東京リベンジャーズに登場する悪役の稀咲鉄太!
自分の手を汚すことなく、強引に計画を進めていく稀咲鉄太は、物語の大きなポイントになっています。
漫画やアニメ、映画を見ていると物語の起点になる場所に必ずいる稀咲鉄太ですが、気になるのは正体と目的ですよね。
稀咲鉄太と武道の関係性、何を考えているのかなどについて徹底解説。
この記事を読むだけで、稀咲鉄太について詳しく知ることができますよ。それでは紹介していきます。
稀咲鉄太(きさきてった)の正体と目的は何?
まずは、物語に登場する稀咲鉄太の正体と目的についてみていきましょう。
漫画やアニメで怪しい雰囲気を出しながら登場する稀咲鉄太。
武道がいい方向へ行かないよう、裏で操作している印象がありますが、なぜそのようなことをしているのでしょうか。詳しく解説します。
きさきてった(稀咲鉄太)の正体とは
稀咲鉄太は現代の「東京卍會」が、凶悪な犯罪組織になってしまう元凶です。
かなり執念深い性格をしており、武道が何度タイムリープを繰り返してもしつこく自分の思い通りの未来を描こうとしていましたね。
あまりの執念深さに、「稀咲鉄太もタイムリーパーなのでは?」という声が上がっていました。稀咲鉄太のタイムリーパー説は後々詳しく解説しますが、現時点で稀咲鉄太の正体は明らかになっていません。
稀咲鉄太は作中で、かなり意味深な発言を繰り広げていますが最終巻まで読んでみても稀咲鉄太の正体はわかりませんでした。
このことから、稀咲鉄太は本当に普通の人物であり、圧倒的な「執着心」によって武道の望む未来の邪魔をしていたことがわかります。
ちなみに、稀咲鉄太にはモデルとなった人物がいるんです。それは、暴走族・関東連合の元リーダー・見立真一さん。
IQがとても高く、16歳で消滅状態にあった関東連合を復活させたという話も持っているすごい方なんですよね。持ち前の頭の良さで計画を立てて実行し、成功させるという点はまさに稀咲鉄太と同じ感じがします。
稀咲鉄太(きさきてった)の目的は何?
稀咲鉄太の目的は、公式ファンブックによると「日本最大の犯罪組織の形成」であると記載されていました。
日本最大の犯罪組織の形成、というのはまさに現代の「東京卍會」。
稀咲鉄太は現代の東京卍會を、巨大な犯罪組織へと変化させていますよね。現代で死刑囚になっていたドラケンも13話にて「今思えば稀咲が東卍に入ったのは初めからマイキーが目当てだったんだろうな…」と話しています。
当時からすでにマイキーに対する執着心を抱いていた可能性が高いです。ただ、物語の中で武道は何度過去に戻ってもヒナが死んでしまっていました。
ヒナを何度も殺していたのは東京卍會であり、稀咲鉄太です。ヒナは物語の中で8回殺されています。マイキーに対しての執着心もすごかった稀咲鉄太ですが、ヒナに対する気持ちもかなりしつこいですよね。
稀咲鉄太が何度もヒナを殺していた理由は、「ヒナにフラれたから」なんだそう。
稀咲鉄太とヒナが出会ったのは小学生の頃。塾が同じで稀咲鉄太とヒナは一緒に帰ったりしていたそうです。当時、稀咲鉄太は気持ち悪いといわれていましたがヒナだけは近くにいてくれたことで好意を抱き始めます。
稀咲鉄太は、ヒナのことが好きになりますが、ヒナの好きな人は武道でした。そこで稀咲鉄太は、ヒナの好みの男子になろう、と不良を目指します。
そして、実質東京卍會のトップになり、ヒナに告白するのですがフラれてしまうのです。そこから、稀咲鉄太はヒナのことを何度も殺すことになります。
つまり、稀咲鉄太の公式ファンブックに記載されている「日本最大の犯罪組織の形成」という目的は、日本一のヤンキーになるということ。そしてヒナと結ばれたいと願っていたのでしょう。
稀咲鉄太(きさきてった)が死亡したのはいつ?
稀咲鉄太は、物語の途中で死亡してしまいます。
何度武道がタイムリープしても稀咲鉄太が死ぬことはなく、ヒナが何度も死んでいましたがついに最後、稀咲鉄太は死んでしまいます。
誰しもが稀咲鉄太がいなくなったことで、物語が終わると思ったことでしょう(笑)
しかしここまで物語を盛り上げた稀咲鉄太の死に方はかなりあっけなく、「え?なんで?」と思わせるものをたくさん残していました。ここからは、稀咲鉄太の死亡について解説していきます。
稀咲鉄太(きさきてった)はトラックにしかれて死亡
稀咲鉄太は21巻でトラックにしかれて死んでしまいます。
稀咲鉄太が死ぬことになった経緯は、関東事変と呼ばれる天竺との抗争がきっかけです。天竺との抗争中、マイキーと黒川イザナの一騎打ちになった際、稀咲鉄太が黒川イザナに撃たれてしまいます。
バイクでやってきた半間修二が稀咲鉄太を回収。武道もドラケンのバイクにのって稀咲鉄太を追いかけます。
ドラケンに追いかけられた半間修二は焦ってしまい、バイクは転倒。ここで武道と稀咲鉄太は1対1になりました。
そこで武道は、稀咲鉄太に対してこれまでタイムリープしていたことを明かします。すると稀咲鉄太も、これまでのことを話し始めました。
内容は、稀咲鉄太はヒナが好きだったが、ヒナの好きな人が武道だったこと。そして武道が日本一の不良を目指していたから自分も目指し始めたというもの。
そして逃げた稀咲鉄太を追いかけた武道。そこで武道は、「もう二度とオマエを未来に返すワケにはいかないんだよ」と叫びます。
すると稀咲鉄太は歩道の途中で足を止め、「オマエまだオレがタイムリーパーだと思ってるのか?」と言い放ったと同時にトラックが稀咲鉄太に衝突。
そこで稀咲鉄太は死んでしまうという結果になってしまいました。すべてが謎に包まれた稀咲鉄太ですが、最後は特に何も関係のないトラックにしかれてしまうという、少しもやもやの残る結果になってしまいましたね。
稀咲鉄太(きさきてった)が残した言葉
稀咲鉄太が死に際に「オマエまだオレがタイムリーパーだと思ってるのか?」と話した後、「オレは、」とつぶやいてトラックにはねられています。
この続きの言葉、とても気になりますよね。
東京リベンジャーズの漫画を読んでいると、すべての行動に意味があるような気がしてしまうんですよね(笑)
なので稀咲鉄太の「オレは、」という最後の言葉も何かの伏線なのではないかと考えてしまいます。しかし、現時点で「オレは、」という言葉の意味や稀咲鉄太について詳しい情報はありませんでした。
もしかすると、トラックにはねられて死んでしまうという突発的な事故を描くために作られたセリフなのかもしれませんね。
稀咲鉄太(きさきてった)がタイムリープしてるってマジ?
武道は稀咲鉄太がタイムリープしているのではないか、と疑っていました。稀咲鉄太が最後、武道に対してタイムリープしていないと伝えるまで、武道は過去を上書きされていると思い込んでいます。
なぜ、武道は稀咲鉄太がタイムリープしていると思っていたのでしょうか。その理由として以下のものがあげられます。
- 何度未来を変えても稀咲鉄太が邪魔してくる
- タイムリープの存在を知っている
- もう一人のタイムリーパーが誰なのか知ってるのかもしれない
稀咲鉄太は武道に、「オマエ・・・まだオレがタイムリーパーだと思ってんのか?」と発言しています。このことから、稀咲鉄太はタイムリーパーではないと考えることができますよね。
ではなぜ、稀咲鉄太はタイムリープの存在を知っていたのか気になります。
これはあくまで予想なのですが、稀咲鉄太は自分が考えた完璧な計画を武道に邪魔されることで「タイムリープしているのではないか」という仮説を立てたのではないでしょうか。
稀咲鉄太は頭がとてもよく、「自分が考えた計画をまさか破られるなんて考えられない」と思っているはず。そんな完璧な計画を邪魔されることで、可能性としてタイムリープを考えていたのかもしれませんね。
稀咲鉄太(きさきてった)実はまだ生きてる?
稀咲鉄太は、最終的に復活しています。
というのも、二代目東京卍會と関東卍會の戦いにより、タケミチとマイキーが過去にタイムリープした影響で、稀咲鉄太がトラックでしかれてしまった出来事もなかったことに。
改変された未来では東京卍會は解散となっており、稀咲鉄太ココと共にTK&KOグループの会長・副会長になっていましたよ。
一度は死んでしまった稀咲鉄太でしたが、最終的には復活し、マイキーに振り回されている様子が描かれています(笑)
稀咲鉄太(きさきてった)のプロフィール|所属チーム
稀咲鉄太のプロフィールはこちら。
- 名前:稀咲鉄太(きさきてった)
- 性別:男性
- 誕生日:1992年1月20日
- 身長:164cm
- 体重:58kg
- 血液型:A型
- 所属:愛美愛主(メビウス)→東京卍會参番隊隊長→横浜天竺総参謀
稀咲鉄太は、金髪ヘアーとメガネが特徴的な人物。とても頭がよく、慎重な性格をしています。
稀咲鉄太は基本的に自分の手を汚すことなく、計画を進めていました。最初もメビウスとの火種を作るために、ぱーちんを誘導していましたよね。
さらにぱーちんが捕まった後も、マイキーに対して「無罪にできる」と言ってマイキーを動かそうとしていました。すべての計画において、稀咲鉄太自身が汚れることはなく、他人を操るのがとても得意なことがわかりますね。
稀咲鉄太の執着心もすごいですが、個人的にはヒナに対する執着や嫉妬がすごすぎると感じました。
フラれてもなお、誰にもとられたくないと思い、「よし、殺そう!」なんて驚きの思考回路ですよね(笑)稀咲鉄太には人間の感情の部分において、どこかがかけているような気がします。
まとめ
今回は、東京リベンジャーズに登場する稀咲鉄太について解説してきました。
謎の多い人物でしたが、結論から言うとヒナのことが大好きで武道にあこがれていた人という感じですね。
気持ちが大きすぎてしまったゆえに、行動も言動も空回りしてしまったのかもしれません。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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