
  • 物語にスピード感がない
  • 典型的ななろう小説展開
  • 猫猫のキャラが嫌い

ここから、薬屋のひとりごとが面白くない理由について詳しく解説していきます。

登場人物が多くなりすぎ

薬屋のひとりごとは、複雑な人間関係が魅力的な作品です。登場するメインキャラはおよそ27人!かろうじて27人という人数は受け入れたとしても、なじみのない設定の作品なのでキャラを覚えるのが大変です。

舞台が後宮ということもあり、主人公の猫猫だけでなく皇帝や先帝、皇太后、皇后、複数の妃、女官たち、医局の者、高級娼館の女たち、猫猫の師匠、部下たちなどが登場します。すべての役職と名前を覚えるのはかなり難しいのではないでしょうか。

猫猫が活躍するにつれてどんどん物語に幅が広がっていくのですが、その分登場人物が増えていくのでつまらなさを感じてしまいます。人間関係が複雑になればなるほど、頭が追い付かずに楽しめなくなってしまうのかもしれませんね。

物語にスピード感がない

薬屋のひとりごとは、11話くらいから物語が盛り上がっていきます。盛り上がるまでに時間がかかりすぎていることがわかりますよね。

このようにテンポが悪く感じてしまうと、面白くないと感じてしまう原因になってしまいます。薬屋のひとりごとに関しては、話が進むにつれてどんどんテンポが遅くなっているようです。

感じ方は人それぞれではありますが、面白いと思って見始めた作品であればあるほど、展開が少し遅くなるとそこが気になってしまうもの。ほどよいスピード感がないと、つまらないと感じる原因になってしまうのでしょう。

典型的ななろう小説展開

薬屋のひとりごとは、古典的ななろう小説展開で面白くないという意見があります。

  • 主人公が変わり者→周りに好かれている
  • ドライだけどデキる主人公でトラブルをしっかり解決している
  • 主人公がわざとブサイクな化粧をする→実はかなり可愛い
  • 「おもしれー女」とイケメンが寄ってくる→猫猫は全く相手にしない

このように見てみると、かなり古典的な感じがしますね。ちょっと見方が違いますが、女性が大好きなゴリゴリの恋愛ドラマのような雰囲気を感じます。

上の箇条書きを見て「何となく似たドラマを知ってる」と思った方もいるのではないでしょうか。薬屋のひとりごとは王道な展開をたくさん入れています。

王道展開が好きではない、という方にとってつまらなさを感じるのかもしれませんね。

猫猫のキャラが嫌い

薬屋のひとりごとに登場する主人公、猫猫はネグレクト・毒親で育ちです。それゆえ、性格が悪く描かれているのですが…。それを受け入れられない方もいるようです。

また、声質は低く、喋り方も可愛くない猫猫ですが、見た目がすごくかわいいというのにも違和感を感じます。あえてそばかすを書いてブサイクにしている、という設定もよくわかりません。

また、薬屋のひとりごとは2種類の小説が販売されています。

コミックガンガンとサンデーバージョンを見てみると、表紙の猫猫は顔が違いますよね。かわいく色っぽい絵柄であるヤングガンガン版の方が発行部数が上になっています。内容はほぼ変わらないにも関わらず、可愛いほうが売れていることがわかりますね。

結果、アニメや漫画の主人公は可愛いほうがウケるということがわかります。中身は可愛くないのに外見が可愛い理由は、もしかするとこれが原因なのかもしれません。

【薬屋のひとりごと】見どころを紹介

薬屋のひとりごとは、主人公である猫猫が「薬オタク」であることが非常に面白いポイントです。

頭の回転が速く、特に「毒」に対する好奇心が豊富。普通は嫌がる部分でもある毒が好き、という変わり者の女性となっています。男に媚びず、自分の生き方を貫く猫猫を見ていると、「明日も頑張ろう」と思えるのではないでしょうか。

イケメンに興味を持たれても、なびくことなく過ごすところも見どころですね。

ファンタジーと謎ときに加え、こういった恋愛的要素も含まれているため、女性でも見やすい作品となっています。実際、薬屋のひとりごとはガンガンやサンデーなどの少年向けなので、女性用に描かれた作品ではありません。

それでも女性ファンが多いのは、物語の面白さがあるということなのでしょう。

物語を通して注目したいのは、主人公・猫猫と宦官・壬氏の関係性。宦官・壬氏はもう一人の主人公とも言われているほど注目度の高い登場キャラです。

宦官・壬氏は、とても美しいみためをしている男性で、俗にいうイケメン。猫猫の才能を見破り、毒見係に任命するところからスタートします。とても魅力的な男性なので、猫猫だけでなく壬氏にも注目してみてくださいね。

【薬屋のひとりごと】コミックが2種類あるのはなぜ?

薬屋のひとりごとには、コミックが2種類あります。

販売は、コミックガンガンとサンデーです。「ビッグガンガン版」が11巻まで、「サンデーGX版」が16巻販売されていますが、内容はどちらもそこまで変わりません。

ただ、作画担当が違い、演出・描写が違う部分があるので一概にこっちがおすすめ!とは言えないんです。

ビッグガンガン版の特徴

  • 12巻で完結
  • デザイン重視の方におすすめ
  • キャラの細かい表情の変化が見たい
  • 少女漫画風のデザインが見たい

サンデーGX版の特徴

  • 17巻で完結
  • 原作を知らない
  • テンポよく読みたい
  • 中国風の話が好きな人におすすめ

二つの漫画は、作画者が異なる事や出版のスピードが違います。どちらにするか迷ったときは、参考にしてみてくださいね。

ちなみにですが、作者はなぜ2種類あるのかわかっていないそうですよ(笑)好みにあわせて選んでみてくださいね。

【薬屋のひとりごと】口コミや評判を調査

薬屋のひとりごとの口コミを見てみましょう。まずは面白くない、つまらないという意見から紹介します。

上記のような意見がある一方で、薬屋のひとりごとが面白いという意見も複数ありました。

https://twitter.com/takasunfield/status/1742418102254727541

薬屋のひとりごとの口コミは、全体を通して面白いという意見が多かったです。

「コミックよりアニメのほうが面白い」という口コミや「キュンキュンする」という意見も。タイトルである「薬屋のひとりごと」から日常系かと思っていた方もいるようですが、実際はしっかりとしたミステリーです。

興味のある方はぜひ、アニメを視聴してみてくださいね。

まとめ

今回は、薬屋のひとりごとがつまらない理由について解説してきました。

登場人物が多いことや主人公が気に入らない、王道展開が面白くないという意見がある中で、「今季一番面白い作品」「漫画よりアニメが面白い」「キュンキュンする!」という意見も複数ありました。

建物や時代風景、薬草に関する知識がたくさん盛り込まれた作品で、「勉強になる」という声もありましたよ。とても評価の高い作品になっているので、薬屋のひとりごとが気になっていた方は、ぜひ視聴してみてくださいね。