【電子書籍】家族と共有する2つの方法!友達や社員間だと違法に?

電子書籍

「おもしろい本を家族と共有できたらいいな。家族と共有できたらお得かも!」と思ったことはありませんか?

アカウント1つで、家族共有できる電子書籍サービスはとても便利です。

そこでこの記事では、家族と共有する2つの方法についてご紹介します。

アカウントを家族に教えれば、共有できるってこと?

管理人
管理人

そうです。登録したアカウントを家族と共有するだけなんです!

便利!2つ方法があるんだね。詳しく知りたい。

管理人
管理人

メリット・デメリットについても説明するので参考にしてくださいね。

しかし、共有相手や方法を間違えると規約違反や違法行為になることも。

安心して電子書籍サービスを利用できるように違法性についても触れています。

ぜひ最後までお読みください。

電子書籍の共有は家族だけ!友人・社内共有は違法の可能性あり

家族間での共有は違法になりませんが、友人・社内での共有は規約違反になる可能性が高いです。知らず知らずのうちにやっていることが、実は違法行為かもしれません。

 

知らなかった…おもしろい本を友人とも共有したいと思っているけど、やめておいた方がいいのかな?

管理人
管理人

どんなパターンが違法になるのか、一緒に確認しましょう。

家族内での共有は違法にならない

電子書籍サービスで、家族内でアカウント共有する行為は違法になりません。

ただし、共有できる台数は電子書籍ストアによって異なるので、何台まで共有可能か確認してから利用しましょう。

よかった~

でも、共有できる台数ってストアによって違うんだね。

管理人
管理人

ストア別で比較した表が最後にあります!

ぜひ参考にしてみてください。

友人・社内共有は規約違反に 

友人や社内で電子書籍サービスのアカウントを共有した場合は、電子書籍ストアの規約違反になる可能性があるため注意が必要です。

例として、コミックシーモアの利用規約を見ていきましょう。

2.お客様は、ユーザーIDおよびパスワードを第三者に譲渡、売買、承継、貸与、開示または漏洩してはならないものとします。」(第4条 IDおよびパスワードの管理)

8.会員は、会員たる地位および会員として有する権利を第三者に譲渡または質入れその他第三者の権利を設定することはできないものとします。

コミックシーモア利用規則

ユーザーIDおよびパスワードを第三者に教えてはいけないと記載があります。

バレない可能性もありますが、万が一のことを考えると、友人や社内共有はやめた方がいいでしょう。

電子書籍をコピーして貸す行為は違法

友人や社内でのアカウント共有が規約違反にあたるのなら、電子書籍をコピーして共有した場合はどうなのでしょうか。

下記の複製・共有の制限について見ていきましょう。

複製・共有の制限

電子書籍の著作権は執筆者にありますので、許可を得ない第三者への配布など、他人へのコピー、譲渡、共有することはすべて著作権法および規約違反です。不正な利用が見つかった場合は必要な措置をとらせていただきます。

電子書籍を読むときの注意点・禁止行為

コピーガードを解除して(または解除されていることを知りつつ)行う複製は、たとえ使用目的が「私的使用」であっても、権利者の経済的損失を多大なものとするおそれがあることから、違法とされています。(刑罰はなし)。

著作権法|コピーガイド

第三者への配布やコピーは規約違反、コピーガードを解除しての複製は違法とされていますね。紙媒体の貸し借りとは違い、電子書籍のデータの取り扱いには注意が必要です。

電子書籍を家族で共有する2つの方法

電子書籍を家族と共有する方法は2つあります。

  • 同一アカウントで端末にログイン(マルチデバイス機能)
  • アカウント登録している端末を貸し借り

どっちの方法がいいんだろう

でもその前にマルチデバイス機能ってなに?

この機能を使うには、別で申し込みが必要なのかな

管理人
管理人

申し込みはいりません。

2つの共有方法と一緒に解説していきますね。

同じアカウントで各自の端末にログイン(マルチデバイス機能)

家族間で電子書籍を共有するには、まず同じアカウントで各自の端末にログインします。

アカウントが1つあれば「マルチデバイス機能」で共有が可能です。

管理人
管理人

「マルチデバイス機能」とは異なるデバイスから同じ内容を視聴する機能のことだよ。

マルチデバイス機能の使い方は簡単!

電子書籍を読みたいデバイスにアプリをインストールし、子書籍を購入しているアカウントでログインするだけ。

ほぼすべての電子書籍ストアのアプリに、「マルチデバイス機能」が無料でついています。

難しい設定や申し込みなど一切ないので、家族共有する際におすすめの方法です。

アカウント登録している端末を貸し借り

紙の本と同じ感覚で、ダウンロードした書籍を端末ごと家族と共有します。

ただし、電子書籍以外のデータが家族に見られるデメリットがあります。

家族といっても抵抗がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、電子書籍リーダーです。

電子書籍リーダーとは、電子書籍を閲覧する専用端末のため、スマホのような機能はなく個人情報を見られる心配がありません。

安心して家族間で端末の貸し借りができるので、家庭用に1台あると便利です。

電子書籍を共有するメリット3つ 

電子書籍を共有することで以下3つのメリットがあります。

  • お金の節約ができる
  • 新しい書籍と出会える
  • 部屋が片付く

また、こんな悩みを抱えている方にもおすすめです。

「本は読みたい!でも出費はおさえたい」

「最近、家族との会話が減ってきた…」

「本で散らかっている部屋をどうにかしたい」

悩みを解決するためにも、それぞれ詳しく見ていきましょう。

お金の節約ができる

たとえば、違う電子書籍サイトを利用している場合、家族が購入していると知らずに同じ書籍を買ってしまう可能性があります。

家族で電子書籍を共有することで、家族がどの本を購入したのかがわかり重複購入のリスクを避けられます。

また、電子書籍ストアによっては

  • 割引キャンペーンの実施
  • ポイント還元

などを定期的に実施しているため、紙媒体で買うより安いことも。

その分節約につながるので、お得に利用するには家族共有が必須です。

新しい書籍と出会える

自分では購入まで至らなかった書籍も、家族が購入していれば気軽に読めるので新しい書籍と出会えます。

また、共通の話題ができるのでコミュニケーションもとりやすくなります。

  • 感想を言い合う
  • おすすめの作品の話をする
  • 次回作について話す

など家族との関係がより一層楽しくなることでしょう。

部屋が片付く

電子書籍のメリットは、スマホなどのデバイス1台でたくさんの本が読めることです。

本好きの家族の場合、部屋中が本だらけになったり、床に本が散乱することも。

電子書籍を共有することで、お部屋が本で散らかる心配がありません。

また、収納スペースを確保する必要がないので、本の収納場所にお困りの方にもおすすめです。

電子書籍を共有するデメリット3つ

電子書籍を共有する際のデメリットは、以下の3つです。

  • 購入履歴・閲覧履歴も共有される
  • 誰でも簡単に購入できる
  • 既読位置がズレる

思わぬアクシデントで「共有しなければよかった…」と後悔してしまうかもしれません。

事前にデメリットを知っておくことで、対策ができます。

解決方法もお伝えしますので、一緒に確認していきましょう!

購入履歴・閲覧履歴も共有されてしまう

同じアカウントを使用することで、購入・閲覧履歴も共有され、買った本が家族にバレてしまうリスクが考えられます。

履歴を削除する方法もありますが、削除し忘れてしまうことも。

こっそり読みたい本がある場合は、

  • 別アカウントを作る
  • 別の電子書籍ストアを利用する

などの対策をすることで安心して購入・閲覧できます。

 

家族にバレるくらいなら多少の出費は仕方ないか…

誰でも簡単に購入できてしまう

アカウントを共有することで考えられるデメリットは、電子書籍がボタンひとつで簡単に購入できてしまうことです。

請求は、最初にアカウントを作成した人にきます。

登録時にクレジットカードを紐付けしている場合は、気づくと請求が高額になっていてビックリなんてことも。

家族間でトラブルにならないように、アカウントを共有の際は、勝手に購入しないなどルールを決めましょう。

既読位置がズレる

既読位置がズレてしまうこともデメリットの1つです。

同じ本を読むと最後に読んだ人の既読位置で更新されます。

続きから読もうと思って電子書籍を開くと既読位置がズレてしまってることも。

そのため、どこまで読んでいたのかわからなくなってしまいます。

一人で読む分には、便利な既読位置がわかる機能が、家族間で共有すると不便になってしまうのです。

残念なことにこれといった対策方法はなく、どこまで読んだか自分で覚えておく必要があります。

家族との共有におすすめの電子書籍ストア

ストア名品揃え料金
Kindle700万冊以上30日間の無料体験あり/読み放題月額980円(税込)
楽天Kobo400万冊以上無料
BOOK☆WALKER89万冊以上無料/読み放題は月額836円(税込)

多くの電子書籍ストアから、おすすめのストアを3つ厳選しました。

品揃え・料金・サービス内容など選ぶ基準は人それぞれですよね。

  • 無料体験をしてから決めたいなら「Kindle」
  • 楽天ユーザーにおすすめ「楽天Kodo」
  • マンガ・ラノベ好きにおすすめ「BOOK☆WALKER」

など電子書籍ストアによって魅力が全く違います。

詳しくまとめましたので、参考にしてみてください。

電子書籍 ランキング1位「kindle」

KindleはAmazonで販売されている電子書籍です。

Kindleをおすすめする理由

  • 700万冊以上が読み放題(Kindle Unlimitedは200万冊以上)
  • 幅広いジャンルから好きなだけ読める(小説、ビジネス本、コミック、雑誌など)
  • 好きな端末で利用可能(Kindle端末だけでなくスマホタブレットパソコンなど)
  • 初めて利用する方は30日間の無料体験ができる
  • 無料期間終了後は月額980円(税込)
  • 共有する電子書籍を選べる

また、Kindleは女性が選ぶ「電子書籍アプリ・サービス」総合満足度で1位を獲得!

作品の豊富さ・お得さ・推奨度・利用率においても評価が高く、おすすめの電子書籍サービスだということがうかがえますね。

「電子書籍アプリ・サービス」総合満足度ランキング 1位は「Amazon Kindle」

マルチデバイス対応が無制限「楽天Kobo」

楽天Koboは、楽天が提供しているサービスの1つです。

楽天Koboをおすすめする理由

  • マルチデバイス対応が無制限
  • 約400万冊の品揃え(コミック、小説、ビジネス書、ラノベ、BL・TL、雑誌、洋書)
  • 登録無料・試し読みの作品も常時1,000冊取り揃え
  • 楽天ポイントが貯まる・使える
  • 好きな端末で利用可能(楽天Kobo端末だけでなくスマホタブレットパソコンなど)

楽天Koboは、貯まった楽天ポイントで電子書籍の購入ができます。

ポイントによっては実質無料で購入し、無制限で共有できるのでとても魅力的!

家族が多くても安心ですね。

月額836円(税込)で読み放題「BOOK☆WALKER」

BOOK☆WALKERは、KADOKAWAが運営する電子書籍ストアです。

KADOKAWAは日本の総合エンターテインメント企業で、出版・映像・ゲーム事業などを行っています。

BOOK☆WALKERをおすすめする理由

  • 文庫・ライトノベル1万冊以上/マンガ誌90誌以上・単行本30,000冊以上が月額836円(税込)で読み放題(初めての方1ヶ月無料)
  • 会員登録なしでも読める
  • 無料作品を毎日更新
  • 電子書籍購入時にお得なコインがもらえる(作品の購入や読み放題の支払いに使える)
  • お得なセール・キャンペーンを随時開催

セールやキャンペーンの対象商品は、KADOKAWAが出版しているマンガやライトノベルなどの作品がメイン。

マンガやライトノベルがお好きな方に最もおすすめしたい電子書籍サービスです。

違法にならない!電子書籍の貸し出しができるサービス

友人や社内でのアカウント共有は、規約違反になる可能性が高いとお伝えしましたが、共有できたらやはり便利ですよね。

そこで、貸し出ししても違法にならないサービスはあるのか調べたところ、下記2つの電子書籍サービスの名前があがってきました。

  • honto-ハイブリッド型総合書店
  • kindle

どのようなサービスなのか、気になる方はぜひお読みください。

「honto-ハイブリッド型総合書店」で電子書籍回し読みサービス

電子書籍の回し読みを実現を目指して「honto-ハイブリッド型総合書店」では、電子書籍を「複数の知人」へ複数冊同時利用を含めた回し読みができないか、2019年9月に国内ではじめて実証実験を行いました。

実証実験の方法は、

①ユーザーが電子書籍を購入

②友人にURLをシェア

②シェアされた友人は、無料で全ページを閲覧

③友人が気に入り購入すれば、紹介したユーザーに300ポイントが入る

という仕組みです。

なお、国内初の実用化に向けて「honto電子書籍回し読み」の仕組みは特許出願中です。

「Kindle」で行っている14日間の貸し出しサービス

Kindleは、本を14日間貸し出しできるサービスを行っています。

ユーザーがKindleストア経由で電子書籍を購入し、購入した電子書籍を友人や家族に貸し出しするシステムです。

1回につき14日間レンタル可能で、貸し手は、貸し出し中の本は読めません。

もちろん違法ではないので、安心して使えるサービスです。

しかし、Amazon.comで購入したKindle本のみが対象のため、日本版であるAmazon.co.jpのKindle本は対象外です。

とても残念。

日本でのレンタルサービスが始まる日を楽しみにしています。

家族と共有するなら機能制限ができる電子書籍リーダーがおすすめ

家族と端末を貸し借りするなら、「電子書籍リーダー」がおすすめです。

電子書籍リーダーとは読書に最適な端末で、Kindleの端末ならKindle本というように特定のストア本しか読めません。

特定のストア本しか読めない端末は、使い勝手が悪く感じるかもしれませんが、端末から次の設定ができます。

  • 端末から閲覧履歴・購入履歴をOFF
  • 過去の閲覧機能に基づいたおすすめ本の表示を端末からOFF
  • 勝手に電子書籍を購入されないように端末で設定ができる

先ほどデメリットでお伝えした購入・閲覧履歴がバレる、勝手に購入されるなどの問題が解決するのでおすすめです。

共有は何台まで?電子書籍ストアを比較してみた!

電子書籍ストアを比較するために表にしました。

共有可能台数は次のとおりです。

電子書籍サイト名共有可能台数
楽天Kobo無制限
DMM電子書籍無制限
BOOK☆WALKER7台
Kindle6台
honto5台
BookLive!5台
コミックシーモア5台
ebookjapan5台
Renta!1台
まんが王国1台

共有できる台数は、ほとんどの電子書籍ストアで5台までが一番多いですね。

その中でも楽天KoboとDMM電子書籍は共有台数が無制限なので、多くの端末で共有したい場合はおすすめです。

 

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