大好きな映画から色々な知識を吸収できたら最高ですよね。
直接の学びを得られる作品もあれば、学びたい!と思える作品もあります。
今回は日本史・世界史・ビジネス・社会勉強
の4つのジャンルに分けて勉強になるおすすめ作品を紹介します!
日本史の勉強になる映画
最初は日本の歴史を学べるおすすめ作品を2作品紹介させていただきます!
関ケ原(2017年)
関ケ原。やっと見てきた。
岡田君の石田三成も
山本耕史の石田三成もどっちもハマり役
霧の中煌めく井伊直政の兜かっこ良すぎ。#関ケ原 #岡田准一 pic.twitter.com/MfuVnKo6TR— つっちぃ (@tsucchy16) October 2, 2017
豊臣秀吉の死から関ヶ原の戦いに至るまでの過程を描いた歴史小説「関ケ原」の映画化作品で、作者はなんとあの司馬遼太郎です!
出演者に岡田准一、役所広司、有村架純など超豪華キャストのため見ごたえがあります。
映画では原作とも史実とも異なる設定や出来事が含まれるため、原作を読んだ人でも新しい視点で楽しむことが出来ます!

時代劇と言えば岡田准一だよね!
関ケ原あらすじ
豊臣秀吉に忠誠を誓った石田三成は、秀吉が若かりし日に胸に抱いた正義を信じていた。
しかし、その裏で秀吉の死後に自らが天下を取ることをもくろむ徳川家康。
三成率いる西軍と、家康率いる東軍の天下分け目の戦いが関が原で幕を開ける!
日本のいちばん長い日(2015年)
久々に、映画を観ました。
『日本のいちばん長い日』
松坂桃李、迫真の演技。
ハマり役。感動! 👍http://t.co/Bsyf15UynT pic.twitter.com/I6xP2Bd0s2
— すみあき (@Csjgh79yrFiGtcZ) August 12, 2015
日本にとっては最後の戦争、第二次世界で日本の降伏を国民に伝えた玉音放送に至るまでの1日を実話に基づいて映画化されています。
日本の歴史の教科書の中では、日本は降伏したという事実だけが伝えられますが、その決断の裏にどれだけの葛藤、覚悟、決意があったのか・・・。
原爆投下により壊滅的な被害と犠牲を被った広島と長崎を見て降伏を決めた裏では、終戦反対運動も画策されていたというとても深い内容に、戦争を様々な角度から学ぶことが出来ます。
1967年に映画化されていますが、今回紹介するのは2015年に公開された方の作品です!
日本のいちばん長い日あらすじ
第二次世界大戦の悪化していく戦況の中、どうにか戦況を打開したい日本政府に無条件降伏が求められました。
即時受諾は難しいと話し合われていた時に原爆投下。
甚大な被害の中、一刻も早い終戦が求められますが国内でも意見は分かれ・・・。
世界史の勉強になる映画
続いては世界史を学ぶことが出来る映画!
イギリスサイドから見る第二次世界大戦と、ナチス・ドイツのホロコーストに関する作品を紹介します。
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男(2017年)
こちらも第二次世界大戦下を舞台にした作品ですが、スポットが当てられているのはイギリス首相、ウィンストン・チャーチルです。
世界史視点での戦争について学べる一方、政治家としてのチャーチルがどのような手腕の持ち主だったのかも知ることが出来ます。
少々史実との違いもありますが、様々な局面からお勧めできる作品です!
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男あらすじ
第二次世界大戦下のフランスでは、ドイツ軍に追い詰められていた英仏連合軍がこのまま戦い続けるべきか、それとも和平交渉に出るのかの選択を迫られていた。
そんな中、イギリスの新首相になったウィンストン・チャーチルが苦悩の末に決断した作戦は・・・。
ライフ・イズ・ビューティフル(1997年)
『ライフ・イズ・ビューティフル』
年末に魂の大掃除を·····と軽い気持ちで見始めて大後悔。
収容所生活をゲームと息子に偽る父。
しんどい。名作だし、素晴らしいし、大好きだけど大嫌い。多分二度と観れない。もう一度観たいけど、こんな感情は耐えられん😖はー私らしくないのを観てしまった😢 pic.twitter.com/8mJJ7lCXRs
— かぼち (@kabochi02) December 20, 2022
ヨーロッパ史にナチスのホロコーストは欠かせない。
この作品はナチス・ドイツのユダヤ人狩りがイタリアにも広がって来た時代を舞台にした作品です。
前半は穏やかで幸せな内容ですが、後半でその幸せが一転。
ユダヤ人強制収容所に収監されてしまった主人公と息子が生き延びる様が描かれる作品で、涙必至です!
実際の歴史の1ページですが、悲惨すぎる内容を穏やかに描いているため見やすく、同時に史実を学ぶことが出来ます。

こんな時代があったなんて知るだけで苦しい・・・
ライフ・イズ・ビューティフルあらすじ
ユダヤ系イタリア人のグイドは、北イタリアの田舎町に引っ越し、愛する相手を見つけ、愛する子どもも授かり幸せに暮らしていた。
しかしそんなイタリアにもナチス・ドイツのホロコーストの波が。
強制収容所に収監された一家は、引き裂かれたまま命を奪われてしまうのか・・・。
ビジネスの勉強になる映画
続いてはこれからビジネスを始めようとしている人、現在ビジネスマンとして奮闘する人におすすめの作品を紹介します!
大成功を収めるために必要なものは何なのかを知ることができます。
マネー・ショート華麗なる大逆転(2015年)
Netflixでマネー・ショート 華麗なる大逆転を観よう https://t.co/4l0IjfgzM6 pic.twitter.com/xneZIsGFGi
— macgy (@macgyjp) November 2, 2016
言葉だけは聞いたことがある人も多い「リーマン・ショック」の原因となった「サブプライム・ローン」に注目した作品です。
多少経済に関する知識がある人であれば更なる学びを得ることができ、言葉だけ知っているが中身は分からないという人であれば自分が知らない世界のことを知ることが出来ます。
情報社会の現代で、知識を蓄えておくことの重要性を教えてくれます。

難しそうだけど、作風が面白くて楽しんで見られた!
マネー・ショート華麗なる大逆転あらすじ
2005年のアメリカでは、投資家たちの中でCDOという金融商品が脚光を浴びていた。
買い漁る投資家が多い中、投資会社を経営するマイケルは、CDOの中にサブプライムローンが含まれていることに気が付く。
このサブプライムローンが不良債権化した時の投資家たちの未来を予想したマイケルだが、忠告しても投資家たちには効く耳を持たれず。
そこでマイケルが目を付けたのは逆にCDOの市場が暴落した時に自らが利益を得ることだった・・・。
スティーブ・ジョブズ(2015年)
久しぶりにスティーブ・ジョブズの映画見た。
すごい人だけど大変な人でもあるね。
魅力的な危険な人物。 pic.twitter.com/Y62nP4sxni— masao333 (@masaji751510051) October 24, 2019
アップル社の社長、スティーブ・ジョブズの生き様を描いた作品。
天才で革新的、社会に素晴らしい製品を送り出した一方で、周囲からは「最低な男」と呼ばれた男はどのように生き、どのように成功していったのか。
ビジネスにおいて最も重要なカリスマ性と話術を学べるこの作品は、経営者を目指す人にとってためになる作品です!

本人、家族、関係者に長期インタビューしているから、ジョブズのことがとても詳しくまとめられています。
スティーブ・ジョブズあらすじ
ガレージで立ち上げたアップル社で革新的な製品を次々作り出したスティーブ・ジョブズ。
会社は大企業へと成長し、大成功を収めたジョブズだったが、ビジネスに対する厳しいやり方が周りとの確執を生んでいく。
天才と言われたジョブズのやり方は正しかったのか・・・。

アップルの製品は最高!最高な製品を生み出すための裏事情にぞわぞわしますが、これこそがビジネスに大事なものだと考えさせられました。
社会勉強になる映画
最後は生きていく上で為になる映画を3作品紹介します。
大人も子どもも知っておきたい社会の裏側を除くことが出来ます。
スポットライト 正規のスクープ(2015年)
新聞記者つながりで『スポットライト 正規のスクープ』見始め〜#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/k836tv67gM
— ゆ〜ばり@映画・ドラマ (@YuuBariLab) March 20, 2022
日本では近年政府による公文書改ざんや保育所の虐待の隠ぺいが報道され、都合の悪い事実は闇に葬られようとしていることが次々明らかになっています。
それは世界中のどこの組織でもありえること。
この作品は、そんな汚い裏事情を暴くジャーナリストたちの物語です。
あらすじからだとジャーナリスト=正義の作品だと感じますが、実際はそうでもない汚れた部分も忠実に演じられています。
スポットライト 正規のスクープあらすじ
ボストンのジャーナリストのバロンのチームは、カトリック教会で性的虐待事件が起きるも、それが隠蔽されていることを知る。
隠ぺいの証拠を突き止めようとするも、カトリック信者の多いボストンでチームは様々な妨害を受ける。
それでも真実を白日の下にさらそうとするジャーナリストたちは奮闘していく。
ドリーム(2016年)
もうすぐミモザの日🌼毎年国際女性デーにちなんで、オススメしている映画は「ドリーム」です。NASAを陰で支えた黒人女性の実話。理不尽な差別をうけても、懸命に生きる彼女たちの姿に、こちらが毎回励まされます🌼
ふわふわ、ほわほわのミモザとともに映画もお楽しみください〜#ミモザの日 pic.twitter.com/XKEuWblLsl— 岩田紫苑【花卉園芸業界のライター】 (@shiooont) March 5, 2023
現代でもなくなることのない有色人種差別が今よりももっとひどかった1961年のアメリカを舞台にした作品で、原作「ドリーム NASAを支えた名もなき計算手たち」はベストセラー小説です!
主人公は3人の黒人女性。
差別を受ける厳しい環境の中で、1962年の有人宇宙飛行船マーキュリー・アトラス6号の打ち上げに多大なる貢献をしたという内容から、差別はなんとばかばかしく愚かな行為なのだろうと思わされます。

差別なんてしても何もいいことがないと気づいてほしい
ドリームあらすじ
NASAのラングレー研究所で働くキャサリン、ドロシー、メアリーの3人は黒人女性だ。
宇宙船計画が急がれる中、研究本部での作業を命じられてキャサリンだったが、そこに待っていたのは厳しい人種差別の目。
必要な情報も渡されないという状況の中、キャサリンは・・・。
スノーデン(2016年)
スノーデン/2016年のアメリカ映画。アメリカ政府の国家機密を暴露した元CIA職員E・スノーデンの実話をO・ストーン監督が映画化。政府の情報収集システムに疑問を抱いたスノーデンが告発に至るまでの葛藤を緊迫感満点に描き出す。恐ろしいけど沢山の人に観てもらいたい作品#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/pp2hjXmsIv
— masa68123 (@68123Masa) February 20, 2023
タイトルの「スノーデン」はアメリカでとある事実を暴露して逮捕された「スノーデン事件」の容疑者の名前です。
テロ対策のためにアメリカ政府はSNSなどのネットから個人情報を収集していたことを知ったスノーデンが、その秘密を暴露し、その後世界にも大きな影響を与えました。
誰も知らないだけで、あなたの全ても監視されているかもしれない、というネット社会の恐ろしさを学ぶことが出来ます。

スノーデンは日本でも活動していたんだって・・・、怖い~!
スノーデンあらすじ
祖国アメリカのために軍に入隊するも、大怪我で除隊を余儀なくされたスノーデンは、その後持ち前のコンピューター技術を買われて働くことになった職場で、アメリカが国民や他国の個人情報を収集している事実を知ってしまう。
仕事として最初は従事していたスノーデンだったが、この国家機密は許容されてはいけないと判断し、たった1人でこの闇との戦いを始める。

誰もがスマホやPCなどのデバイスを利用するネット社会だからこそ見て欲しい作品です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は4つのジャンルに分けて勉強になるおすすめ作品を9作品紹介していきました。
勉強になる映画はたくさんあるため、楽しみながら学ぶことが出来ると最高ですよね。
是非、紹介した作品を見てみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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