目標を持って邁進している人のほとんどが、節目でぶち当たる挫折や絶望。
理想と現実とのギャップに日々負けそうになりながらも、 なんとか立ち上がって欲しい・・・!
今回はそんな少し元気の無い方へ、Amazon プライム・ビデオとNetflixで観れる、観賞後にはやる気や希望を見出せる映画をご紹介します!
※2023年5月現在の配信状況になります
Amazon プライム・ビデオで観れる!やる気が出る映画 邦画 洋画
「最強のふたり」
2011年の映画「最強のふたり」、やっと観た。多民族国家ならではの階級社会がはっきりと分かるフランスだから、実話というのでストレートに心に響いた。自分自身を蔑ろにしてまで人間関係築く必要はないのかもしれない。
— meme (@akitowillow) May 10, 2023
みどころ
2012年に公開された、車椅子での生活を送る富豪の男・フィリップと出所したばかりで貧困家庭に育った黒人青年・ドリスの交流を描いたヒューマンドラマ。
育った環境が正反対の二人が、互いの価値観を遠慮なくぶつけ合いながらも強い信頼関係を築いていく展開は、観賞している私たちの価値観の問いかけにも繋がります。

自分の置かれた環境に対して悩みを抱えている方へ、その解決のヒントがこの作品の中にあるかもしれません。
あらすじ
事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男と、介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年の交流を描いた実話がもとのヒューマンドラマ。
2011年・第24回東京国際映画祭で東京サクラグランプリ(最優秀作品賞)と最優秀男優賞をダブル受賞した。
「アナザーラウンド」
「アナザーラウンド」冴えない高校教師の中年男たちが、血中アルコール濃度は常に0.05%に保たれているのが理想という論を検証していく。
何事も行き過ぎは良くない!ってことが男たちの悲劇から学べる。自分の人生このままでいいの?と葛藤を抱えてる人には何か刺さるものがあると思う。圧巻のラスト。 pic.twitter.com/sBqWTHwsrw— ダート (@DART__17) May 14, 2023
みどころ
2021年に公開された、近年日本で絶大な人気を集めるマッツ・ミケルセン主演のコメディドラマ。
仕事も私生活もうまくいかない教師・マーティンが、同僚と共にアルコールの力をうまいこと利用し毎日を明るく豊かに変えていこう!という一歩間違えればかなり危険なメソッドを実行。
しかし、アルコールの力に頼って一見楽しい毎日に見えても課題・問題への根本的解決はされていないこと、そしてアルコールへの歯止めが効かない依存が次第に彼らをより破滅的な方向へ誘っていく。

明確な解決方法や答えを提示しているわけではありませんが、この作品を通して見つめるべき課題は何なのか?に気付けるかもしれません。
あらすじ
高校教師のマーティンとその同僚3人は「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため実験をすることに。
常に酒を飲み続け酔った状態を保つと、授業も楽しくなり、生き生きとする。
だが、アルコールを頼りに変化を起こした結果には大きな代償が待っていたー。
「ラストナイト・イン・ソーホー」
ラストナイト・イン・ソーホー(2021)
映画館で見て以来の再鑑賞です
前半はトーマシー・マッケンジーとアニャ・テイラー・ジョイの可愛さや美しさ、ダンスシーンや音楽に魅了されますが、中盤あたりからはホラーテイストが徐々に滲み出てきて良い感じに終わります
グロさはないので見やすいですよ pic.twitter.com/gPPC0FHqsu— けい (@Pzav2reVNvYt2sR) May 7, 2023
みどころ
2021年に公開された監督エドガー・ライトによるサイコロジカルホラー。
ファッションデザイナーになるため都会にひとり舞い降りた少女・エロイーズが主人公ということもあり、これから新しい環境を迎える方や夢への挑戦に不安や心細さを感じている方には是非おすすめしたい映画です。
現代を生きるエロイーズと60年代のロンドンで生きるサンディ、二人の若き女性が違った時代で夢を持つことの苦悩や、希望を餌に搾取されていく展開においては女性だからこそ感じられる悲しみもあるかと思います。
ジャンルとしてはホラーですがラストは感動の大きな1本になっています。
あらすじ
ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学したエロイーズ。
新居のアパートで眠りにつくと、夢の中で60年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見るサンディと身体も感覚もシンクロし、リアルな夢の中へ何度もタイムリープを繰り返すようになる。
だがある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃したことからエロイーズの悪夢が始まるー。
「0.5ミリ」
0.5ミリ 安藤桃子監督・脚本・原作
スタッフ・俳優に血縁が並ぶが一切甘えのない映画。キネ旬2位他賞多数。イントロからとんでもないエピソード。宿無し職無しになってお爺さんを見つけて脅しのように住み込みで働く。しかし皆幸せなるの。最後に剛速球を投げてくる。一筋縄でいかない凄い映画。 pic.twitter.com/1Dwq1wCwkY
— たつぼう β (@junklandZ) September 3, 2021
みどころ
監督・安藤桃子が実妹・安藤サクラを主演に起用した2013年公開の人情ドラマ。
「0.5ミリ」は「静電気が起こるくらい近い、人と人との距離感」という意味とのこと。
金・住居・職すべて失った主人公・サワが、持ち前のコミュ力で様々な事情を抱えた老人の懐に入り込み大金を得ていく様子は、笑いどころも多く清々しい展開。
ひとりぼっちの老人たちにとって、心の通わない肉親より金目的であろうとも心の底からぶつかりに来る他人(サワ)の方が救いとなる。
そんな様子は、まるで現代社会の孤独の正体を浮き彫りにしているかのようです。

坂田利夫はじめ、クセあり老人たちを演じる役者たちの演技がとても痛快なので、そちらも注目して見ていただきたいです!
あらすじ
ヘルパーのサワは「おじいちゃんと一晩過ごしてくれ」という依頼を受けるが、予期せぬ大事件に巻き込まれ「家ナシ・金ナシ・仕事ナシ」の人生崖っぷち状態に立たされる。
サワは生活のため“おしかけヘルパー”をすることになるが、ワケありのおじいちゃんたちを見つけ出しては、軽やかにその生活に入り込んでゆく。
はじめこそ困惑するおじいちゃんたちだったが、天真爛漫に振る舞うサワに対し、不器用さゆえに社会や家族の中で居場所をなくしていた彼らも、心を開きはじめー。
「かもめ食堂」
映画『かもめ食堂』で「もし明日世界が終わるとしたら、凄い食材を揃えて、気の置けない人だけを呼んで、美味しいものを食べたい」って話してて、本当にそれいいねぇ☺️って思いました。
「それって私も呼んでもらえるんでしょうか?」と聞いてる片桐はいりさんも良かった✨私もお願いします✋ pic.twitter.com/B9DKyQNlW3— ブルーノ (@Bruno_whitefox) May 15, 2023
みどころ
2006年に公開された、ヘルシンキの食堂「かもめ食堂」を中心に繰り広げられる日常系のヒューマンドラマ。
日常系ということもあり怒涛の展開は起きませんが、登場人物がみんなどこか癖と愛らしさを持ち、互いにほどよい距離感で接し合う様子は見ていてとても心穏やかに癒されます。
食事をすること、人と関係を持つこと、お金ではなく心にゆとりをもつこと・・・
など、いつもと変わらぬ生活を営むことの重要性とそれを可能にするためのヒントがいくつも散りばめられており、自分自身の毎日を見直す良いきっかけにもなります。

気分が落ち込みがちだが無理して起き上がりたくは無い・・そんな時、寄り添うように安心感を与えてくれる1本です!
あらすじ
作家・群ようこ書き下ろしの原作を小林聡美・片桐はいり・もたいまさこ主演で映画化。
フィンランドのヘルシンキにオープンした小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性とフィンランドの人々の穏やかで温かい日常を描いたヒューマンドラマ。
Netflixで観れる!やる気が出る映画 邦画 洋画
「トップガン マーヴェリック」
『トップガン マーヴェリック』
大衆娯楽映画の頂点!ドッグファイトの爽快感‼画面一杯に広がる蒼々とした緊張感と目紛しい一進一退の攻防の雄大さ‼️
ドラマパートの簡潔かつ胸高まる展開はアクションの導入として完璧‼︎
トップガンかつトム・クルーズでなければ成し得なかった完全無欠の超大作‼️💯 pic.twitter.com/gMwA2kss2w— 𝗧𝗔𝗦𝗞𝗘𝗦𝗧𝗔 (@kyaska_aidama) March 16, 2023
みどころ
2022年に公開された、36年ぶりとなる「トップガン」の続編。

公開当時は「追いトップガン」(繰り返し「トップガンマーヴェリック」を観賞しに行くこと)というワードがSNSで盛り上がり、満足度のかなり高い映画として話題に!
そもそも前作から36年ぶりの続編、という時点でファンにとってはかなりノスタルジックであり、全編すべてが見どころといっても過言ではないと思います。
前作を見ていない方でも楽しめる内容ではありますが、複数部で構成されているのではなく前作「トップガン」を1本観賞するだけでOKなので、敬遠せずチャレンジしていただきたい・・!
アツイドラマ展開はまるでアトラクションに乗っている気分、やる気がみなぎること間違いナシ!
あらすじ
アメリカ海軍のエリート飛行士訓練校に、かつて天才パイロットと呼ばれたマーヴェリックが教官として帰ってきたー。
しかし生徒の中には彼がかつてタッグを組み、訓練中に命を落としたパイロットの息子もいた。父の背中を追いかけてきた彼は、マーヴェリックに対し恨みを抱いていたのだった。
「ベイビー・ドライバー」
ミュージカルとアクションを掛け合わせたような最高な映画。音楽に合わせたカーアクションにドキドキハラハラが止まらない。アメリカのダイナーに憧れる。『ベイビー・ドライバー』 pic.twitter.com/eJQZQp6X7m
— 𝙥𝙚𝙚𝙩𝙖 (@peeta2013tm) October 8, 2022
みどころ
2017年に公開されたアンセル・エルゴート主演のカーアクション&クライム映画。
主人公の心優しき青年・ベイビーは幼き頃の事故の影響で耳鳴りに毎日悩まされています。
そのため、常にイヤフォンから音楽を聴くことで耳鳴りを逃れているのですが、ベイビーが聴いている音楽はそのままBGMとなり、アクションシーンと音楽がシンクロする様は大興奮です。
不本意ながらも犯罪組織に手を貸していたベイビーが、デボラという女性と恋に落ち、最後に下す決断とは・・・?
カーアクション&クライム&ロマンス&ミュージック、とジャンルてんこ盛りの1本!

観賞後はやる気と共に冷めやまない興奮も待っています!
あらすじ
天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバーのベイビー。
彼は事故の後遺症である耳鳴りを消すため、そして最高のテクニックを発揮するために、完璧なプレイリストが揃っているiPodを常備している。
ある日、デボラと恋に落ちた彼は犯罪現場から足を洗うことを決意。しかし彼の才能を惜しむ組織のボスにデボラの存在を嗅ぎ付けられ、無謀な強盗に手を貸すことになり、彼の人生は脅かされ―。
「スクール・オブ・ロック」
『スクール・オブ・ロック』は必修科目!映画館で観たら絶対に超アガる!何度観ても面白いし何度観てもスカッと気持ち良い!ジャック・ブラックの全身全顔面を使った熱演がしつこくてウザくて超最高!児童もみんな天才子役だ!Let's rock! pic.twitter.com/cJbQNNJJEH
— トモヤミ@映画好き夫婦 (@yauyu_tomoyami) November 18, 2020
みどころ
2003年公開のミュージカル・コメディ映画。
「ロックを愛する気持ち」以外グダグダな主人公・デューイが、規律の厳しい名門小学校にて「音楽とは?ロックとは?バンドとは?!」の熱い魂の授業を開始する!
破天荒なデューイが名門校にて型破りな授業をするわけなのでこてこてなコメディ映画ではありますが、無気力だった生徒たちが次第に音楽魂を得てロックに打ち込む姿はこちらの胸も踊ります。
ザ・クラッシュ、ザ・フー、AC/DC、レッド・ツェッペリンなどの音楽も使用されており、ミュージカル映画ならではの高揚感にきっとやる気もみなぎります!
あらすじ
ジャック・ブラックが破天荒なロッカー教師を演じるコメディータッチの人間ドラマ。名門小学校にそぐわないニセ教師と小学生たちがロックを通じて交流を深める、笑いと風刺、感動、そして涙ありの作品。
「ミッドナイトスワン」
『ミッドナイトスワン』を見る。これは草彅剛が圧巻だね。こんな演技派とは思わなかった。凪沙という女性の繊細さも、包容力も、怒りも、叫びも、そして芽生える母性も、その心が息衝いていた。途中で彼女が男性の格好をするんだけど、そこに見慣れた草彅剛の姿はなかった。“娘”の為を思う女性だった。 pic.twitter.com/uskmwbInoa
— ろろ・そぜ (@rorosoze) May 7, 2023
みどころ
2020年に公開された草薙剛主演のトランスジェンダーを題材にしたヒューマンドラマ。
「やる気がみなぎる!」「元気が出る!」とは少し違うかもしれませんが、この映画を見終わった後には「残された時間の中で自分にできること」といったとても広く豊かな視線を得られるかもしれません。
自分の可能性を知らない少女・一果と、他人と分かり合うことを諦め、ただひたむきに生きるトランスジェンダーの凪沙。
追いやられ生きてきた二人が生活を共にし生まれる未来の光の行方は・・・?

ラスト、果てしない希望を感じる海辺のバレエシーンには特に注目して見ていただきたいです!
あらすじ
トランスジェンダーの主人公と親の愛情を知らない少女の擬似親子的な愛の姿を描いた、「下衆の愛」の内田英治監督オリジナル脚本によるドラマ。
第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞し、草なぎも最優秀主演男優賞を受賞した。
「あのこは貴族」
『あのこは貴族』
大都会東京で人生と向き合い前に進み始めようとする、全く異なる境遇の2人の女性🗼そんな2人の歩みがクロスする💨
東京の上流社会で育った女性、平凡な田舎で育った女性、それぞれの女性ならではの苦悩や前を向うとする逞しさが、周囲の人々含め丁寧に描かれた見事な傑作でした🥹 pic.twitter.com/3PWKVMSlFy
— もっくん (@0mokkung0) March 31, 2023
みどころ
2021年公開、門脇麦と水原希子をW主演に迎えた東京を舞台にしたヒューマンドラマ。
裕福な家庭で育った華子と、努力をし自分で道を切り開き上京をしてきた美紀。
偶然にも同じ男性と関係をもったことから二人は出会うのですが、女同士のバトルが始まるわけではなく、お互いの異なる性格や育った環境から「相手にあって自分にないもの」を見出し、そして静かに羨む。
その羨みはやがて自身を受け入れること、そして変化の必要がある時期であることに気づかせます。
不必要な承認欲求が蔓延し、女性は特に自分ではなく他人の評価を軸にしてしまいがちな昨今ですが、この映画を通して改めて自分の軸を見出せるきっかけになるのではないでしょうか。
あらすじ
「結婚=幸せ」と信じて疑わない箱⼊り娘の華⼦は、あらゆる⼿⽴てを使いお相⼿探しに奔⾛した結果、ハンサムで良家の⽣まれである弁護⼠・幸⼀郎と出会う。
⼀⽅、猛勉強の末に名⾨⼤学に⼊学し上京した美紀は、学費が続かず中退。
それぞれ別世界に⽣きる華⼦と美紀の⼈⽣が交錯した時、それぞれに思いもよらない世界が拓けていく―。
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