昨今ではインターネット配信や読者や視聴者の目が肥えてきた影響もあるのか、名作漫画が何かを切っ掛けにして駄作として評価されることが多くなってきました。その中でも特に駄作評価の原因として多いのが映画版の制作です。そこでこの記事では、2022年7月に公開された劇場版ゆるキャン△の評価と共に、連載終了の噂について調査した結果を掲載しています。
ゆるキャンが連載終了したのは本当？
ゆるキャン△は、2022年9月3日から2023年2月2日まで休載していました。では、なぜゆるキャン△が休載ではなく連載終了の噂が出てしまったのか、その理由を分析してみたところ、休載の情報が曲解されたことが主な原因のようです。雑誌上やSNSでは休載の情報が公式に発表されていたものの、その情報を見ていなかった人も多かったようで連載終了してしまったのではないかと心配の声をSNSで上げている人もいました。
ゆるキャンの映画版はクオリティがひどいって本当？
ゆるキャン△の映画版は、志摩リン達が大人になってからを描いているオリジナルストーリーになっているため、キャラクターの作画などが大きく違う特徴があります。大人になって少し頭身が大きくなっているキャラクターもいるため、その作画に違和感を覚える人も多くクオリティがひどいと噂になることもありました。しかし、メインキャラクターの担当声優変更はない上に、アニメ版や漫画で表現されていたのんびりとした世界観も忠実に再現されています。しかし、ファンの間では一種の原作改変とも取れる行為と感じる人もいたようです。熱狂的なファンの中から反転アンチを作る理由や切っ掛けを作ることになってしまい、ゆるキャンが続かずにこのまま連載終了してほしいと発言する人まで現れてしまいました。
ゆるキャンファンが希望する映画とは
ゆるキャン△は元々ほのぼのとした世界観の中で、キャンプを楽しむ女子高生を描く作品でした。そのため、仮に映画で大人になった主人公たちを描くにしても、アニメ版で高校卒業までをゆっくりと描いてからのほうがファンの反応も良好だったのかもしれません。特にゆるキャンは、キャンプで食べ物を食べたときや新しい発見をしたときのリアクションが子供っぽく、純粋な可愛さが評価されていました。そんなキャラクター達が映画でいきなり大人っぽく変わってしまったら違和感を覚えるのも無理はないのかもしれません。これ以上違和感が大きくなる前に、ゆるキャン△が連載終了したほうが良いのでは？と感じる理由もある程度理解はできます。
ゆるキャン休載前と連載再開後で作品のクオリティを比較してみた結果
2022年9月に休載前最後のゆるキャン△と2023年2月に描かれたゆるキャン△を比較したところ、クオリティにそれほど差があるようには思えませんでした。連載再開されたのは千明と美波の雁坂のんあるキャンプからで、いくつかパート分けされながら掲載されていました。パート毎のクオリティも特に大きな変化があるようには思えませんでした。しかし、しばらく好きな作品を見ていないと違和感を覚える人がいることも事実で、しばらく続編が止まっていたアニメの新しい期の作風が変わってしまい、がっかりしたと感じることがあります。その僅かな変化も熱狂的なファンにとっては連載終了したほうがいいのではと考える理由になってしまい、今回のゆるキャン連載終了騒動になってしまったのかもしれませんね。
まとめ
ゆるキャン△は、休載したことはありますが2024年6月現在連載終了は発表されていません。しかし、映画の内容がスピンオフに近い内容だったため、クオリティが酷く連載終了したほうが良いのではとファンの声が多くなる理由になってしまったようです。しかし、ゆるキャン△は2024年6月現在アニメ版の3期が放送されている上に、休載前と同じくらいのクオリティで漫画が連載されているので、しばらく連載終了を心配しなくてもよさそうです。
