絵が上手い漫画家さん一覧!画力の高さに思わず唸る

マンガ

漫画を読む上での醍醐味は「絵の上手さ」という方もいるのではないでしょうか?

今回は、読んだらその上手さに思わず唸ってしまうような絵の上手い漫画家さんをご紹介します。

漫画家が選ぶ、絵の上手い漫画家も登場します!それでは早速紹介していきます!

①鳥山 明

 

愛知県名古屋市の出身。1978年「週刊少年ジャンプ」の『ワンダーアイランド』でデビューしました。

代表作は『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』が挙げられ、いずれもテレビアニメ化もされました。

デザイナーとしても活躍をしており、『ドラゴンクエストシリーズ』などのゲームやマスコットキャラクターデザインも手掛けています。

ドラゴンボールの孫悟空の活躍はスカッとするよね!!

注目ポイント!ジャンプの帝王!

集英社の専属契約下で主にジャンプ系列で作品を発表。

1980年代〜1990年代のジャンプ全盛期を支えた立役者です。

そんな鳥山明の性格は非常にめんどくさがり。その性格が作風にもよく現れています。

Dr.スランプでは一番簡単だからという理由で、丸い山に木があるだけの背景にしたのも有名な話です。またドランゴンボールではスーパーサイヤ人を金髪にすることでベタ塗りの時間を節約させたというエピソードも。

そんな作者の性格を感じながら作品を読むのも面白いかもしれません。

②大友 克洋

宮城県登米郡迫町出身。息子はイラストレーターの大友昇平です。

代表作は『童夢』や『AKIRA』があります。

自作を元にし、自ら制作をしたアニメーション映画「AKIRA」は

日本国内外で高い評価を受け、日本アニメムーブメントのさきがけとなりました。

近年では主に映画監督として活動をしています。

注目ポイント!SF漫画の革命家

ペンタッチに頼らない緻密な描き込みや複雑な構成力は、当時では独特な作風でした。
そのような作風が近未来や表現との相性がよく、読者も引き込まれたのですね!

③士郎 正宗

兵庫県神戸市出身。大阪芸術大学芸術学部美術学科(油画科)を卒業。

代表作には『アップルシード』や『攻殻機動隊』があります。

大学時代に漫画研究団体「アトラス」に所属し、この頃から漫画を描き始めました。交流の有無は不明ですが、島本和彦や庵野秀明なども同期です。

『攻殻機動隊』は映画化・テレビアニメ化もされ、いまだに人気も根強いです。

攻殻機動隊はハリウッドでも映画化されたんだよ〜!

>注目ポイント!緻密で精巧な世界観と画風

士郎先生の作品は、設定や画風が緻密で精巧なことに定評があります。

取り扱うテーマはサイバーや宇宙論、量子力学など。これは子供のころから、チャールズ・ダーウィンなどの著書を読んでおり、そういったのが元ネタになっているのだとか。

そのような重厚なテーマに負けないよう、精巧で緻密な描きこみにつながっています。

 

④小畑 健

新潟県新潟市出身。1985年に「500光年の神話」で手塚賞準入選し、17歳にして『YBORGじいちゃん』で連載デビューを果たします。
代表作には『ヒカルの碁』や『DEATH NOTE』が挙げられます。

『ヒカルの碁』や『DEATH NOTE』、『バクマン。』など実写映画化・アニメ化された作品が多く、メディアでもよく見かけますね。

『DEATH NOTE』の人気は社会現象だったなぁ。

注目ポイント!切れ味抜群、画力が高い漫画

小畑健の魅力はなんといっても画力の高さ。高校生の頃から絵がうまかったと言われているんです。

他の漫画家と比べても、構成に合わせた線やフォルムの正確さはピカイチですね!

また手塚賞の審査員から絵は上手いがストーリーはイマイチという評価をもらったことをきっかけに、原作者と組むことを決めたようです。

⑤村田 雄介

熊本県出身。1995年『パートナー』でポップ☆ステップ賞に入選。その後、ジャンプでプロデビューをします。

いきなり大人気になることはなく、『DEATH NOTE』などで知られる小畑健先生の下でアシスタントとして下積み時代を送っていたようです。

代表作は『ワンパンチマン』『アイシールド21』。

ワンパンチマンはアニメ化でも、迫力あるバトルシーンが話題になりました。

主人公のバトルシーンは迫力満点〜〜〜!

注目ポイント!漫画家が選ぶ絵の上手さ

村田先生の魅力はバトルシーンの主人公がよりカッコよく見える、大胆な構図。

またTwitterで上げた練習画が話題になるほど、リアリティある絵も描ける画力。

構成力と画力のどちらも持ち合わせています。

某漫画家さんのYouTubeでも話題になりましたが、思わず漫画家さん達が上手いと言ってしまうのも納得です。

⑥井上 雄彦

鹿児島県伊佐市の出身。手塚賞で入選した『楓パープル』でデビュー。

元々本名でデビューしましたが、バスケットブームの火付け役である「SLAM DUNK」で現在の「井上雄彦」に変更しました。

最近では『SLAM DUNK』が映画化されたことでも話題になりましたね!

代表作には『SLAM DUNK』以外にも『バカボンド』『リアル』があげられます。

注目ポイント!躍動感溢れる構成力

スポーツや闘いを通じて青年の成長を描いた作品が多い、井上先生の作品はストーリーをより魅力的に見せる、躍動感のある構成力が魅力です。

その描き方は『SLAM DUNK』でもよく見られ、主人公が試合でダンクシュートを決めるシーンには圧倒されます。

⑦堀越 耕平

愛知県出身、名古屋芸術大学を卒業。

大学の学科はデザイン学部イラストレーションコースで、在学中に『ヌケガラ』で手塚賞佳作を受賞。

卒業前に読み切りの『テンコ』を掲載して、デビューを果たす。この時、漫画描き始めて2年半だった。

代表作は『僕のヒーローアカデミア』『逢魔ヶ刻動物園』

『僕のヒーローアカデミア』はアニメ化から映画化までされました。

ヒロアカは主人公のひたむきさに胸がいっぱいになるよ!

注目ポイント!シンプルで力強い画力

堀越先生の魅力はシンプルで力強い画力。

この画力は『NARUTO-ナルト-』から影響を受けていると、先生自身も告白しています。

また週刊誌にも関わらず、その都度で絵のクオリティが高いことも評価されているんです。

⑧星野 桂

滋賀県出身。高校卒業後にアニメーターとして活躍し、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』や『HUNTER×HUNTER』の制作に携わる。デビュー作は「zone」.

代表作は『D.Gray-man』などが挙げられる。

D.Gray-man』はアニメ化もされており、この作品は2巻目にて売上100万部超を記録。当時の新人作家の中で最高と言われた。

注目ポイント!コマ割りまでこだわる、おしゃれな漫画

代表作の『D.Gray-man』からも分かるように、男性も女性も好きになる絵柄と世界観。柔らかいタッチが多く、読みやすさが特徴的です。

また読者への読みやすさを意識して、絵やセリフだけではなく、コマの大きさ・形で心情を表現しているのも作者のこだわりです!

⑨桂 正和

福井県生まれ、千葉県育ち。阿佐ヶ谷美術専門学校を中退。

『転校生はヘンソウセイ⁉︎』でデビューしました。主に週刊少年ジャンプで活躍し、その後ヤングジャンプに移ります。

主な代表作は「電影少女」「ウイングマン」など。

国内外で高く評価されている漫画家です。

注目ポイント!繊細さに感嘆

桂先生の作品は、緻密で繊細なデッサンが魅力。

その繊細さで女性キャラクターを描かせたら、鬼に金棒です。

また恋愛を絡んだ作品が多く、画風とストーリーが合わさり甘酸っぱい気持ちにさせてくれます。

⑩大暮 維人

宮崎県出身。『SEPTEMBER KISS』でデビューしました。

大暮先生は23歳まで画材屋で勤めていました。当時はパチンコで多額の借金があり返済するため、賞金目当てで漫画誌に漫画を投稿。これを機に漫画家人生を歩み始めます。

代表作は『天上天下』『エア・ギ』『化物語』などがあります。

注目ポイント!スタイリッシュなタッチ

スタイリッシュな線描写で華麗な構図を描く、大暮先生。エフェクトや液体の描写も一定の評価があります。

またネームづくりも個性的で決めのページから前後にネームを作成しており、それが原因で不可解な構成や展開が起きてしまうことも…。

女の子の描き方も魅力なんだよな〜!

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