【推しの子】気持ち悪いと言われるのはなぜ?6つの理由と魅力も紹介!

マンガ

推しの子のTVアニメの放送が2023年4月12日より開始されました。

アニメ第1話は90分拡大で放送され、放送に先駆けて劇場公開もされた推しの子は、2023年現在のコミックス累計発行部数が500万部を突破するなど大注目の人気漫画です。

しかし人気の裏では「推しの子 気持ち悪い」という意見がちらほら聞かれます。

この記事では、推しの子が気持ち悪いといわれる理由を実際のネットの声を交えて6つ紹介します。

ネタバレを含む部分もありますのでご注意ください。

推しの子が気持ち悪い理由①オタクが推しの子どもに転生する初期設定

推しの子では出だしでいきなり主人公が死亡してしまい、その後生前推していたアイドルの子どもとして生まれ変わります。

この設定が気持ち悪いといわれている一番の理由のようです。

双子として生まれた子どもの片方は、アイドル星野アイの担当をしていた産婦人科医・雨宮吾郎。

年齢は作中で明らかになっていませんが、すでに研修医の期間を終えていたことから若くてもアラサー、20代後半から30代前半ほどであると予想されます。

そんないい歳の男性が、前世の記憶を持ったまま推しのアイドルの子どもに転生するなんて設定は嫌悪感を持つ読者がいても仕方がないです。

推しの子が気持ち悪い理由②アイドルが10代で妊娠

推しの子として転生にあたり、第1話では主人公の推しアイドル星野アイが妊娠していることが分かります。

アイは父親が誰かを明らかにせず、それでも生む決意をしていました。

いつの時代も若くして妊娠・出産を経験する女性は多くおり、その後しっかりと育てるなら大丈夫なのでは?と思う人もいますが、やはり軽率だと考える人が多数います。

特にアイは妊娠当時でまだ16歳だったことと、父親が不明なことでもしかすると相手は成人していてアイとの行為が法律に触れていると推測できることも気持ち悪いといわれる理由のようです。

推しの子が気持ち悪い理由③復讐に執着する主人公

隠していたはずのアイの妊娠、そして引っ越したばかりの新居がバレておりアイはファンによって刺され、命を落としてしまいます。

そこから、アイの情報をファンに流し、刺すように誘導した人物がいるはずだとアクアは復讐を誓います。

アイと同じ芸能の業界に入ったアクアは、様々なところで情報を掴み復讐へと進んでいくのですが、その執着具合が気持ち悪いといわれています。

推しである前に、親を殺されているのにすぐに復讐を考える思考は確かに異常ですね。

復讐こそがこの作品の根幹になりますが、根幹から気持ち悪いといわれているのです。

推しの子が気持ち悪い理由④死亡シーン多いしリアルでグロい

推しの子はキラキラアイドル漫画ではなくむしろサスペンス漫画である、冒頭からたくさんのキャラクターが死亡します。

掲載雑誌が青年向けの週刊ヤングジャンプであることも理由の1つでしょう。

なかなかハイスピードで人が死んでしまうという設定ですが、そのシーンの多くがとてもリアルに描かれています。

死の直前、息絶えるまでのやり取りや、息を引き取るシーンまでがリアルに描かれ、血液描写もあるためグロテスクが苦手な読者からは気持ち悪いといわれるに至ったと思われます。

推しの子が気持ち悪い理由⑤作中の内容が影響している

実際に読者の声ではなく、実は推しの子の作中でも星野アクアについて嫌悪感を示すセリフがあります。

それは五反田監督の一言。

大人びているアクアに対して「演じなくても十分気味が悪い」と言っているのです。

「気味が悪い」はもはや「気持ち悪い」と同意!

ここから「推しの子 気持ち悪い」といわれ始めたことも考えられます。

そんな五反田自身が親元を離れない通称「子供部屋おじさん」であることも気持ち悪いといわれています・・・。

推しの子が気持ち悪い理由⑥業界の裏事情がリアルすぎる

アクアが復讐のために身を置いたのは犯人もいると思われる芸能業界。

そこでは俳優仲間は勿論、監督、ディレクターなどのスタッフも勿論登場するのですが、一般人には分からない業界の裏事情、汚さなどにドン引きしてしまうこともしばしば・・・。

同世代を蹴落としたり、若い役者を食い物にしたりと業界の裏事情を知らない人からすると気持ち悪いと思ってしまいます。

人間の汚さは受け入れがたいものなのです。

推しの子は気持ち悪いけど面白い?3つの魅力を紹介!

「気持ち悪い」という声が聞かれはするもののやはり推しの子は人気作品です。

調べてみると、初期設定で気持ち悪いと感じる人が多かったものの、読み進めていくとトーリーが面白い」「引き込まれる」という声も多く聞かれました。

気持ち悪くてもつまらないわけではないのです。

1話だけで気持ち悪いと切り捨てず、見ていくことで面白さに気がつけるかもしれません。

それでは推しの子の魅力を紹介していきます!

星野アイが完璧なアイドルすぎる!

主人公たちお推しであるアイドル星野アイは、序盤でいきなり妊娠していますが、それでもアイドルであるため子どもの存在を隠そうとしていました。

しかも母親であることをないがしろにすることもせず、母としての幸せとアイドルとしての幸せを両立することを誓うのです。

アイドルは元々嘘で塗り固めた偶像であり、その嘘をつき通すことでファンを楽しませています。

子どもの存在を公表しないことも、アイドルとしての保身ではなく、自分を応援してくれるファンを幻滅させないという愛から来ています。

どんな時でもファンを第一に考えられるアイは、アイドルとして完璧な存在です。

そこが推しの子を魅力的にしている要素の1つなのです。

登場人物全員キャラが濃い

アイを殺されたことで真犯人を探しだし復讐することを誓った星野アクアがイケメンかつ、頭が回る魅力的なキャラクターであることは勿論、そのほかのキャラもかなり魅力的であるのがこの作品の特徴です。

アクアが身を置いている場所が芸能界であることから、注目のタレントや俳優たちというのも理由として挙げられますが、それぞれのキャラが立っているのです。

例えばヒロインの1人、有馬かなは元天才子役。10秒で泣ける天才子役としてもてはやされましたが、子役ではなくなってしまってからは鳴かず飛ばず状態に・・・。

そんな有馬が子役の頃に出会い、プライドを傷つけられた相手がアクアです。

同時に役者として大事なことにも気づかせてくれたアクアに感謝し、高校生になって再会した時には特別な感情を抱くも素直になれないことから口悪く話しかけてしまうところなど、とても初々しく愛らしく感じてしまいます。

さらにアクアの双子の妹である星野ルビーも、成長した姿は母親のアイにそっくり!

アイとの血縁関係は隠されていますが、それでも母親譲りの存在感でアイドルとして成り上がっていく姿は圧巻です。

ストーリーの切り替わりがはっきりしている

2023年4月時点ではコミックスが11巻まで発売している推しの子ですが、その時点で「第一章 幼年期編」、「第二章 芸能界編」、「第三章 恋愛リアリティーショー編」、「第四章 ファーストステージ編」、「第五章 2.5次元舞台編」、「第六章 プライベート」、「第七章 中堅編」、「第八章 スキャンダル編」、「第九章 映画編」と9つの章に分かれています。

大体がコミックス1巻分、多くても2巻分ほどで終わる内容になっていることもあり、短い内容をスッと理解することが出来ます。

それぞれの章で復讐について、そして真犯人についてどのように進んでいるのかも簡潔に描かれるため、物語がとても分かりやすいことも推しの子の魅力なのです。

まとめ

いかがでしたか?

気持ち悪いという声も聞かれる推しの子でしたが、その声をかき消してしまうほど面白いという声が聞かれます。

よくできた作品のため、先入観を持たずに見てみることをオススメします!

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