【検証】最近のアニメはつまらない?面白くないと言われる理由を深堀り

アニメ

空前のアニメブームの現在。SNSやネットニュースで「面白い!」「見るべき!」というアニメ情報が耳に入りやすい時代ですよね。

そのような世間で「面白い!」と言われるアニメは本当に面白いのでしょうか?

最近のアニメに対する声の中には、「つまらない」「面白くない」という声も…。

今回はそういった声が聞かれる理由を深掘りながら、話題のアニメを分析していきます!

最近のアニメがつまらないと言われる理由

最近のアニメ会社の傾向として多作傾向にあり、二次利用(ゲーム・グッズ販売・カラオケなど)での展開によって利益拡大をしています。

その為、アニメ作品を作った後の事業展開に力を入れているのが現状です。

これにより内容に注力するよりも、如何に早く量産させるかを意識してアニメ制作を行っており、クオリティの低下につながっています。

特に以下のポイントは顕著に現れていますね。

・量産を意識した、似通った構成

・人員不足による作画力の低下

・短期的なスケジュールでのアニメ制作

ここからは一つずつ、分析していきましょう。

量産を意識した、似通った構成

量産を意識しながらも売りたいという制作意図からも、作品構成は人気アニメにならえという風潮も見受けられます。

それにより似通った、オリジナリティが低い作品が巷に溢れるようになりました。

人員不足による制作力の低下

量産によって引き起こされたのは構成だけでなく、人員不足もあげられます。

アニメの1話の作画だけでも30人以上関わっており、その他の演出をあげればキリがありません。

制作を掛け持ちしていることも多く、人員不足は制作進行にも影響をしています。

人員確保も課題ですが離職率も高い職業の為、労働条件の改善や育成環境の整備が必要です。

短期的なスケジュールでのアニメ制作

以前のアニメ制作は現在も放送を続ける「サザエさん」「ドラえもん」を始め、「ONE PIECE」「slam dunk」などの長期制作が主流でした。しかし、現在は「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」など、1クールごとにストーリーを区切り展開しています。

前述の人材不足によるスケジュールの都合や放送したアニメの評価を見極めることが主な理由です。

これによりストーリー進行が遅れ、視聴者は原作に興味・関心が移ることや興味・関心自体が減退してしまうという面もあります。

人気だけどつまらない?話題のアニメをピックアップ

ここからは「本当に最近のアニメがつまらないのか?」を知るべく、

最近の作品をピックアップし、感想を集めてみました!一緒に検証していきましょう!

子供から大人まで大人気の『鬼滅の刃』

『鬼滅の刃』は「週刊少年ジャンプ」で吾峠呼世晴 先生によって描かれた漫画が原作。

2019年4月〜アニメがスタートし、現在2023年4月〜は「刀鍛冶の里編」が放送されています。

大正時代を舞台に主人公の少年「竈門 炭治郎(かまど たんじろう)」は人間を喰い殺す、鬼に家族を襲われ失う。唯一、妹の「禰豆子」(ねずこ)は鬼となり生き残ります。

主人公・炭治郎は妹・禰豆子を人間に戻す為、鬼を倒す政府非公認組織「鬼殺隊」に入隊し、鬼を倒していく物語です。

『鬼滅の刃』の感想(Twitter・5ch・2chなど)

2022/02/07(月) 23:11:00.59 ID:hNEQBmOC0
ずっと1期の19話レベルが続いてるようなもんだわ
あの原作の漫画からここまで描き起こせるのは凄すぎや

https://twitter.com/cheap_watchdog/status/1646160610822848519?s=46&t=uvtI27Yymtzopr-LxMIKSQ

 

『鬼滅の刃』の感想とその理由は?

『鬼滅の刃』の主な感想は以下の通りです。

・原作をパワーアップした作画力

・バイオレンスシーンが多すぎる

原作の作画が読みにくいと言われている『鬼滅の刃』ではアニメの高い作画力が大好評。まるで映画みたいという感想も多いです。

一方で斬り合うシーンが多い作品でもあり、アニメでよりリアルになった『鬼滅の刃』。とてもバイオレンスに感じるという声も聞こえます。

涙なしでは見れいないアニメだよ〜( ;  ; )

 

主題歌への注目度も高い『チェンソーマン』

 

 

 

『チェンソーマン』は「週刊少年ジャンプ」「少年ジャンプ+」で連載されている、原作者・藤本タツキ 先生の漫画が原作。

2022年10月にアニメがスタートし、同年12月に第1部が完結した。尚、次回作の開始は未定となっています。

「悪魔」と呼ばれる存在が人間を襲う世界。そのような世界で「チェンソーの悪魔」の力を手に入れた、主人公・デンジ公安でデビルハンターとして働くことになり、手に入れた普通の日常を守る為に戦う物語です。

『チェンソーマン』の感想(Twitter・5ch・2chなど)

 

『チェンソーマン』の感想とその理由は?

『チェンソーマン』の主な感想は以下の通りです。

・アニメを盛り上げる演出力が高い

・原作とアニメに世界観や解釈のズレがある

今回の『チェンソーマン』はアニメの本編と同じくらいに、アニメを盛り上げるOPとEDも注目されました。特にEDは1話ごとに曲を変えており、制作側の熱の入った演出を感じました。

一方で原作の読者からは原作とアニメのギャップが激しいという声もあり、背景のつくりや作画が綺麗すぎるという見方もあるようです。

躍動感溢れる戦闘に痺れる!『呪術廻戦』

「週刊少年ジャンプ」で芥見下々 先生が描いた同タイトルの漫画が原作。

アニメは2020年10月からスタートし第1部を終えて、2023年7月から第2部が開始予定となっている。2021年12月にはサイドストーリーが映画化され、話題になりました。

常人離れした身体能力を持つ、主人公・虎杖悠仁(以下、悠仁)

祖父に育てられた悠仁だが、祖父は逝去してしまい、その夜に人を襲う化物・呪霊が現れます。その呪霊との戦いを契機に呪術師になり、様々な敵と対峙していくストーリーです。

『呪術廻戦』の感想(Twitter・5ch・2chなど)

 

2022/02/10(木) 11:49:11.453 ID:0sH+oTpB0
最初~中盤はまあ面白いっちゃ面白いけど、普通アニメって終盤が一番盛り上がるのに終盤が一番つまらなかったんだが感想(Twitter・5ch・2chなど)

『呪術廻戦』の感想とその理由は?

『呪術廻戦』の主な感想は以下の通りです。

・バトルシーンでの迫力満点の作画力

・アニメだとよりわかりにくい能力設定と説明

『呪術廻戦』で特に好評だったのは、作画です。特にバトルシーンはスピードと迫力を兼ね備えたシーンが多く、モーションも軽やかです。見ていて、気持ちが良くなる程でした。

呪術を用いて戦いを行いますが、その能力と説明は複雑に感じる方も多いようですめ。

2022年に最も流行ったアニメ『スパイファミリー』

「少年ジャンプ+」で原作者・遠藤達哉 先生が連載している漫画をアニメ化しました。

2022年4月〜2クールかけて放送したSeason1は完結しており、2023年10月〜Season2が放送予定です。

主人公はスパイであり、コードネームは〈黄昏〉任務を遂行すべく、家族を作ることになります。そこで孤児院に出向き、心が読める超能力を持ったアーニャを娘にします。

妻はヨルという女性を迎え入れるも彼女は殺し屋であることを隠しており、お互いに正体を隠しながら共に生活する物語です。

『スパイファミリー』の感想(Twitter・5ch・2chなど)

 

『スパイファミリー』の感想とその理由は?

『スパイファミリー』の主な感想は以下の通りです。

・キャラクターがキャッチーで可愛い

・ストーリーがチープに感じる

『スパイファミリー』で好評だったのは、何よりもキャラクター性。特にアーニャは大人から子供にも愛される、可愛らしさで注目されました。

ストーリーに関しては、子供にも愛される反面で少しチープに感じてしまう方もいたようです。

アーニャのセリフは可愛くて、流行ったよね!

新ジャンルのスポーツアニメ『ブルーロック』

「週刊少年マガジン」で原作者・金城宗幸 先生によって連載されている、漫画を原作にしています。

第1期は2022年10月〜放送されて完結。次にスピンオフのストーリーが映画化されることが決まっています。

日本フットボール連合は日本のW杯優勝に貢献する、ストライカーを養成する為に「青い監獄プロジェクト」を立ち上げたことから始まります。そのプロジェクトはユース年代のFW300人を施設に集めて、日本代表の席を奪い合う物語です。

『ブルーロック』の感想(Twitter・5ch・2chなど)

https://twitter.com/nbkz1975/status/1643438992682254336?s=46&t=uvtI27Yymtzopr-LxMIKSQ

1:マンガ大好き読者さん ID:chomanga
作画これかなり良いやろ
チェンソーマンと被ってるから全然話題にならんけど

『ブルーロック』の感想とその理由は?

主な感想は以下の通りです。

・原作の再現性が異常に高い作画力あり

・現実離れし過ぎている、ストーリに感じる

原作のシュートやパスなどのプレーシーンに躍動感を持たせる描き方をアニメでも再現しています。その迫力は好評です。

一方でストーリーが現実離れしていることもあり、ついていけない視聴者も一部いるようです。

日常ファンタジー系アニメ『よふかしのうた』

「週刊少年サンデー」にて、コトヤマ 先生によって連載された漫画が原作のアニメ。

アニメは2022年7月に放映開始。第1期は完結しており、第2期の放映は未定です。

主人公の夜守コウは人間関係のトラブルから不登校になり、不眠症となっていました。ある日、誰にも言わずに深夜ひとりで外に出たところ、吸血鬼の七草ナズナと出会います。

「吸血鬼になりたい」と望むコウはナズナやほかの吸血鬼たちと交流するようになっていきます。

『よふかしのうた』の感想(Twitter・5ch・2chなど)

 

『よふかしのうた』の感想とその理由

『よふかしのうた』の感想は以下の通りです。

・世界観に合わせた絵柄と色使いが綺麗

・ストーリーの動きが少なく、単調に感じる

『よふかしのうた』で何よりも好評なのは、絵柄と色使いです。夜にでかけるドキドキとひっそりした静けさを引き立てる、街並みの背景や夜空の色使いは注目です。

また会話がメインのストーリーということもあり、単調に感じる視聴者も多いようですね。

 

Creepy Nutsの主題歌がカッコいいよ〜!!

応援したくなるアイドルアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』

本作(以下、虹が咲)はアニメーション制作会社の「サンライズ」が手掛ける、ラブライブ!シリーズアニメの一作。

2020年10月〜12月にかけて第1期、2022年4月〜6月にかけて第2期が放送されました。

東京・お台場にある、人気高校「虹ヶ咲学園」が舞台。学園の「スクールアイドル同好会」に所属するメンバーはNo,1スクールアイドルを目指して、切磋琢磨しながら活動する姿を描いていきます。

『虹が咲』の感想(Twitter・5ch・2chなど)

 

18: 2020/10/10(土) 23:43:07.19 ID:vbaWiQQ9
やっぱ作画良くなってるよな
前回もそんなに酷くはなかったけど今回は一話より確実に良くなっててあれ?ってなったわ

『虹が咲』の感想とその理由

『虹が咲』の主な感想は以下の通りです。

・今までのラブライブを覆す、演出とキャラクター

・ストーリー性が薄く感じてしまう

今までのラブライブシリーズにはない演出とキャラクターが見られました。例えば、高咲侑というマネージャーというポジションのキャラクターなどがあります。

過去のラブライブにあった『廃校を救う』などのアイドル活動の大義名分がなく、ストーリーに物足りなさを感じる方もいるようです。

日本の軍紀物語『平家物語』

作家の古川日出男が現代語訳し『平家物語』を元に、制作会社「サイエンスSARU」がアニメ化を実現しました。

2022年9月〜FOD配信され、フジテレビ系の深夜アニメでもテレビ放送されました。

主人公の琵琶法師の少女「びわ」と平家の人々の交流を描いた、史実と群青劇を描いています。

『平家物語』の感想(Twitter・5ch・2chなど)

『平家物語』の感想とその理由

平家物語の感想は以下の通りです。

・個性的なストーリーと作画に魅かれる

・時間軸の展開が急だと感じることが多い

『平家物語』は史実ならではの世界観の作り込みにはこだわりを感じます。監督は「けいおん!」や「聲の形」を手掛けた山田尚子さんということもあり、注目も高かったようです。

ほかには原作の内容の濃さに反して話数が短い為、展開が早いという声も見受けられます。

たまらん映像美!四季の表現が素敵…!

人気アニメ会社ブシロードの注目作! 『BanG Dream!』

『BanG Dream!』(以下、バンドリ !)は「月刊ブシロード 」で連載された同名の漫画作品・イラスト連載を元に制作されたアニメ。

2017年1月〜第1期がスタートして2019年1月〜は第2期、2020年1月には第3期が放送された人気シリーズアニメです。

主人公・戸山香澄は「キラキラドキドキ」する何かを探していました。そんな折、花咲川女子学園高等部に入学。学校の帰り道に質屋「流星堂」に立ち寄りギターと出会ったことから始まり、バンド活動を通してひたむきな成長や友情を描く物語です。

『BanG Dream!』の感想(Twitter・5ch・2chなど)

 

『BanG Dream!』の感想とその理由

バンドリ! の主な感想は以下の通りです。

・感動的なストーリーの完成度が高い

・第1期の作画が崩れているが、第2期の作画は好評

バンドリ! は普通の高校生がバンド活動を通して、ひたむきに成長していく姿を描いています。特に第2期は丁寧に描いており、巷でも好評です。

しかし、第1期は作画が崩れている箇所やストーリー展開が雑な部分が目立ったこともあり不評でした。

アニメ自体もシリーズを重ねるごとにクオリティが上がっていることも見どころです。

昔のハーレムアニメ「うる星やつら」

『うる星やつら』は原作者・高橋留美子 先生が描いた、漫画をアニメ化した作品。

1981年10月に開始し、5年近くに及ぶロングランで放送を続け、1986年3月に完結しました。

最近では制作会社を変えてリメイクされ、2022年10月から2023年3月まで第1期が放送されたのも話題になりました。

地球侵略を目論む、宇宙人の鬼族。地球の侵略をかけて、地球代表と鬼族代表が勝負することになります。地球代表に女の子が大好きな主人公・諸星あたるが選ばれ、鬼代表はヒロインのラム。

この勝負をきっかけにあたるとラムのドタバタラブコメディーが始まる物語です。

『うる星やつら』の感想(Twitter・5ch・2chなど)

2期からは監督交代でもしたんかな?ってくらいみっちりギャグが

詰まっててテンポ良すぎるね

OPみたいに舞台現代にした感じのリメイクにせなアカンかったわ

高橋留美子と相談してスマホとか現代的なアイテムどんどん取り入れてもええのに

『うる星やつら』の感想とその理由

主な感想は以下の点があげられました。

・ストーリーのテンポの良さ

・2022年度版のアニメはもっと現代に寄せてもいい

1981年に放送された、『うる星やつら』からテンポの良さには定評がありました。2022年度版は話数が短いこともあり、テンポの良さに拍車がかかったようです。

一方でリメイクと言えど、世界観は1981年と2022年は変わらなかったこともあり、現代の視聴者に親近感が得られなかった様子もあります。

ラムちゃんの可愛さに胸を撃ち抜かれる!♡

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