競馬漫画おすすめ作品8選|実話からプロ監修のリアルで熱い名作集!

マンガ

競馬ってギャンブルのイメージが強いけどやっぱり漫画もそうなの?

管理人
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一概にそうとも言い切れません。

競馬漫画の中には確かに客目線でギャンブルメインの作品もありますが、多くは騎手や騎馬にスポットを当てた成長物語や人間ドラマです。

管理人
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だからこそ、大人向けの青年誌だけでなく、少年誌でも連載されていた作品があります。

さらに最近はゲームアプリ「ウマ娘プリティーダービー」の登場で、ギャンブルは嫌いでも競馬に興味を持った人も増えました。

今回は競馬の裏側にある壮絶なドラマを楽しめる競馬漫画のおすすめ8作品を紹介していきます。

※コミックス・連載の状況は2023年5月17日時点のものです。

優駿たちの蹄跡

作者やまさき拓味
掲載雑誌ビジネスジャンプ
連載期間1994年~2003年
コミックス巻数全15巻

競馬漫画をシリーズ連載し、多数世に生み出しているやまさき拓味の作品の中で唯一、実話を元に執筆されています。

同時期に連載がスタートした優駿の門もそのリアルさで人気を博し、シリーズで70巻以上も出版されている大人気作品ですが、優駿たちの蹄跡はやはり実録とあってリアルさが桁違いです。

管理人
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どちらが良いと聞かれても甲乙つけがたいほど、とにかく名作です。

競馬が好きな人向けの作品ですが、この作品を読むことで競馬を好きになることも期待できます。

完結後は2021年より漫画アクションで「令和 優駿たちの蹄跡」を連載中で既刊は2巻です。

優駿たちの蹄跡あらすじ

突然の解雇を言い渡され再就職先も斡旋された俊輔は、そのプライドから再就職を断ってしまう。

無職となり長らく足を運んでいなかった競馬場に足を運んだ俊輔は、かつて悲運の死を遂げた名馬テンポイントの墓を訪ねる。

死んでもなお人気が続いているテンポイントの墓を前にした俊輔は・・・。

優駿の門

作者やまさき拓味
掲載雑誌週刊少年チャンピオン
連載期間1994年~2000年
コミックス巻数全33巻

実話を元にしている「優駿たちの蹄跡」と比べると、オリジナルな分だけ競馬ファンからの共感度が落ちるかもしれませんが、逆に競馬をよく知らない人からするとオリジナルベースはとても入り込みやすい作品といえます。

画力、そしてストーリーのリアルさともに全く劣っていないため、こちらも競馬漫画界の超名作です。

優駿の門GI(全13巻)、優駿の門-ピエタ-(全11巻)、優駿の門 チャンプ(全8巻)、優駿の門GP-グランプリ-(全5巻)、優駿の門 ムンク(既刊2巻)らシリーズ続編の他、番外編やスピンオフ作品も多数発表されるほど競馬漫画の金字塔として人気を博し続けていました。

優駿の門あらすじ

どんな馬からもするどい走りを引き出すことができる10年に1度の天才騎手・光優馬。中学生ながらに頭角を現した優馬はすぐに競馬学校に入り17歳で騎手デビュー。

同じ頃優馬の幼なじみの月山左京も中央競馬でデビューして!?

みどりのマキバオー

https://twitter.com/uni_8091/status/1657706868800880642?s=20
作者つの丸
掲載雑誌週刊少年ジャンプ
連載期間1994年~1998年
コミックス巻数全16巻

正統派競馬作品として人気の高いマキバオーシリーズは、少年誌での連載だったこともありギャグ要素も多いですが、シリアスな内容もしっかりしていて大人からこどもまで楽しめる競馬漫画です。

物語の中盤からは人間と動物の会話シーンがあるなど、漫画ならではの表現をしているところも見どころです。

1996年にはテレビアニメ化され、100万枚近い売り上げを打ち出し、現在でも運動や徒競走のBGMとして誰しも1度は聞いたことがあるだろうソルティー・シュガーの「走れコウタロー」の替え歌を使用しているため、走れマキバオーの方を知っているという方もいるかもしれません。

周りがリアルすぎるのにマキバオーだけが超デフォルメ化されたインパクトの強いデザインであることも1つの特徴です。

続編として「たいようのマキバオー」もあるためぜひチェックしてみてください!

みどりのマキバオーあらすじ

みどり牧場にて、名馬ミドリコの血を引く仔馬が誕生。

喜ぶ関係者たちだったが、生まれてきたのは馬とは思えない間抜けな姿の白馬だった。

名前も付けられないまま育てられた仔馬は、その後ミドリコが別の牧場に連れていかれたため脱走。

母を見つけるための旅が、マキバオーを競走馬としての道へと引き込んでいく・・・。

ダービージョッキー

作者武豊(原案)、一色登希彦(作画)、工藤晋(構成)
掲載雑誌週刊ヤングサンデー
連載期間1999年~2004年
コミックス巻数全22巻

「ダービージョッキー」とは競馬のダービーで勝利経験のある騎手を指します。

この作品はそんなダービージョッキーでありJRA所属で日本騎手クラブ会長を務める(2010年~)名騎手武豊が原案を務めているのです!

競馬好き、入念な取材をしたなどといった次元ではなく、まさにその世界に身を置き続けている日本のレジェンドが書いた物語ともなればかなりのリアリティがあります。

頂点に立った騎手から見た競馬界に触れられる面白くも興味深い作品になっています。

ダービージョッキーあらすじ

競馬学校に通う上杉圭は、競馬に適していないと処分目前だった練習場フラワーカンパニーの能力に目をつけ、模擬レースでの優勝を掴みかけるもフラワーカンパニーは骨折してしまいそのまま処分されてしまう。

相棒の死に騎手になることを諦めかける圭だったが、フラワーカンパニーの馬主からある馬を紹介されて・・・。

プロとしての覚悟や、その世界に身を置くことの過酷さがひしひしと伝わってくる名作。

ウイニング・チケット

作者河村清明(原作〈8巻まで〉・原案・協力)、小松大幹(漫画)
掲載雑誌週刊ヤングマガジン
連載期間2006年~2012年
コミックス巻数全25巻(第1部21巻+第2部4巻)

中央競馬と地方競馬の両方を舞台にしている欲張りな作品です。

連載が始まった2006年より前、2005年8月までの競争結果は、後の物語に関わる人や馬が関わる一部のレースを除いて全て史実に沿っており、作中の開催スケジュールも当時の現実とほぼ同じものを採用していることや、ディープインパクトやステイゴールドなど実在する名馬のエピソードも描かれていることから、競馬好きからすれば心に響くものがあります。

競馬の世界の実情や理論を描いた超本格的な競馬漫画でありながら、ヒューマンドラマの面も持っていて涙することも。

この作品を読んで競馬に対する意識が変わりました。馬も人もすごい!

ウイニング・チケットあらすじ

北海道の競走馬生産牧場に生まれた二階堂駿は、かつて全てを奪っていったアイルランドの牧場「ウイニング・スタッド」が再び日本に進出しようとしていることを知る。

無念を晴らす、そして自分たちと同じ悲しみを味わう者を2度と出さないために。

駿は牧場を経営しウイニング・スタッドに対抗することを決意する!

きみと観たいレースがある

作者渡辺 零・駿馬 京(原作)、くわばらたもつ(漫画)
掲載雑誌COMIC OGYAAA!!
連載期間2022年~
コミックス巻数既刊1巻

密かに話題となっている競馬×百合作品

騎手や馬側ではなく、純粋に競馬が好きな女子大生2人のルームシェアの日常が垂れ流しになっています。

馬券を買うために家賃節約!暇さえあれば競馬中継!馬について語り始めると熱すぎる!

とほのぼのしつつも競馬に人生を楽しませてもらっている2人の女子。

しかしそんな生活を送っていると、気になるのは相手の気持ち・・・。

競馬漫画でありながら百合の恋愛漫画でもあるところが最高にあたらしくて面白い作品です。

競馬、というよりは競馬オタクに楽しませてもらえます。

きみと観たいレースがあるあらすじ

正反対ながら競馬が好きという共通の趣味を見つけた女子大生の愛と恵那は、競馬に費やすお金を増やすためにルームシェアを始めて家賃を折半することに。

競馬だらけの生活の中で、徐々にお互いのことを知っていくと新たな気持ちが生まれ始めて・・・。

自分の好きを熱く語れる人って見ていて楽しい!

スピーディワンダー

作者綱本将也(原作)、山根章裕(漫画)
掲載雑誌ヤングチャンピオン
連載期間2010年~2016年
コミックス巻数全17巻

この作品の特徴は馬の血統などの情報についてとても詳しく書いているところです。

競馬好きですら知ることがなかったような知識を得られるかもしれません。

更に一つの視点ではなく、騎手、厩舎、オーナー、調教師と様々な立場から見る競馬を描いていることが高く評価されています。

原作はモーニングで連載中の既刊61巻を超える大人気サッカー漫画「GIANT KILLING」の綱本将也であり、作りこまれている感じが間違いなく面白いです。

スピーディワンダーあらすじ

北海道の小さな牧場「イエローファームで金色の毛をもつ仔馬が生まれた。

誰も見たことがないようなその美しい馬を一番最初に見た真黄は、イエローファーム伝説の名馬イエローダイオーを超えると信じて・・・。

ウマ娘 シンデレラグレイ

作者Cygames(原作原案)、杉浦理史・伊藤隼之介(ストーリー)、久住太陽(作画)
掲載雑誌週刊ヤングジャンプ
連載期間2020年~
コミックス巻数既刊7巻

冒頭でちょこっと名前を出したゲームアプリ「ウマ娘プリティーダービー」も、実はコミカライズ作品がいくつか発表されています。

この作品もその1つで、現在も週刊ヤングジャンプで連載中の人気作です。

主人公は名馬「オグリキャップ」

この作品よりも先に発表されたコミカライズ作品「STARTING GATE!-ウマ娘 プリティーダービー-」と比べると、冒頭からレースの話に入るなど学校生活よりもレースに重きを置いています。

管理人
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擬人化名馬に萌えながら、競馬を知ることができて、若い人でも親しみを持って競馬に触れることができます。

ウマ娘シンデレラグレイあらすじ

中央と比べるまでもなく廃れている地方競馬場のカサマツレース場。

競走ウマ娘たちもやる気を失っている中、トレーナーの北原穣はそれでも心から応援したいと思えるウマ娘が欲しいと願っていた。

その時、サマツトレセン学園に北原の心を奪う走りを見せるウマ娘が。

そのウマ娘の名は、オグリキャップ!

北原はすぐにオグリキャップをスカウトし!?

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